年間スケジュール(2022年)

国立映画アーカイブ
2022年度上映・展示・教育普及企画スケジュール

*企画の名称、日程、内容等は変更されることがあります。
*各企画の詳細は確定次第、順次公開いたします。
*新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、ご来館の前にこちらをお読みください。
*長瀬記念ホール OZUの改修工事のため、2022年度は8月2日[火]以降の上映会場がすべて小ホールとなります。

↓スケジュール一覧(PDF)

2022年度カレンダーPDF

 

長瀬記念ホール OZU

1990年代日本映画――躍動する個の時代
Flourishing Independent Filmmakers: Japanese Films in the 1990s

2022年2月1日[火]-3月6日[日]、4月5日[火]-5月1日[日]

冷戦の終結やバブル崩壊など、社会や経済が大きく変動した1990年代。日本映画は外国映画の人気に押され、シェアを減らしていきました。そうした厳しい状況においても生み出されたヒット作や、インディペンデントで頭角を現した監督たちの先鋭的な作品などを通じて、1990年代の日本映画を回顧します。

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発掘された映画たち2022
Cinema: Lost and Found 2022

2022年5月3日[火・祝]-5月22日[日]

国立映画アーカイブが近年新たに発掘・復元した映画をまとめて上映します。

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EUフィルムデーズ2022
EU Film Days 2022

2022年5月28日[土]-6月23日[木]
共催:駐日欧州連合代表部およびEU加盟国大使館・文化機関

欧州連合(EU)加盟国の映画を一同に集めて紹介する恒例の「EUフィルムデーズ」。2022年は20 回目(当館での開催は14回目)を迎え、各国の近作・話題作を通して、EU各国の魅力とその文化的多様性を紹介します。

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東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)
The 90th Anniversary of Toho:
A Film History of Modernization and Innovation [Part 1]

2022年6月24日[金]-7月31日[日]
※「東宝の90年 モダンと革新の映画史(2)」は10月4日[火]以降、小ホールで開催します。

本年で90周年という記念すべき年を迎える東宝。本企画では、巨匠の名作やスターの人気作、東宝を代表するジャンルやシリーズ作品も含めて、日本映画を牽引してきたその輝かしい歴史を回顧します。

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小ホール

NFAJコレクション 2022 春
Films from the NFAJ Collection: Spring 2022

2022年5月6日[金]-22日[日]※金・土・日曜のみ

国立映画アーカイブの多種多様なフィルムコレクションに光を当てる上映企画です。

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生誕120年 映画監督 山本嘉次郎
Kajiro Yamamoto Retrospective in Celebration of the 120th Anniversary of His Birth

2022年8月2日[火]-28日[日]
※本特集の休映日:月曜日および8月5日[金]-6日[土]

1924年に監督デビュー後、1934年にP.C.L.に移籍して、喜劇からメロドラマ、社会派、時代劇、ミュージカルなど幅広いジャンルで東宝の主要な監督として活躍した山本嘉次郎(1902~1974)。その生誕120年を記念して、代表作を厳選して上映します。

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サイレントシネマ・デイズ2022
Silent Film Days 2022

2022年8月30日[火]-9月4日[日]

欧米各地で開催されている無声映画祭と同様に、弁士の説明や生演奏を付けて無声映画を上映する企画。本年は所蔵外国映画を中心に、6プログラムを組んで上映。

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第44回ぴあフィルムフェスティバル2022
44th Pia Film Festival 2022

2022年9月10日[土]-25日[日]
共催:一般社団法人PFF

映画の新たな才能を発見し、多くの若い映画作家を育成してきた、ぴあフィルムフェスティバル。44回目を迎え、世界最大の自主映画コンペティション「PFFアワード」の他、ユニークな特集や映画人をゲストに招いたイベントも開催します。

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東宝の90年 モダンと革新の映画史(2)
The 90th Anniversary of Toho:
A Film History of Modernization and Innovation [Part 2]

2022年10月4日[火]-12月25日[日]
※本特集の休映日:月曜日および10月15日[土]-16日[日]、25日[火]-30日[日]、12月10日[土]

本年で90周年という記念すべき年を迎える東宝。本企画では、巨匠の名作やスターの人気作、東宝を代表するジャンルやシリーズ作品も含めて、日本映画を牽引してきたその輝かしい歴史を回顧します。

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長谷川和彦とディレクターズ・カンパニー
Kazuhiko Hasegawa and Director’s Company

2022年10月25日[火]-30日[日]
共催:東京国際映画祭

東京国際映画祭と共同で、1982年にディレクターズ・カンパニーの設立を呼びかけた長谷川和彦の監督作品と、11年間にわたって個性的な作品を作り続けた同社の作品を上映します。

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アカデミー・フィルム・アーカイブ 映画コレクション
Film Treasures from the Academy Film Archive

2023年1月4日[水]-2月5日[日]
共催:アカデミー・フィルム・アーカイブ

2014年のMoMA特集に始まり、UCLA映画テレビアーカイブやアメリカ議会図書館などを取りあげてきた、アメリカ映画ならびにアメリカのフィルムアーカイブの活動を紹介する企画。2022年度はアカデミー・フィルム・アーカイブの映画コレクションを上映します。

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日本の女性映画人(1)――無声映画期から1960年代まで
Women Who Made Japanese Cinema [Part 1]:
From the Silent Era to the 1960s

2023年2月7日[火]-3月26日[日]

※本特集の休映日:月曜日および3月18日[土]

日本における女性映画人の歩みを歴史的に振り返り、スタッフとして女性が参加した作品を上映し、監督・製作・脚本・美術・衣裳デザイン・編集・結髪・スクリプターなど様々な分野での女性の活躍にスポットライトをあてます。

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小ホールで行う教育普及企画については、こちらをご覧ください。

教育普及企画

こども映画館 2022年の夏休み★
Kids’ Cinema: The Summer Vacation of 2022

会 場:小ホール
開催日:2022年7月29日[金]-30日[土]、8月5日[金]-6日[土]

小・中学生を対象に、スクリーンでの映画(フィルム)鑑賞を通して、映画芸術の素晴らしさ、楽しさを体験してもらい、豊かな情操と映像リテラシーを育むことを目的とした解説付き上映会。

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ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベント
In Celebration of UNESCO World Day for Audiovisual Heritage
[上映と講演] 戦前日本の映画検閲―内務省 切除フィルムからみる―
Film Censorship in Pre-war Japan: A Perspective of the Film Scenes “Cut” by the Home Ministry

会 場:小ホール
開催日:2022年10月15日[土]

ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」(10月27日)を記念し、映画・映像保存の大切さを考える特別イベント。
本年は、『日輪』(1925年、マキノ=聯合、衣笠貞之助)などすでに失われた日本映画から当時の観客すら見ることができなかった場面を、90年以上の時を経て初めてスクリーンに上映し、当時の映画検閲の制度や切除フィルムの資料的価値を講演をとおして考察します。

チケットは完売しました。当日券もございません。(9月29日追記)

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V4中央ヨーロッパ子ども映画祭
V4 Countries Kids Film Festival

会 場:小ホール
開催日:2022年12月10日[土]
共催:駐日スロバキア共和国大使館、チェコセンター東京、ポーランド広報文化センター、駐日ハンガリー大使館、リスト・ハンガリー文化センター東京

子どもたちを対象に、ヴィシェグラード4か国(V4:スロバキア、チェコ、ポーランド、ハンガリー)のアニメ映画や優れた作品を上映し、各国の文化を紹介する企画。

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映画史家・塚田嘉信 そのコレクションと業績
Film Historian Yoshinobu Tsukada: His Collection and Achievement

会 場:小ホール
開催日:2023年3月18日[土]
主催:国立映画アーカイブ、東京国立近代美術館、科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)基盤研究(C)「塚田嘉信コレクションを起点に初期映画史を読み直す」(研究代表者・入江良郎)

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展示室(企画展)

日本の映画館
Movie Theatres in Japan

2022年4月12日[火]-7月17日[日]

日本初の映画常設館が誕生して120年近く、映画を見るという行為も、社会情勢や暮らしのモードの変化とともに移り変わってきました。写真、プログラム、雑誌・書籍、映画館で使われた品々などを通して、その誕生と発展、第二次大戦後の映画黄金期からミニシアターブームまで、シネマコンプレックス以前の日本の映画館の姿を振り返ります。

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脚本家 黒澤明
Akira Kurosawa, Screenwriter

2022年8月2日[火]-11月27日[日]

監督黒澤明は、幾多の名脚本家とともに数々の傑作映画を生み出しましたが、世界の文豪たちの影響を受けながら、自身もシナリオを書くことで成長しました。『七人の侍』(1954)をはじめとする名作脚本の生成・変更の過程を分析し、他の監督に提供した脚本、新たに発見された未映像化脚本の展示も加えて、「シナリオ作家黒澤」の創作の秘密を解き明かします。

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ポスターでみる映画史 Part 4 恐怖映画の世界
Film History in Posters Part 4: Horror Films

2022年12月13日[火]-2023年3月26日[日]

宣伝ポスターで歴史的な映画ジャンルの流れをたどるシリーズ展覧会の第4回として、無声映画の時代から現代まで脈々と作り続けられてきた、外国と日本の恐怖映画を取り上げます。

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展示室(常設展)

NFAJコレクションでみる 日本映画の歴史

Nihon Eiga: The History of Japanese Film
From the NFAJ Non-film Collection

映画の渡来した19世紀末から発展を続けた日本映画の豊かな歴史を、長年当館が収集してきた多彩なコレクション(ポスター・スチル写真・雑誌・製作資料・業界資料・キャメラなど機械類・映画人の遺品・映像など)によってたどる。

※各企画展に併設

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