その他の主催・共催事業

2023年度

*過年度についてはこちら


国立美術館

MoMAK Films 2023

主催:京都国立近代美術館(MoMAK)、国立映画アーカイブ(NFAJ)
開催日:2023年5月、8月、11月、2024年2月
会場:京都国立近代美術館 1階講堂

MoMAK Films 2023 の詳細はこちら京都国立近代美術館のHP)
当企画のチラシはこちら

開館60周年記念 戦後日本映画を振り返る

○プログラムと上映日時

MoMAK開館60周年――1963年の映画たち

2023年5月27日(土)14:00-15:49
『嵐を呼ぶ十八人』(1963年、松竹京都)

2023年5月28日(日)14:00-15:38
『五十万人の遺産』(1963年、宝塚映画=三船プロ)

 

映画監督 五所平之助――戦後の挑戦

2023年8月26日(土)14:00-15:57
『愛と死の谷間』(1954年、日活)

2023年8月27日(日)14:00-15:36
『わかれ雲』(1951年、スタヂオ・エイト・プロ=新東宝)

 

それぞれの青春――アイドルと映画
11月26日(日)11:00から『ブロウアップ ヒデキ』追加上映が決定しました(10/19更新)

2023年11月25日(土)14:00-15:27
『ブロウアップ ヒデキ』(1975年、松竹=芸映プロ)

2023年11月26日(日)11:00-12:27
『ブロウアップ ヒデキ』(1975年、松竹=芸映プロ)
2023年11月26日(日)14:00-16:10
『セーラー服と機関銃 完璧版』[再タイミング版](1982年、キティ・フィルム=角川春樹事務所)

 

動く美術、動かす技術――アートと映画

2024年2月24日(土)14:00-15:13
『糸あやつり 人形劇映画 明治はるあき』 (1968年、博物館明治村)

2024年2月25日(日)14:00-15:41
『山中常盤』 (2004年、自由工房)

 

相模原市

令和5年度優秀映画鑑賞推進事業 名画鑑賞会「時代を創ったあの映画」

主催:相模原市優秀映画鑑賞推進事業実行委員会(相模原市、公益財団法人相模原市民文化財団、公益財団法人相模原市勤労福祉サービスセンター)、国立映画アーカイブ
特別協力:文化庁/一般社団法人日本映画製作者連盟、全国興行生活衛生同業組合連合会、東映株式会社、東宝株式会社

会期:2023年9月14日(木)、15日(金)
会場:国立映画アーカイブ相模原分館(相模原市中央区高根3-1-4)
入場料:1作品券500円 2作品セット券900円 ※各回入替制

上映スケジュール:
9月14日(木)
12:30上映『めし』(1951年、監督:成瀬巳喜男、97分)
14:50上映『流れる』(1956年、監督:成瀬巳喜男、116分)

9月15日(金)
11:45上映『二十四の瞳』(1954年、監督:木下惠介、155分)
15:00上映『野菊の如き君なりき』(1955年、監督:木下惠介、92分)

令和5年度 研究機関等公開講座 国立映画アーカイブコース
【映像遺産の保存と活用】無声映画期の女性脚本家作品を見る

主催:相模原市教育委員会、国立映画アーカイブ
日時:2023年11月10日(金)13:30-14:40(受付は13時から)
会場:国立映画アーカイブ相模原分館(相模原市中央区高根3-1-4)
   ※車・バイクでのご来場はご遠慮ください
対象:相模原市内在住か在勤・在学の15歳以上(中学生を除く)の方
   ※子ども同伴は不可
定員:200名(申込順)
講師:森宗厚子(国立映画アーカイブ特定研究員)
受講料:無料
申込み方法:2023年10月20日(金)-11月2日(木)
      相模原市生涯学習センターに電話、メールまたは直接窓口へ
      電話:042-756-3443
      E-mail:silc@sagamihara-kng.ed.jp
      住所:相模原市中央区中央3-12-10

上映作品
『宮本武藏』1分/無声/35mm(1929/監督:井上金太郎/脚本:林義子)
『辻占賣の少女』7分/無声/35mm(1933/監督:鈴木日出男/脚本:社喜久江)
『母の微笑』23分/無声/35mm(1934/監督:渡辺邦男/脚本:鈴木紀子)
※3作品ともに、作品の一部分の上映になります。

令和5年度 国立映画アーカイブ相模原分館 市民開放事業 映画鑑賞会

主催:相模原市(文化振興課)
共催:国立映画アーカイブ

日時:2024年1月26日(金) 13:30開映(13:10開場)
会場:国立映画アーカイブ相模原分館
上映:『Shall we ダンス?』(1996年、監督:周防正行、136分、35mm、カラー)
対象:相模原市内在住か在勤・在学の方
定員:200名(申込順)
料金:無料(全席自由)

当企画のチラシはこちら

お申込・お問合せ
相模原市コールセンター 電話042-770-7777 8:00am-9:00pm(年中無休)
受付期間 2024年1月10日(水)-1月21日(日)

 

一般社団法人コミュニティシネマセンター

こども映画館 スクリーンで見る日本アニメーション!

主催:一般社団法人コミュニティシネマセンター、国立映画アーカイブ

特設ウェブサイトはこちら

○巡回プログラム

「NFAJ短篇集:いろいろな動物の映画」*
  『体育デー』(1932年、監督:村田安司)       
  『こねこのらくがき』(1957年、監督:薮下泰次)
  『もりのおんがくたい』(1960年、監督:神保まつえ)  
  『人魚』(1964年、監督:手塚治虫)
「NFAJ短篇集:歌とリズム」*
  『村祭』[デジタル復元版](1930年、監督:大藤信郎) 
  『茶目子の一日』[パテートーキー版][デジタル復元版](1931年、監督:西倉喜代治)
  『RHYTHM』(1935年、監督:荻野茂二)
  『くもとちゅうりっぷ』[デジタル復元版](1943年、監督:政岡憲三)
  『ホーム・マイホーム』(1970年、監督:岡本忠成)
「NFAJ短篇集:さまざまな手法」*
  『なまくら刀』[デジタル復元・最長版](1917年、監督:幸内純一)
  『煙り草物語』[不完全版](1926年、監督:大藤信郎)
  『漫画 二つの世界』(1929年、監督:村田安司)   
  『PROPAGATE(開花)』(1935年、監督:荻野茂二)
『長靴をはいた猫』(1969年、監督:矢吹公郎)*
『白蛇伝』[デジタル復元版](1958年、監督:薮下泰司)*
『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968年、監督:高畑勲)*

『おこんじょうるり』(1982年、監督:岡本忠成)

『パンダコパンダ』(1972年、監督:高畑勲)

『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』(1973年、監督:高畑勲)

『MEMORIES』(1995年、監督:大友克洋)

『河童のクウと夏休み』(2007年、監督:原恵一)

『セロ弾きのゴーシュ』(1982年、監督:高畑勲)

*印は国立映画アーカイブ提供プログラム

 

○会場

・上田映劇
2023年5月6日(土)・7日(日)、13日(土)・14日(日)、20日(土)・21日(日)、27日(土)・28日(日)
上映作品:『パンダコパンダ』、『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』
主催:NPO法人上田映劇、一般社団法人コミュニティシネマセンター、国立映画アーカイブ

・三根公民館
2023年5月20日(土)
上映作品:『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』
主催:伊豆諸島シネマセンター、一般社団法人コミュニティシネマセンター、国立映画アーカイブ

・アピアさかせがわ
2023年8月1日(火)・2日(水)
上映作品:『パンダコパンダ』、『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』
主催:FM宝塚835倶楽部

・シネマ5
2023年8月2日(水)
上映作品:『パンダコパンダ』
主催:合同会社チネ・ヴィータ、(一社)コミュニティシネマセンター、国立映画アーカイブ

・窪川四万十会館(シネマ四国)
2023年8月17日(木)
上映作品:『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』
共催:一般社団法人コミュニティシネマセンター、国立映画アーカイブ

・邑楽町中央公民館
2023年11月3日(金)
上映作品:『太陽の王子 ホルスの大冒険』
主催:邑の映画会実行委員会、一般社団法人コミュニティシネマセンター、国立映画アーカイブ

 

その他国内

山形国際ドキュメンタリー映画祭2023
特集プログラム「野田真吉特集:モノと生の祝祭」

主催:認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭、国立映画アーカイブ
本プログラム会期:2023年10月6日(金)-10月10日(火)
会場:山形市民会館 小ホール

上映プログラム *印は国立映画アーカイブ提供

 2023年10月6日(金)
12:15-13:55
プログラム1
  『農村住宅改善』[戦後公開版](1941年/20分/16mm)*
  『東北のまつり 第一部』(1956年/11分/35mm)*
  『東北のまつり 第二部』(1956年/10分/35mm)*
  『東北のまつり 第三部』(1957年/20分/35mm)*
  『忘れられた土地:生活の記録シリーズ II』(1958年/30分/16mm)

14:35-16:27
プログラム2
  『谷間の少女』(1948年/49分/35mm)*
  『機関車小僧』(1950年/45分/35mm)*
  『小売店の仕事』(1951年/18分/16mm)

10月7日(土)
10:00-11:31
プログラム3
  『原爆許すまじ:1954年日本のうたごえ』(1954年/30分/16mm)
  『松川事件―真実は壁を透して―』(1954年/58分/35mm)*

12:10-13:36
プログラム4
  『京浜労働者』(1953年/42分/35mm)*
  『1960年6月 安保への怒り』(1960年/41分/16mm)

14:15-15:37
プログラム5
  『新日本地理映画体系―利根川―』(1955年/20分/35mm)*
  『新日本地理映画体系―本州の屋根―』(1957年/21分/35mm)*
  『新日本地理映画体系―東海道の今と昔―』(1958年/21分/35mm)*
  『新日本地理映画体系―東北の農村―』(1959年/20分/35mm)*

16:15-17:30
プログラム6
  『鋳物の技術―キュポラ熔解―』(1954年/18分/35mm)*
  『マリン・スノー―石油の起源―』(1960年/25分/35mm)*
  『伸びゆく東北電力 第10集 昭和31年4月 この雪の下に』(1956年/32分/35mm)*
   対談:岡田秀則、田中晋平

10月8日(日)
16:30-18:12
プログラム7
  『海と陸を結ぶ』(1960年/30分/デジタル)
  『オリンピックを運ぶ』(1964年/41分/デジタル)
  『ニチレ・ア・ラ・カルト』(1963年/31分/デジタル)

18:50-20:28
プログラム8
  『まだ見ぬ街』(1963年/12分/16mm)
  『ふたりの長距離ランナーの孤独』(1966年/9分/16mm)*
  『くずれる沼 あるいは 画家・山下菊二』(1977年/38分/デジタル)
  『水谷勇夫の世界 十界彷徨』(1984年/34分/16mm)
   トーク:小田香

10月9日(月)
12:10-13:43
プログラム9
  『富山村の御神楽祭り』(1985年/50分/デジタル)
  『異形異類の面掛行列』(1988年/18分/デジタル)
  『砲台のあった島―猿島 あるいは廃墟と落書』(1987年/25分/16mm)*

14:25-15:38
プログラム10
  『冬の夜の神々の宴―遠山の霜月祭』(1970年/37分/16mm)*
  『生者と死者のかよい路―新野の盆踊り神送りの行事』(1991年/36分/16mm)*
   トーク:北村皆雄

17:20-19:29
プログラム11
  『ゆきははなである―新野の雪まつり』(1979年/129分/16mm)*

10月10日(火)
10:00-11:52
プログラム12
  『世附の百万遍念仏・獅子舞』(1971年/25分/デジタル)
  『吉浜の鹿島踊 足柄ささら踊』(1972年/32分/デジタル)
  『鳥屋の獅子舞』(1972年/16分/デジタル)
  『三浦菊名の飴屋踊り』(1972年/12分/デジタル)
  『大磯の左義長』(1972年/14分/デジタル)
  『本牧のお馬流し』(1973年/13分/デジタル)

当企画の詳細はこちら(山形国際ドキュメンタリー映画祭のサイト内)
https://www.yidff.jp/2023/program/23p5.html

 

海外

Teinosuke Kinugasa: From Shadow to Light
第37回チネマ・リトロバート映画祭「衣笠貞之助:影から光」

主催:国立映画アーカイブ、フォンダツィオーネ・チネテカ・ディ・ボローニャ
会期:2023年6月24日(土)-7月1日(土)
   *映画祭会期は2023年6月24日(土)-7月2日(日)
会場:ジョリー劇場(イタリア・ボローニャ)
   シネマ・リュミエール スコセッシ・ホール(イタリア・ボローニャ)*『女優』のみ
上映作品:
〇国立映画アーカイブ提供
『狂った一頁』[染色版](1926年、新感覚派映画聯盟=ナショナルアートフィルム社)
『鬼あざみ』[デジタル復元版](1927年、衣笠映画連盟=松竹下加茂)
『十字路』 [英語インタータイトル版] (1928年、衣笠映画聯盟=松竹下加茂)
『雪之丞変化』[総集篇](1935年、松竹下加茂)
『川中島合戦』(1941 年、東宝)
『女優』(1947 年、東宝)
『大佛開眼』(1952 年、大映京都)
『妖僧』(1963 年、大映京都)
〇フォンダツィオーネ・チネテカ・ディ・ボローニャ提供
『白鷺』(1958年、大映京都)

※詳細はこちら(チネマ・リトロバート映画祭のサイト内)

Comic Legacies on the Japanese Silver Screen
日本映画における喜劇の遺産

主催:国立映画アーカイブ、イェール大学東アジア研究センター
会期:2024年2月24日(土)、3月2日(土)、3月30日(土)、4月6日(土)、4月13日(土)、4月20日(土)
会場:イェール大学人文科学クアドラングル内アリス・シネマ(米国コネチカット州ニューヘイヴン)

上映作品 無印は国立映画アーカイブ提供、*印はイェール大学東アジア研究センター提供。すべて35ミリフィルム上映

2024年2月24日(土)19:00-
『和製喧嘩友達』[英語字幕付](1929年、小津安二郎)
『石川五右ヱ門の法事』[英語字幕付](1930年、斎藤寅次郎)
『鴛鴦歌合戰』[英語字幕付](1939年、マキノ正博)

2024年3月2日(土)19:00-
『丹下左膳餘話 百萬両の壷』[英語字幕付](1935年、山中貞雄)
『赤西蠣太』[英語字幕付](1936年、伊丹万作)

2024年3月30日(土)19:00-
『貸間あり』(1959年、川島雄三)*
『本日休診』(1953年、渋谷実)*

2024年4月6日(土)19:00-
『ああ爆弾』[英語字幕付](1964年、岡本喜八)
『月はどっちに出ている』(1993年、崔洋一)*

2024年4月13日(土)19:00-
『へそくり社長』 (1956年、千葉泰樹)
『運が良けりゃ』(1966年、山田洋次)*

2024年4月20日(土)19:00-
『かもめ食堂』(2006年、荻上直子)*
『進め!ジャガーズ 敵前上陸』(1968年、前田陽一)

詳細はこちら(イェール大学東アジア研究センターのサイト内)

 

2023年度日本演劇学会全国大会 前夜祭〈特別イベント〉「歌舞伎の発掘映像をみる~国立映画アーカイブ所蔵 林又一郎コレクションより」

主催:日本演劇学会
共催:国立映画アーカイブ

開催日:2023年6月23日(金)18:45-20:45
会場:近畿大学東大阪キャンパス内 Eキャンパス文芸学部A-301
大会参加費:会員・非会員:1,500円
      学生(大学院生・学部学生):1,000円
前夜祭のみ参加(会員・非会員):500円

「歌舞伎の発掘映像をみる~国立映画アーカイブ所蔵 林又一郎コレクションより」プログラム

解説:児玉竜一(早稲田大学)
司会:林公子(近畿大学)

上映映像 ※同時解説:児玉竜一
『河庄[心中天綱島]』(1925 年)5 分
『すしや[義経千本桜]・勧進帳・封印切[恋飛脚大和往来]』(1928-31 年)5 分
『盛綱陣屋[近江源氏先陣館]』(1928 年)18 分
『実盛物語[源平布引滝]』(1928 年)8 分
『土屋主税・寺子屋[菅原伝授手習鑑]・山科閑居[碁盤太平記]・乗合船恵方萬歳』(1933 年)5 分
『かさね[色彩間苅豆]』(1931 年)6 分
『春興鏡獅子』(1933 年) 9 分
『狐火[本朝廿四孝]』(1929 年)4 分
『新口村[恋飛脚大和往来]』(1932 年)3 分
『初代中村鴈治郎後援会「林会」のホームムービー 松茸山』(1926 年頃)4 分
『初代中村鴈治郎後援会「林会」のホームムービー 若草山』(1926 年頃)3 分
『初代中村鴈治郎葬儀の記録』(1935 年)24 分

*詳細・参加申し込み(6月10日締め切り)はこちら(日本演劇学会HP)

 

全国映画資料アーカイブサミット2024

国立映画アーカイブ「令和5年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業」の一環として、「全国映画資料アーカイブサミット」をオンライン(無料)にて開催いたします。
本事業は、平成30年度~令和4年度文化庁事業「アーカイブ中核拠点形成モデル事業(撮影所等における映画関連の非フィルム資料)」として実施され、令和5年度から国立映画アーカイブに移管されました。映像産業振興機構(VIPO)が受託し、運営しています。
詳細とお申し込みは、運営のVIPOのwebサイトをご覧ください。

全国映画資料アーカイブサミット2024

主催:国立映画アーカイブ(令和5年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業)
運営:特定非営利活動法人映像産業振興機構

日時:2024年1月26日(金)10:30~17:00(予定) オンライン開催
※Zoomシステムを使ったライブ配信での開催。
※お申し込み後にメールにてご案内するURLは、お申込みいただいたご本人様用になります。他の方への転送ではご視聴いただけません。必ずご本人様によるお申し込みをお願い申し上げます。
定員:500名(事前登録制、先着順)
参加費:無料
申込締切:1月25日(木)17:00まで

■主なプログラムは以下の通り。
報告「映画資料展―2023年現地報告」
今年の様々な映画資料展の各関係者から、それぞれのキュレーションや映画資料を魅力的に見せる工夫などについてお話しいただきます。

セミナー「映画資料と著作権~文化的活用とデジタルアーカイブをめぐって」
「映画資料」の文化的活用を考える際に留意しなければならない著作権等について、映画関係の事例にも詳しい数藤雅彦弁護士にわかりやすくお話しいただきます。

セミナー「映画資料最前線―映画館文化発掘の試み」
地域の映画館文化のアーカイブへの理解を深める事例として、失われた全国各地の映画館の情報をオンラインで公開されている方、映画資料を通じて「映画の郷土史」を発掘されている方より、それぞれの活動についてお話しいただきます。

シンポジウム「映画資料アーカイブと地域連携―その可能性を探る」
小津安二郎松阪記念館、茅ヶ崎ゆかりの人物館、羽島市映画資料館、神戸映画資料館の資料館のご担当者の立場から「地域連携」をテーマに事例や課題を共有いただき、理想的なアーカイブや連携のあり方を考えるオープンな議論を行います。

そのほか、「データベース「映画資料所在地情報検索システム(JFROL)」の新規連携」、「映画資料をめぐる国立映画アーカイブの新たな取り組み」と、映画資料の保存/活用をテーマに多様なプログラムを予定。

「アーカイブ中核拠点形成モデル事業」とは
歴史的・文化的価値のある我が国の貴重な文化関係資料が散逸・消失することのないよう、アーカイブの構築に向けた資料の保存及び活用を図るための望ましい仕組みの在り方について調査研究等を行い、映画関連の非フィルム資料のアーカイブに係る中核拠点の形成を図るため、当該分野のネットワーク化を推進することにより、分野全体のアーカイブの構築・運営や共同利用の促進等を行うことを目的としています。

お問い合わせ先
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
令和5年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業事務局
E-mail: nonfilm.archive@vipo.or.jp
※お問い合わせは、件名に「全国映画資料アーカイブサミット2024」とご明記ください。

[上映と報告]日本初70mm映画『釈迦』の復元にむけた調査報告 Screening and Presentation of a Research Report on the potential for Restoration of Japan's First 70mm-released film "Buddha"

↑PDF版でもご覧いただけます。

 日本映画史上初の70mm映画として重要な『釈迦』(1961年、大映、三隅研次)。オリジナルのスーパーテクニラマ70方式では現在鑑賞することができなくなっている『釈迦』本来の芸術表現、技術とはどういうものだったのでしょうか。
 それらの復元にむけた、文献資料やオリジナル・ネガを含めた現存フィルムの調査報告会を開催します。京都府京都文化博物館所蔵35mmシネマスコープ版『釈迦』のスクリーンでの鑑賞と各報告を通して、映画の魅力と共に、映画芸術・技術、映画の歴史、映画復元への理解を深める機会として、ご来場ください。


主催:京都府京都文化博物館、東京国立近代美術館、国立映画アーカイブ、科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)基盤研究(C)「日本における70ミリ劇映画文化の受容とそのイメージの復元」(研究代表者・冨田美香)
協力:株式会社KADOKAWA

日時:2024年3月20日(水・祝)13:30-18:00
会場:京都府京都文化博物館 3階 フィルムシアター(定員156名)
料金(常設展観覧料):一般500円 大学生400円 高校生以下無料 


プログラム

[上映]13:30-16:10
『釈迦』上映 35mm 2時間36分

<<休憩>>

[報告]16:25-18:00
16:25-16:50
 冨田美香(国立映画アーカイブ主任研究員/東京国立近代美術館主任研究員)
 「復元プロジェクトの概要とスーパーテクニラマ70版『釈迦』の調査報告」
16:50-17:40
 エイドリアン・ウッド(映画復元専門家、OWL Studio株式会社代表)
 Adrian Wood (Archival Film Consultant and Restoration Supervisor, OWL Studio Ltd., Fukuoka)
 「『釈迦』現存フィルムの調査とその復元の意義」 *逐次通訳付
 Research of the surviving elements of "Buddha" and their significance in conducting a restoration of the film
17:40-17:55
 宮野起(Audio Mechanics、Film Preservationist)
 「『釈迦』復元に向けた現存する音素材の調査報告」*ビデオ・プレゼンテーション
17:55-18:00
  Q&A、終了


京都府京都文化博物館のHPはこちら

御意見無用!東映東京撮影所物語/関連展示:知られざる「日本映画博覧会」

国立映画アーカイブは「令和5年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業」の一環として、「映画のまち調布 シネマフェスティバル2024」において、映画資料の展示「御意見無用!東映東京撮影所物語/関連展示:知られざる『日本映画博覧会』」を開催いたします。
本事業は、平成30年度から令和4年度文化庁事業「アーカイブ中核拠点形成モデル事業(撮影所等における映画関連の非フィルム資料)」として実施され、令和5年度から国立映画アーカイブに移管されました。

御意見無用!東映東京撮影所物語/関連展示:知られざる「日本映画博覧会」

主催:国立映画アーカイブ
運営:特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
提携:公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団
協力:東映株式会社、株式会社東映京都スタジオ、本地陽彦氏、北九州市立松永文庫、木下惠介記念館、ナカバヤシ株式会社

日時:2024年2月10日(土)~18日(日)10:00~19:00
会場:調布市文化会館たづくり2階北ギャラリー
料金:無料

★展示資料(一部)
・『トラック野郎』シリーズのトラックの荷台に描かれた箱絵の原画
・『飢餓海峡』に登場するロケセットの美術資料やロケハン写真
・『新幹線大爆破』で国鉄の管制室を再現するためのロケハン写真
・ 澤井信一郎監督の使用脚本
・「日本映画博覧会」の企画書 (その他多数の映画資料の展示を予定)

詳細はこちら(調布シネマフェスティバルHP)

「アーカイブ中核拠点形成モデル事業」とは
歴史的・文化的価値のある我が国の貴重な文化関係資料が散逸・消失することのないよう、アーカイブの構築に向けた資料の保存及び活用を図るための望ましい仕組みの在り方について調査研究等を行い、映画関連の非フィルム資料のアーカイブに係る中核拠点の形成を図るため、当該分野のネットワーク化を推進することにより、分野全体のアーカイブの構築・運営や共同利用の促進等を行うことを目的としています。