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こども映画館 KidsCinema
2004年の夏休み
アニメーションおもしろ七変化!
岡本忠成(おかもとただなり)の世界
人形が動く!
絵が動く!
のぞいてみよう!
アニメーションの不思議
上映のあと、お話を聞きながら、
展示室で映画のもとになった人形や絵を見よう

映画を観る  映画のもとになった人形やセル画を見る

2つの体験でアニメーションのおもしろさを発見しよう!

夏休み期間中の土曜日
午前10時30分スタート!(午前10時開場)
7月24日7月31日
8月7日8月14日8月21日8月28日

東京国立近代美術館フィルムセンター
大ホール(2階)→ 展示室(7階)
協力:IMAGICA

料金
大ホール(2階)
小・中学生 100円
幼児(未就学児童) 無料
一般 500円
高校・大学生・シニア 300円
展示室(7階)
*小・中学生向けセルフガイドを配布しています
小・中学生 無料
幼児(未就学児童) 無料
一般・高校・大学生・シニア 「こども映画館」の上映をご覧になった引率の方は、当日の半券ご提示により展示室が無料になります。(通常、一般200円/大学生・シニア70円/高校生40円)

*「こども映画館」は、年に2回、春休みと夏休みに開催される、子供たちのための上映会です。子供たちの引率や付き添いではない大学・専門学校生、一般、シニア(65歳以上)の方々の単独鑑賞はご遠慮願います(同じ作品は一般向け企画「日本アニメーション映画史」でも上映されますので、そちらでご鑑賞ください)。
*開映後の入場はできません。
*シニア(65歳以上)の方は、必ず年齢を証明できるものをご提示下さい。

7月24日(土) 午前10時30分
ふしぎなくすり(14分)1965年
すごい薬ができたらしいぞ… どうなる泥棒二人組?
素材:人形(木、ビニール、皮[衣裳])
ようこそ宇宙人(14分)1966年
地球人って、とてもやさしい人ばっかりなんだね!
素材:人形(木、プラスチック、紙)
キツツキ計画(15分)1966年
またまた泥棒登場! その秘密兵器は、なんとキツツキ?
素材:半立体(木)
7月31日(土) 午前10時30分
花ともぐら(15分)1970年
進め、もぐらロボット! 世界を花いっぱいにするために!
素材:人形(プラスチック[モグラ])
チコタン ぼくのおよめさん(11分)1971年
ぼくの大好きなチコタンが、なんでやねん!
素材:セル(ネオカラー、ポスターカラー、クレヨン)
日本むかしばなし さるかに(19分)1972年
「さるかに合戦」がこんなにこわいお話だったなんて…
素材:人形(木、皮、布[衣裳])
8月7日(土) 午前10時30分
モチモチの木(17分)1972年
もうぼくは弱虫じゃない… 病気のじいさまのためにがんばる男の子
素材:半立体(和紙)
南無一病息災(18分)1973年
静かに生きた人と元気すぎる暴れん坊、どっちが幸せ?
素材:半立体(杉板)
水のたね(19分)1975年
白い蛇をいじめるな! 山形に残るもう一つの“浦島太郎”
素材:半立体(布[木綿・ローケツ染])
8月14日(土) 午前10時30分
あれはだれ?(21分)1976年
毛糸だってアニメーションだ! とっても温かい動物たちのお話
素材:半立体(毛糸)
ちからばし(11分)1976年
不思議な女の人から預かった赤ん坊が重くなる…
素材:人形(木、ゴム[手足]、布[衣裳])
虹に向って(18分)1977年
谷川に橋をかけよう… 若い二人の美しい恋の物語
素材:人形(木、布)
8月21日(土) 午前10時30分
鬼がくれ山のソバの花(24分)1979年
あのこわい鬼だって、話せばわかるんだ!
素材:セル(パテ、墨汁、ポスターカラー)
白い象(23分)1981年
白い象が見つかった! つかまえろ、と王様は言ったけど…
素材:半立体(布、皮、木)
8月28日(土) 午前10時30分
おこんじょうるり(26分)1982年
病気を治すきつねの不思議な歌に、殿さまも驚いた…
素材:人形(紙[張り子])、セル(パテ、墨汁)
注文の多い料理店(19分)1991年
山奥のレストランに入った男たちが見たものは…
素材:セル(アクリルガッシュ)
岡本忠成ってどんな人?

岡本忠成は1932(昭和7)年、大阪府に生まれました。人形アニメーション作家持永只仁のもとで学んだあと、1964(昭和39)年に自分の会社を設立して、その後、木、皮、布、毛糸、紙、粘土、プラスチック、金属、発泡ウレタン、杉板、張り子などいろいろな素材を用いた作品を発表しました。また1972(昭和47)年から6年間、人形アニメーションの川本喜八郎と一緒に、映画と人形劇を組み合わせた公演を開いて高く評価されました。1990(平成2)年、『注文の多い料理店』製作の途中で亡くなりましたが、その作品は川本の手で完成されました。代表作『おこんじょうるり』をはじめとして、岡本忠成の映画は今も多くのファンに愛されています。


保護者・指導教員・引率者の皆様へ

この夏の「こども映画館」は、アニメーション映画と、その元になった造形作品という2つの鑑賞体験を通じて、こどもたちにアニメーションの仕組みと面白さを立体的に知ってもらう企画です。フィルムセンター研究員の分かりやすい解説も加えて、各回、1時間強のプログラムとなります。

「こども映画館」は、児童・生徒を対象としたフィルムセンターの映画上映プログラムです。年2回、夏休みと春休みの期間に開催します。「こども映画館」は次のような目的で企画されています。

●こどもたちに、日本映画という偉大な国民的文化芸術遺産の素晴らしさ、楽しさを知ってもらう。
●こどもたちに、テレビ等の家庭内視聴では得られない、大きなスクリーンによる本物の映画(フィルム)を楽しむ機会を提供する。
●優れた映画作品の鑑賞を通して、こどもたちの豊かな情操と高い映像理解能力(リテラシー)を育む。

こどもたちが映画館に集まり、みんなが暗闇のなかで集中して大きなスクリーンを見つめ、泣き、笑い、緊張し、興奮し、感動する――かつてはごく当たり前であった、こうした映画の原風景の素晴らしさを、今日のこどもたちにも味わってもらいたいと思います。きっと良い思い出になることでしょう。

★「こども映画館」は先着順の入場です。発券・開場は開映の30分前から行ない、定員(310名)に達し次第締め切ります(各回入替制)。観覧券は当日・当該回にのみ有効です。開映後の入場はできません。
★「こども映画館」は小・中学生および高校生のための上映企画です。こどもたちの引率や付き添いではない大学・専門学校生、一般、シニア(65歳以上)の方々の単独鑑賞はご遠慮願います。

先着100名のお客様に素敵な記念品をさし上げます(小・中学生のみが対象となります)。

お問い合わせ: ハローダイヤル03-5777-8600
東京国立近代美術館ホームページ: http://www.momat.go.jp/

東京国立近代美術館フィルムセンター
〒104-0031東京都中央区京橋3-7-6

▼交通:
東京メトロ銀座線京橋駅下車、出口1から昭和通り方向へ徒歩1分
都営地下鉄浅草線宝町駅下車、出口A4から中央通り方向へ徒歩1分
東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅下車、出口7より 徒歩5分
JR東京駅下車、八重洲南口より徒歩10分