Art東京国立近代美術館
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2010年の夏休み★

デザイン:中西要介 イラスト:井上コトリ
デザイン:中西要介 イラスト:井上コトリ


ドキドキ、ワクワク
すてきな映画と出会えるよ!


【日時】2010年8月6日(金)、7日(土)、13日(金)、14日(土)
      午後1:30~3:30(午後1時開場)
【開場】フィルムセンター 小ホール(地下1階)
【定員】各日150名

協力:IMAGICA

―――――全プログラム事前申込み制です。―――――

■各プログラムの内容及び詳細はこちら(以下)から■
⇒8月6日(金)
⇒8月7日(土)
⇒8月13日(金)
⇒8月14日(土)
⇒【お申し込み方法】
⇒【料金】



美術館・工芸館・フィルムセンター合同のご案内はこちら

8月6日(金)  午後1時30分スタート!

映画の上映とお話
&映写室(当選者のみ)・展示室(希望者のみ)訪問
映画のリズム ♪ を感じてみよう!

アニメーションや劇映画、ドキュメンタリー……さまざまな作品とともに、映画それぞれが持っているリズムを発見しよう!

《上映作品》
『ファントーシュたちの恋のさやあて』(1908年)
フランス/エミール・コール監督
アニメーションの父とも称されるフランスのエミール・コールによる創造性豊かな作品。(4分)
『花の奇蹟』(1912年)
フランス/ルネ・ルプランス監督
恋に悩むピエロの物語。美しい彩色(パテカラー)フィルム。(13分)
『パシフィック231』(1948年)
フランス/ジャン・ミトリ監督
蒸気機関車の動きを詩的に捉えた傑作。(9分)
『タンスと二人の男』(1957年)
ポーランド/ロマン・ポランスキー監督
切っても切れない絆でつながれた大きなタンスと二人の男の奇妙な物語。(15分)
『ポロンギター』(1959年)
日本/小野豪監督
ひとりでに奏でるギターをめぐるパペット・アニメーション映画。(26分)

8月7日(土)  午後1時30分スタート!

映画の上映とお話
&映写室(当選者のみ)・展示室(希望者のみ)訪問
活弁と音楽の世界
―無声映画のおどろきを体験しよう !!

発明された頃の映画や100年前のトリック映画、アクロバット満載の喜劇映画まで。活弁や音楽といっしょに無声映画の世界をのぞいてみよう!

《上映作品》
エジソンの初期短篇集(1896-1898年)
アメリカ/
1897年の『燃える馬小屋』など、映画発明期に作られたエジソン社の作品3本を上映。(約2分)
『月世界旅行』(1902年)
フランス/ジョルジュ・メリエス監督
大砲で打ち上げられたロケットが月面に到着!トリック映画の元祖・メリエスによるSF映画の傑作。(12分)
『キートンの探偵学入門』(1924年)
アメリカ/バスター・キートン監督
アクロバットとトリック満載!喜劇王キートンが名探偵シャーロック・ジュニアに扮して大活躍する無声喜劇映画の傑作。(44分)

8月13日(金)  午後1時30分スタート!

映画の上映とお話
&映写室(当選者のみ)・展示室(希望者のみ)訪問
活弁と音楽の世界
―ふしぎな映画

様々な工夫によって、見たこともないような世界を描き出した無声映画の数々。活弁や音楽とともにめいいっぱい楽しもう!

《上映作品》
『鷲の巣から救われて』(1907年)
アメリカ/E・S・ポーター監修
「アメリカ映画のパイオニア」E・S・ポーターの作品。鷲にさらわれた赤ん坊を救出する。(8分)
『パルシファル(照魔鏡)』(1912年)
イタリア/マリオ・カゼリーニ監督
巧みなトリック技法を交え、聖杯伝説上の騎士パルシファルの活躍を描いた作品。(20分)
『先史時代』(1913年)
アメリカ/D・W・グリフィス監督
「映画の父」D・W・グリフィス監督による、発明家の青年が見た先史時代の夢の話。(30分)
『デブの自動車屋』(1919年)
アメリカ/ロスコー・アーバックル監督
自動車屋を舞台に繰り広げられるおもしろおかしいコメディ映画。(20分)

8月14日(土)  午後1時30分スタート!

映画の上映とお話
&映写室(当選者のみ)・展示室(希望者のみ)訪問
たのしい★手づくり映画

いろんな素材と、いろんな物語、手づくり感あふれる、個性豊かなアニメーションを観てみよう!

《上映作品》
『ハンガリアン・ダンス6番』(1931年)
ドイツ/オスカー・フィッシンガー監督
色んな形が音楽と一緒に踊る。(3分)
『カノン』(1964年)
カナダ/ノーマン・マクラレン監督、グラント・マンロー監督
物や人形や人間までもが、カノン(輪唱)にあわせて動く楽しい作品。(9分)
『銀輪』(1956年)
日本/松本俊夫監督
少年の自転車へのあこがれを幻想的に映像化した作品。(12分)
『幽霊船』(1956年)
日本/大藤信郎監督
国産アニメーションの草分け大藤信郎の、色セロファンを使った影絵映画。(11分)
『モチモチの木』(1972年)
日本/岡本忠成監督
和紙の質感いかしたアニメーション。(17分)
『頭山』(2002年)
日本/山村浩二監督
ケチな男がさくらんぼの種まで食べたら、なんと頭に木が生えてきた!(10分)


※不完全なプリントが含まれていることがあります。
※終了時間は前後する可能性があります。

【弁士】佐々木亜希子
活動写真(映画)の弁士。NHK山形放送局にてニュース番組のアシスタント・キャスターを務めた後、関東でテレビやラジオのアナウンス、リポートに携わる。1999年、活弁に出会い傾倒、2001年より弁士として各地で公演を行っている。

【演奏】FEBO
2003年に結成。ギターの小沢あき、ピアノの永田雅代による即興中心のアンサンブル。

■活弁とは?
無声映画の時代に日本の映画館で行われていた、弁士による映画説明のことです。当時はそれぞれの劇場が弁士を雇い、その評判によって劇場の人気が左右されるほど大切な役割を担っていました。

下記①~⑥までの必要事項をご記入の上Eメールまたは往復はがきにて「フィルムセンターこども映画館係」までお申し込みください。受付票を返信いたします。
しめきりは実施日の1週間前(必着)です。各回、定員(150名)に達し次第しめきります。

【記入事項】①希望日②参加者全員の名前(おとなもこどもも)③学年(こどものみ)④住所・電話番号・Eメールアドレス⑤展示室見学の希望の有無⑥映写室訪問の希望の有無(映写室は当日行われる抽選の当選者のみ参加可)

<Eメール>kids-cinema2010☆momat.go.jp
送信時に、☆印を@に変えてください。
<往復はがき>〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-6
  フィルムセンターこども映画館係

申込み記入例

こども映画館2010への参加を希望します。

①希望日:8月○日△曜日
②参加者:映画陽子(③幼児)
        映画太郎(③小学2年)
        映画良郎(③大人)
        映画三郎(③シニア)
④住所:〒104-0031 東京都中央区京橋○-△-□
  電話番号:03-3561-○△○△
  E-mail:kids-momat@○○○○
⑤展示室見学:希望します(or希望しません)
⑥映写室見学:希望します(or希望しません)
(※映写室訪問は抽選により当選された方のみ見学できます。)



◆内容に関してのお問い合せ: 電話03-3561-0823

中学生以下/無料
一般/500円
高校・大学生・シニア/300円


★「こども映画館」はこどもたちのためのイベントです。こどもの引率や付添ではない成人の方々の単独でのお申し込みはご遠慮願います。
★各プログラムは原則として中学生までを対象としています。高校生もお申し込みいただけますが、全体の申し込み数が定員を超えた時は、やむなくご参加をお断りする場合もございます。
★当日の会場への入場は先着順です。発券・開場は開映の30分前から行います。受付票をご提示の上、観覧券をお求めください。観覧券は当日・当該回のみ有効です。
シニア(65歳以上)の方は、当日必ず年齢を証明できるものをご提示ください。
★お申し込みの際にいただきます個人情報は、今後の「こども映画館」に関するご案内の目的のみに利用することとし、第三者への提供は行いません。

保護者・指導教員・引率者の皆様へ

「こども映画館」は、小・中学生を対象としたフィルムセンターの映画イベントで、夏休みの期間に開催します。「こども映画館」は次のような目的で企画されています。

●こどもたちに、映画という偉大な文化芸術遺産の素晴らしさ、楽しさを知ってもらう。

●こどもたちに、テレビ等の家庭内視聴では得られない、大きなスクリーンによる本物の映画(フィルム)を楽しむ機会を提供する。

●優れた映画作品の鑑賞を通して、こどもたちの豊かな情操と高い映像理解能力(リテラシー)を育む。

こどもたちが映画館に集まり、みんなが暗闇のなかで集中して大きなスクリーンを見つめ、泣き、笑い、緊張し、興奮し、感動する―かつてはごく当たり前であった、こうした映画の原風景の素晴らしさを、今日のこどもたちにも味わってもらいたいと思います。きっと良い思い出になることでしょう。

Calendar 上映・展示カレンダー
上映・展示カレンダー
The National Museum of Modern Art, Tokyo