こども向けプログラム
こども映画館
中学生以下を対象とした当館の映画イベントで、夏休みの期間に開催します。「こども映画館」は次のような目的で企画されています。
- 映画という偉大な文化芸術遺産の素晴らしさ、楽しさを知ってもらう。
- テレビ等の家庭内視聴では得られない、大きなスクリーンによる本物の映画(フィルム)を楽しむ機会を提供する。
- 優れた映画作品の鑑賞を通して、豊かな情操と高い映像理解能力(リテラシー)を育む。
映画館に集まり、みんなが暗闇のなかで集中して大きなスクリーンを見つめ、泣き、笑い、緊張し、興奮し、感動する―かつてはごく当たり前であった、こうした映画の原風景の素晴らしさを、今日のこどもたちにも味わってもらいたいと思います。きっと良い思い出になることでしょう。
↑サイレント映画の特徴と面白さについて、研究員が紹介しています(NFAJ Youtubeチャンネル)。弁士や楽士の方にもご出演いただいています。
こども映画館 2024年の夏休み★
開催日:2024年7月26日[金]-27日[土]、8月2日[金]-3日[土]
会 場:小ホール
詳細はこちら
「こども映画館 2024年の夏休み★」は、子ども達が芸術に触れる機会の拡大を目指す国立美術館全体の取り組みである「Connecting Children with Museums」のひとつで、Adobe Foundationのご支援のもと実施されています。
Connecting Children with Museums initiative is supported by the Adobe Foundation.
「Connecting Children with Museums」のその他の取り組みについては、こちらからご覧いただけます。
これまでのこども映画館
2023年夏
2022年夏
2021年夏
2020年夏
2019年夏
2018年夏
2017年夏
2016年夏
2015年夏
2014年夏
2013年夏
2012年夏
2011年夏
2010年夏
2009年夏
2008年夏
2007年夏
2006年夏
2005年夏(映画/トーク)
2005年春
2004年夏(映画/トーク)
2004年春
2003年夏
2003年春
2002年
V4中央ヨーロッパ子ども映画祭
ヴィシェグラード4カ国(V4:ポーランド、ハンガリー、スロバキア、チェコ)のアニメーション作品を日本に紹介する、中学生以下を対象としたイベントです。日本ではなかなか見ることの出来ない、V4各国のアニメーションを是非お楽しみください。
V4中央ヨーロッパ子ども映画祭 V4 Countries Kids Film Festival
開催日:2024年12月7日[土]
会 場:小ホール
詳細は決まり次第お知らせします。
これまでのV4中央ヨーロッパ子ども映画祭
こども映画館 スクリーンで見る日本アニメーション!
2017年度より、一般社団法人コミュニティシネマセンターと共催で巡回事業「こども映画館 スクリーンで見る日本アニメーション!」を全国で開催しています。
○プログラム
「NFAJ短篇集:いろいろな動物の映画」*
『体育デー』(1932年、監督:村田安司)
『こねこのらくがき』(1957年、監督:薮下泰次)
『もりのおんがくたい』(1960年、監督:神保まつえ)
『人魚』(1964年、監督:手塚治虫)
「NFAJ短篇集:歌とリズム」*
『村祭』[デジタル復元版](1930年、監督:大藤信郎)
『茶目子の一日』[パテートーキー版][デジタル復元版](1931年、監督:西倉喜代治)
『RHYTHM』(1935年、監督:荻野茂二)
『くもとちゅうりっぷ』[デジタル復元版](1943年、監督:政岡憲三)
『ホーム・マイホーム』(1970年、監督:岡本忠成)
「NFAJ短篇集:さまざまな手法」*
『なまくら刀』[デジタル復元・最長版](1917年、監督:幸内純一)
『煙り草物語』[不完全版](1926年、監督:大藤信郎)
『漫画 二つの世界』(1929年、監督:村田安司)
『PROPAGATE(開花)』(1935年、監督:荻野茂二)
『長靴をはいた猫』(1969年、監督:矢吹公郎)*
『白蛇伝』[デジタル復元版](1958年、監督:薮下泰司)*
『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968年、監督:高畑勲)*
『おこんじょうるり』(1982年、監督:岡本忠成)
『パンダコパンダ』(1972年、監督:高畑勲)
『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』(1973年、監督:高畑勲)
『MEMORIES』(1995年、監督:大友克洋)
『河童のクウと夏休み』(2007年、監督:原恵一)
『セロ弾きのゴーシュ』(1982年、監督:高畑勲)
*印は国立映画アーカイブ提供プログラム
特設ウェブサイトはこちら (外部サイト)
本年度の上映会場はこちら
セルフガイド
常設展「日本映画の歴史」では、中学生以下の来館者の方々に4種類のセルフガイドを配布しています。セルフガイド「日本映画の歴史」では、展示品についてのクイズを解きながら、“映画大国にっぽん”の歴史をたどることができます。書き込み式のセルフガイド「映画ってどうやって撮るの?」「どんな動物がいるかな?」「映画ってどうやって上映するの?」もございます。映画の歴史を作ってきたカメラや映写機、映画やポスターなどに潜んでいる動物たちを展示室で探してみてください。休み期間中の自由研究にも最適です!
↑セルフガイドについて研究員が紹介しています(NFAJ Youtubeチャンネル)。ふだんは公開していないカメラの内部もご覧になれます。
“にっぽん映画史調査隊”! 小学生・中学生・高校生の団体鑑賞
常設展「日本映画の歴史」では、2011年4月から、小学校・中学校・高校の児童・生徒による団体訪問を受け入れます。さまざまな展示品をめぐりながら、当館のスタッフが日本映画の豊かな歴史を解説します。全員に「ジュニア・セルフガイド」を配布します。
受け入れ可能日: | 火曜日・金曜日 (都合により受け入れのできない日もあります) |
所要時間: | 約40分 |
申請: | 学校の名義による申請が必要です。申請の方法につきましては当館展示・資料室までお問い合わせください。 |
料金: | 高校生以下は無料(学校教育活動の一環であれば引率者も無料) |
受け入れ人数: | 原則として20名まで |
日本アニメーション映画クラシックス
国立映画アーカイブが所蔵する1917年から1942年までの日本アニメーション映画64本を公開しているWEBサイト。こどもが楽しめる、ユーモラスでかわいらしいアニメーションがいっぱいです。
日本アニメーション映画クラシックス(外部サイト)
http://animation.filmarchives.jp/index.html
※このWEBサイトは、東京国立近代美術館フィルムセンター(現 国立映画アーカイブ)と国立情報学研究所(NII)が共同で構築しました。
美術館・歴史博物館重点分野推進支援事業