こども向けプログラム



こども映画館
中学生以下を対象とした当館の映画イベントで、夏休みの期間に開催します。「こども映画館」は次のような目的で企画されています。
- 映画という偉大な文化芸術遺産の素晴らしさ、楽しさを知ってもらう。
- テレビ等の家庭内視聴では得られない、大きなスクリーンによる本物の映画(フィルム)を楽しむ機会を提供する。
- 優れた映画作品の鑑賞を通して、豊かな情操と高い映像理解能力(リテラシー)を育む。
映画館に集まり、みんなが暗闇のなかで集中して大きなスクリーンを見つめ、泣き、笑い、緊張し、興奮し、感動する―かつてはごく当たり前であった、こうした映画の原風景の素晴らしさを、今日のこどもたちにも味わってもらいたいと思います。きっと良い思い出になることでしょう。
↑サイレント映画の特徴と面白さについて、研究員が紹介しています(NFAJ Youtubeチャンネル)。弁士や楽士の方にもご出演いただいています。
こども映画館 2023年の夏休み★
開催日:2023年7月28日[金]-29日[土]、8月4日[金]-5日[土]
会 場:小ホール
詳細はこちら
※7月28日(金)、8月5日(土)は定員に達したため、キャンセル待ちでのご案内となります。
これまでのこども映画館
2022年夏
2021年夏
2020年夏
2019年夏
2018年夏
2017年夏
2016年夏
2015年夏
2014年夏
2013年夏
2012年夏
2011年夏
2010年夏
2009年夏
2008年夏
2007年夏
2006年夏
2005年夏(映画/トーク)
2005年春
2004年夏(映画/トーク)
2004年春
2003年夏
2003年春
2002年



V4中央ヨーロッパ子ども映画祭
ヴィシェグラード4カ国(V4:チェコ、ポーランド、ハンガリー、スロバキア)のアニメーション作品を日本に紹介する、中学生以下を対象としたイベントです。日本ではなかなか見ることの出来ない、V4各国のアニメーションを是非お楽しみください。
V4中央ヨーロッパ子ども映画祭 V4 Countries Kids Film Festival
開催日:2023年12月9日[土]
会 場:小ホール
詳細はこちら
これまでのV4中央ヨーロッパ子ども映画祭

こども映画館 スクリーンで見る日本アニメーション!
2017年度より、一般社団法人コミュニティシネマセンターと共催で巡回事業「こども映画館 スクリーンで見る日本アニメーション!」を全国で開催しています。
○プログラム
「NFAJ短篇集:いろいろな動物の映画」*
『体育デー』(1932年、監督:村田安司)
『こねこのらくがき』(1957年、監督:薮下泰次)
『もりのおんがくたい』(1960年、監督:神保まつえ)
『人魚』(1964年、監督:手塚治虫)
「NFAJ短篇集:歌とリズム」*
『村祭』[デジタル復元版](1930年、監督:大藤信郎)
『茶目子の一日』[パテートーキー版][デジタル復元版](1931年、監督:西倉喜代治)
『RHYTHM』(1935年、監督:荻野茂二)
『くもとちゅうりっぷ』[デジタル復元版](1943年、監督:政岡憲三)
『ホーム・マイホーム』(1970年、監督:岡本忠成)
「NFAJ短篇集:さまざまな手法」*
『なまくら刀』[デジタル復元・最長版](1917年、監督:幸内純一)
『煙り草物語』[不完全版](1926年、監督:大藤信郎)
『漫画 二つの世界』(1929年、監督:村田安司)
『PROPAGATE(開花)』(1935年、監督:荻野茂二)
『長靴をはいた猫』(1969年、監督:矢吹公郎)*
『白蛇伝』[デジタル復元版](1958年、監督:薮下泰司)*
『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968年、監督:高畑勲)*
『おこんじょうるり』(1982年、監督:岡本忠成)
『パンダコパンダ』(1972年、監督:高畑勲)
『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』(1973年、監督:高畑勲)
『MEMORIES』(1995年、監督:大友克洋)
『河童のクウと夏休み』(2007年、監督:原恵一)
『セロ弾きのゴーシュ』(1982年、監督:高畑勲)
*印は国立映画アーカイブ提供プログラム
特設ウェブサイトはこちら (外部サイト)
本年度の上映会場はこちら
セルフガイド
常設展「日本映画の歴史」では、中学生以下の来館者の方々に3種類のセルフガイドを配布しています。セルフガイド「日本映画の歴史」では、展示品についてのクイズを解きながら、“映画大国にっぽん”の歴史をたどることができます。2023年度からは、書き込み式のセルフガイド「映画ってどうやって撮るの?」「どんな動物がいるかな?」の2種類も追加。映画の歴史を作ってきたカメラや、映画やポスターなどに潜んでいる動物たちを展示室で探してみてください。休み期間中の自由研究にも最適です!
「こども映画館 2023年の夏休み★」開催日(7月28日(金)-29日(土)、8月4日(金)-5日(土))には、こどもファストトラック(優先入場)を実施します。
↑セルフガイドについて研究員が紹介しています(NFAJ Youtubeチャンネル)。ふだんは公開していないカメラの内部もご覧になれます。
“にっぽん映画史調査隊”! 小学生・中学生・高校生の団体鑑賞
常設展「日本映画の歴史」では、2011年4月から、小学校・中学校・高校の児童・生徒による団体訪問を受け入れます。さまざまな展示品をめぐりながら、当館のスタッフが日本映画の豊かな歴史を解説します。全員に「ジュニア・セルフガイド」を配布します。
受け入れ可能日: | 火曜日・金曜日 (都合により受け入れのできない日もあります) |
所要時間: | 約40分 |
申請: | 学校の名義による申請が必要です。申請の方法につきましては当館展示・資料室までお問い合わせください。 |
料金: | 高校生以下は無料(学校教育活動の一環であれば引率者も無料) |
受け入れ人数: | 原則として20名まで |

日本アニメーション映画クラシックス
国立映画アーカイブが所蔵する1917年から1942年までの日本アニメーション映画64本を公開しているWEBサイト。こどもが楽しめる、ユーモラスでかわいらしいアニメーションがいっぱいです。
日本アニメーション映画クラシックス(外部サイト)
http://animation.filmarchives.jp/index.html
※このWEBサイトは、東京国立近代美術館フィルムセンター(現 国立映画アーカイブ)と国立情報学研究所(NII)が共同で構築しました。

美術館・歴史博物館重点分野推進支援事業