開催予定の上映

  • 2022.9.10 - 2022.9.25
    ●館内でのチケット販売はございません。要事前購入。
  • 上映企画

第44回ぴあフィルムフェスティバル2022

44th Pia Film Festival 2022

開催概要

チラシpdfはこちら↑

会 期 
2022年9月10日(土)-25日(日)※月曜休館

会 場 
小ホール(地下1階)

定 員 
151名(各回入替制・全席指定席)

主 催
国立映画アーカイブ/一般社団法人PFF/
公益財団法人川喜多記念映画文化財団/公益財団法人ユニジャパン

 

「第44回ぴあフィルムフェスティバル2022」公式HP

 

概要

コンペティション]PFFアワード2022

今年は、520本の応募作品の中から入選した、16作品をスクリーンで上映。
上映後は監督を迎えてのトークを行います。

オンライン配信 9月10日(土)-10月31日(月)

DOKUSO映画館+U-NEXT
会場に来れない方もぜひ!

9/25(日)、受賞作上映あり!

上映作品は、9月22日(木)に公式サイトで発表します。


[オープニング]

第26回PFFスカラシップ作品 完成披露上映

PFFが企画、製作、公開までトータルで映画をプロデュースする「PFFスカラシップ」。今年は、『わたしたちの家』でPFFアワード2017グランプリに輝いた清原惟監督、待望の新作を世界初上映します。


[招待作品部門

ようこそ、はじめてのパゾリーニ体験へ

詩人、小説家、脚本家、評論家、俳優、活動家、多くの顔を持ち、映像表現の最先端を、人間の深淵を、激しく、そして純粋に追及し続け、センセーショナルな話題にまみれた比類なきイタリアの知と行動の人ピエル・パオロ・パゾリーニ(1922-1975)。
生誕100年を迎えた本年、その軌跡を未体験世代に!

共催:イタリア文化会館

 

 

 

青山真治監督特集

3月21日に逝去した青山真治監督(1964-2022)。8ミリ自主映画制作から助監督、監督へ。同時に、音楽家、小説家、舞台演出家、批評家と多才に活躍した、その膨大な仕事を網羅するには歳月が必要だが、PFFでは青山監督の初期ともいえる時期を彩る個性溢れる35mmフィルム5作品を緊急特集する。劇場公開の機会の少ない作品でもあり、スクリーンでその才気を堪能してほしい。

*チケット発売後、早々に完売となった『赤ずきん』『路地へ 中上健次の残したフィルム』を映画祭最終日の9月25日(日) 6:00 PMに追加上映します。チケットは8月20日(土) 10:00 AMにチケットぴあにて発売します。(8/16更新)

ブラック&ブラック

2019年から始まった、大スクリーンで黒人音楽映画を堪能する企画です。
今年はロックン・ロールのパイオニア、ファッツ・ドミノに注目です!


PFFスペシャル映画講座

実作者が、あるテーマのもとに映画を選び、語ることでその映画に新しい光が当たる。そんな時間を続けています。本年は3つの映画講座を展開します。

*9月24日(土) 5:30 PMからの、PFFスペシャル映画講座「日本に少ない、短編を長編にする試み」にて、『PLAN 75』長編版に加え、短編版の特別上映が決定しました。詳細はこちらをご覧ください。(8/12更新)

■(監)=監督・演出 (脚)=脚本・脚色 (出)=出演
■年齢、職業(学校名)は応募時のものです。

[コンペティション]PFFアワード2022 Aプログラム (計92分+トーク) Bプログラム (計95分+トーク) Cプログラム (計121分+トーク) Dプログラム (計98分+トーク) Eプログラム (計105分+トーク) Fプログラム (計110分+トーク) Gプログラム (計109分+トーク) Hプログラム (計99分+トーク) PFFアワード2022 受賞作上映(準グランプリ含む) PFFアワード2022 受賞作上映(グランプリ含む) [オープニング]第26回PFFスカラシップ作品 完成披露上映『すべての夜を思いだす』 (116分予定+トーク) ■ようこそ、はじめてのパゾリーニ体験へ■ アッカトーネ (117分・1961・イタリア) マンマ・ローマ (106分・1962・イタリア) ロゴパグ (122分・1963・イタリア、フランス) 愛の集会 (93分・1964・イタリア) 大きな鳥と小さな鳥 (86分・1966・イタリア) アポロンの地獄 (104分・1967・イタリア) 華やかな魔女たち (107分・1967・イタリア) イタリア式奇想曲 (81分・1968・イタリア) 豚小屋 (99分・1969・イタリア) 愛と怒り (102分・1969・イタリア、フランス) アフリカのオレステイアのための覚書 (65分・1970・イタリア) デカメロン (112分・1971・イタリア) カンタベリー物語 (111分・1972・イタリア) アラビアンナイト (131分・1974・イタリア) ソドムの市 (118分・1975・イタリア) 短編プログラム(3本立て上映) (計92分) ■青山真治監督特集■ WiLd LIFe (102分+トーク・1997) 月の砂漠 (131分+トーク・2001) 赤ずきん (35分・2008)
路地へ 中上健次の残したフィルム (64分・2001)
■PFFスペシャル映画講座■ 日本に少ない、短編を長編にする試み『PLAN 75』[長編版]/『PLAN 75』[短編版] (計130分+トーク) 人生を変えた映画がある『動くな、死ね、甦れ!』 (105分+トーク) 青山真治の音響、そして音楽『私立探偵濱マイク 名前のない森』 (71分+トーク) ■ブラック&ブラック■ ザ・ビッグ・ビート:ファッツ・ドミノとロックンロールの誕生 (90分+トーク・2016・アメリカ・監・脚:ジョー・ラウロ)

上映作品詳細

[コンペティション]PFFアワード2022

今年は、520本の応募作品の中から入選した、16作品をスクリーンで上映。

上映後は監督を迎えてのトークを行います。

<オンライン配信 9月10日(土)~10月31日(月)>

DOKUSO映画館+U-NEXT
会場に来れない方もぜひ!


9月25日(日)、受賞作上映あり!

※上映作品は、9月22日(木)に公式サイトで発表します。


Aプログラム(計92分+トーク)

  • 2022年9月10日(土) 11:30 AM@小ホール
  • 2022年9月15日(木) 6:30 PM@小ホール

アクト(78分)

(監)田中 夢(38歳/俳優・立教大学 映像身体学科卒)

私はどう生きる?切実なセルフ·ドキュメンタリー

母として子供を育て、俳優として舞台に立ち、学生として大学に通う。そんな生き方に疑問を持ち、忙しい中で自分と家族を記録し始めた。カメラの前で感情をあらわにする“私”と、冷静に撮影する“私”のバランスが面白い!

MAHOROBA(14分)

(監)鈴木竜也(27歳/飲食店勤務)

苦しい時代、想像力と創造力で辿り着く理想郷

2020年。ブラック企業に勤める“僕”は、東京から脱出する。次々と襲いかかる不幸の先に、彼が見たものとは…。世の中への不信感を、躍動感あふれる自由な表現で打破しようとする、魂を揺さぶる唯一無二のアニメーション。


Bプログラム(計95分+トーク)

  • 2022年9月11日(日) 5:30 PM@小ホール
  • 2022年9月16日(金) 12:00 PM@小ホール

石川君、行け!(80分)

(監)高階 匠(32歳/映像制作会社勤務)

変なテンポが癖になる!正真正銘のエンタメ作品

かつて学生監督として名を馳せたサラリーマンの石川。ある日、地方の町のPR映画を撮ってほしいという男が現れ、しぶしぶ依頼を引き受けるが…。溢れる映画への情熱と、予測不能な展開、最後は感動。こんな映画、誰もつくれない!

彼は誰時(かわたれどき)(15分)

(監)谷本桃子(21歳/名古屋学芸大学 メディア造形学部映像メディア学科)

母のカメラと娘の編集が、亡き父との関係を捉え直す

境内を歩く父と娘。二人の像が重なる。カメラを持つ母の息遣いも重なる。石段の前で立ち止まると、あの日一緒に見れなかった景色が広がる。振り返る父は、家族が会いに来てくれて嬉しそうだ。しばらくお墓はいらないのかもしれない。


Cプログラム(計121分+トーク)

  • 2022年9月11日(日) 11:30 AM@小ホール
  • 2022年9月16日(金) 6:30 PM@小ホール

J005311(93分)

(監)河野宏紀(26歳/フリーター)

正反対の男二人の静かなる衝突が生む奇跡!

生きることに絶望したサラリーマン・神崎は、同じく人生を諦めている青年・山本のひったくり現場を目撃する。神崎は高額報酬で、山本にある場所への運転を依頼し…。二人の重苦しくも奇妙な旅路の行きつく先とは!?

バンド(28分)

(監)河村 陸(24歳/フリーランス)

想像した未来を捨てて向かう、青春の終わり

「人を殴ってみたいと思ってさ」大学生の石田はボクシングを始めた。元々組んでいたバンドの解散を巡って、バンドメンバーで幼馴染の小峰と喧嘩をしてしまう。不器用な2人が最後にとった選択の、悲哀が胸を打つ。


Dプログラム(計98分+トーク)

  • 2022年9月10日(土) 2:45 PM@小ホール
  • 2022年9月15日(木) 12:00 PM@小ホール

瀉血しゃけつ(86分)

(監)金子優太(20歳/青山学院大学 理工学部物理学科)

少年を苦しめるのは家族の“血”か。衝撃の復讐劇!

兄の暴力に耐える高校生の悠晟は、自分の“血”を嫌悪している。塾で仲良くなった男子生徒の言動をマネし始めて……。地獄のような家と、主人公の狂気をモノクロで描く!主演も務めた監督の半自伝的映画。

幽霊がいる家(12分)

(監)南 香好(31歳/フリーター)

「幽霊」と「映画」の驚くべき邂逅

とある家で男と女が奥ゆかしい会話をしている。映画撮影の現場らしいが、彼らの科白が重ねられるたびに、嘘と本当はゆらぎ溶け合っていく。映画に映るすべては幽霊で、すべては真であると謳う、優しくも野心的な作品。


Eプログラム(計105分+トーク)

  • 2022年9月13日(火) 12:00 PM@小ホール
  • 2022年9月17日(土) 6:30 PM@小ホール

水槽(53分)

(監)中里有希(20歳/東北芸術工科大学 デザイン工学部映像学科)

雪景に煌めくガール・ミーツ・ボーイ

放課後、図書室で見かけた男子生徒に心ひかれた主人公は、衝動的に彼を追いかける。彼女は彼を救おうと、雪が舞う世界を歩み、彷徨う。彼女の一挙一動とほとばしる情動をカメラが掴むとき、鮮烈な詩情が立ち現れる。

暮れる(52分)

(監) 竹田優哉(25歳/神戸大学大学院 国際文化学研究科)

ただ「在る」ことの豊かさを映す珠玉の52分

中川悠二、22歳、ニート。祖母と愛犬との静かな暮らし。月に一度襲われる原因不明の腹痛。将来への漠とした不安。それでも日は暮れて夜が明ける。結果を追い求めず目的を手放したときに気づく。世界はこんなにも豊かなのだと。


Fプログラム(計110分+トーク)

  • 2022年9月13日(火) 6:30 PM@小ホール
  • 2022年9月18日(日) 11:15 AM@小ホール

スケアリーフレンド(76分)

(監)峰尾 宝(23歳/会社員)/髙橋直広(23歳/無職)

「つくる」ことのエネルギーに満ち溢れた力作

自作のぬいぐるみが友達の孤独な少女・ぬいこ。街で恐れられる殺人鬼・ヤバチャリ。彼らが織りなす「友達」をめぐる物語。針一本、布一枚、カメラ一台から生まれる世界に驚愕必至!観たら誰もが「つくりたい」衝動に駆られるはず。

Lock Up and Down(34分)

(監) Minami(27歳/東京大学大学院 総合文化研究科)

回復へ向かう眼差しのアンビエント映画

ロックダウン下のハノイ。バルコニーから街を見下ろす日々の記録を超え、眼差しは夢想を語り始め回復の記録として綴られていく。ただじっと観察する事で自由への渇望は追体験となって世界を美しくするに違いない。


Gプログラム(計109分+トーク)

  • 2022年9月14日(水) 12:00 PM@小ホール
  • 2022年9月18日(日) 5:30 PM@小ホール

ふちしすこ(69分)

(監)亀井史興(40歳/フリーター)

東京ひとり暮らし。思い出す家族のこと。

お兄が昔作った”ふちしすこ”を思い出し、久しぶりに実家に電話をする亀ちゃん。いつもの友人に、家族の昔話ばかりする亀ちゃんが、くすっと笑えてちょっと切ない。さりげないのに面白い、センスに溢れた意欲作!

最も無害で、あまりにも攻撃的(40分)

(監)中田江玲(23歳/慶應義塾 大学環境情報学部)

瑞々しく映したマイノリティの抵抗の物語

性自認に違和を感じている高校生の夏帆。家族と滞在する別荘地で、ユニークな女の子に恋をする。一方で母は、父の浮気が原因で精神を病み……。「わけわかんないこと」ばかりの世界に抵抗しようとする主人公が力強い!


Hプログラム(計99分+トーク)

  • 2022年9月14日(水) 6:30 PM@小ホール
  • 2022年9月17日(土) 11:15 AM@小ホール

ポラン(75分)

(監)中村洸太(23歳/立教大学 社会学部)

誰かの大切な居場所。ある古本屋の話

宝箱のような古本屋が、コロナ下で店を閉じた。店主は閉店の日まで「お客さんに探す楽しみ、出会う喜びを」と、丁寧に本を並べる。監督自身が、幼い頃から親しんできた書店の最後の日々を、温かな眼差しで記録したドキュメンタリー。

the Memory Lane(25分)

(監)宇治田 峻(27歳/フリーター)

映像も街も廃校舎も。世界は大きな遊び場だ

コロナ禍で人知れず閉鎖が決まった大学キャンパス。かつてそこを遊び場としたヤツらがいた。スケボーの車輪は移ろいゆく季節、と去りゆく時間を巻き込みながら回り続ける。これは彼らの「遊び」であり、消えゆく場所への「弔い」だ。


PFFアワード2022 受賞作上映(準グランプリ含む)

  • 2022年9月25日(日) 12:00 PM@小ホール

上映作品は9月22日(木)に公式サイトで発表します。


PFFアワード2022 受賞作上映(グランプリ含む)

  • 2022年9月25日(日) 3:00 PM@小ホール

上映作品は9月22日(木)に公式サイトで発表します。


[オープニング]第26回PFFスカラシップ作品 完成披露上映『すべての夜を思いだす』(116分予定+トーク)

  • 2022年9月10日(土) 6:00 PM@小ホール

PFFが企画、製作、公開までトータルで映画をプロデュースする「PFFスカラシップ」。
今年は、『わたしたちの家』でPFFアワード2017グランプリに輝いた清原惟監督、待望の新作を世界初上映します。

*チケットは完売しました。(8/16更新)

すべての夜を思いだす(116分予定)

2022(監・脚)清原 惟(出)兵藤公美、大場みなみ、見上 愛

世界初上映

世代が違う女性たちの一日の断片が響きあう

多摩ニュータウンですれ違う三人の女性たち。誰かにとって大切な記憶が、誰かの一日と呼応する。街に積み重なる時間の痕跡に触れ、小さな変化が起きていく。そんな、春のやわらかな日差しに包まれた、ある一日の物語。

清原 惟(きよはら・ゆい)/1992年生まれ、東京都出身。東京藝術大学大学院の修了制作作品 『わたしたちの家』がPFFアワード2017にてグランプリを受賞。国内外で大きな話題を呼んだ。2014年に『暁の石』、2015には『ひとつのバガテル』でも入選している。

■ようこそ、はじめてのパゾリーニ体験へ■

詩人、小説家、脚本家、評論家、俳優、活動家、多くの顔を持ち、映像表現の最先端を、人間の深淵を、激しく、そして純粋に追及し続け、センセーショナルな話題にまみれた比類なきイタリアの知と行動の人ピエル・パオロ・パゾリーニ(1922-1975)。
生誕100年を迎えた本年、その軌跡を未体験世代に!

共催:イタリア文化会館

 

 

 

この16作品に『奇跡の丘』『テオレマ』『王女メディア』を加えた19作品を10月22日(土)より渋谷・ユーロスペースで再上映します。


アッカトーネAccattone(117分・白黒)

  • 2022年9月11日(日) 2:45 PM@小ホール

1961(イタリア)

35mm上映

ヒモを生業とする青年が純真な少女と恋に落ち、生き方を変えようとするが…。戦後の復興を謳われながら尚、過酷なスラムの暮らしを描き、衝撃と論争を巻き起こしたデビュー作。詩才が炸裂する傑作となった。アッカトーネは伊語で「乞食」。


マンマ・ローマ Mamma Roma(106分・白黒)

  • 2022年9月20日(火) 11:15 AM@小ホール

1962(イタリア)

35mm上映

素人を好んで使うパゾリーニが、本作には国民的女優アンナ・マニャーニを招き、美しく成長した息子を貧しさから抜け出させようと奮闘する元娼婦のマンマ・ローマを熱く強烈に演じさせる。実話からヒントを得たという息子の運命がかなしい。


ロゴパグ Ro.Go.Pa.G.(122分・白黒)

  • 2022年9月13日(火) 3:30 PM@小ホール

1963(イタリア、フランス)

35mm上映

「冷戦時代の世界の終末の始まり」をテーマにロッセリーニ、ゴダール、パゾリーニ、グレゴレッティが参加。パゾリーニの『リコッタ』は、主演の映画監督役にオーソン・ウェルズを迎えるも「キリスト教を冒涜している」と物議をかもした。


愛の集会 Comizi d'amore(93分・白黒)

  • 2022年9月20日(火) 1:45 PM@小ホール

1964(イタリア)

35mm上映

イタリア全土を移動しながら、子供から老人まで多彩な背景、年齢の人々にタブーとされた性や恋愛について聞いていく画期的なシネマ・ヴェリテ。それを作家のモラヴィア、精神分析家ムザッティらと分析し「イタリア」を描こうという意欲作!


大きな鳥と小さな鳥 Uccellacci e uccellini(86分・白黒)

  • 2022年9月20日(火) 4:00 PM@小ホール

1966(イタリア)

35mm上映

放浪する無知な親子(父を喜劇王トト、息子をニネット・ダヴォリ)に言葉を話す不思議なカラスが同行する。やがて知的なカラスにうんざりした親子は…。「生と死」の問題を寓話的な物語形式で描きパゾリーニの転換点となった貴重作。


アポロンの地獄 Edipo Re(104分・カラー)

  • 2022年9月21日(水) 1:45 PM@小ホール

1967(イタリア)

35mm上映

ソフォクレスのギリシャ悲劇「オイディプス王」をもとに、強烈な母への愛情と父への憎悪=エディプス・コンプレックスを描く自伝的作品。初カラー作品でもあり大女優シルヴァーナ・マンガノが輝く。自由に時代を超える美術や音楽も出色。


華やかな魔女たち Le streghe(107分・カラー)

  • 2022年9月14日(水) 3:30 PM@小ホール

1967(イタリア)

*オムニバス 

パゾリーニ(『月から見た地球』)、ヴィスコンティ、ボロニーニ、フランコ・ロッシ、デ・シーカのイタリアを代表する5監督と、クリント・イーストウッド、アニー・ジラルドなど国際的なキャストが参加。シルヴァーナ・マンガノが各話の魔女で登場。


イタリア式奇想曲 Capriccio all'italiana(81分・カラー)

  • 2022年9月15日(木) 3:30 PM@小ホール

1968(イタリア)

日本初上映 *オムニバス

1970年代のイタリア社会について、6人の巨匠が辛辣なユーモアを交えて描いた6本の短編作品。パゾリーニは『曇って何?』を監督。喜劇王トトとニネット・ダヴォリが、操り人形に扮して、シェイクスピアの『オセロ』をコミカルに演じる。


豚小屋 Porcile(99分・カラー)

  • 2022年9月18日(日) 2:30 PM@小ホール

1969(イタリア)

35mm上映

中世の戦闘でのカニバリズムと現代のブルジョワ社会の獣姦、2つの物語を交互に進行させるユニークな構成の寓話。ピエール・クレマンティ、ジャン・ピエール・レオ、アンヌ・ヴィアゼムスキーなど、プロの俳優がメインとなるのも新しい試み。


愛と怒り Amore e rabbia(102分・カラー)

  • 2022年9月16日(金) 3:30 PM@小ホール

1969(イタリア、フランス)

日本初上映 *オムニバス 

ゴダール、ベルトルッチなど5監督が参加。パゾリーニの『造花の情景』の舞台はローマ。大きな造花を持って街を軽やかに歩く青年の屈託のない表情と、戦争、爆撃、虐殺、チェ・ゲバラの最期などの記録映像が、対照的に重なりあう。


アフリカのオレステイアのための覚書 Appunti per un'Orestiade africana(65分・カラー)

  • 2022年9月21日(水) 4:15 PM@小ホール

1970(イタリア)

日本初上映 *ドキュメンタリー 

ギリシャ悲劇の登場人物オレステスを現代アフリカに置く構想で、ウガンダ、タンザニアをモラヴィアと旅した記録。後年『ラスト・タンゴ・イン・パリ』で注目されたガトー・バルビエリの貴重な演奏も記録されている。


デカメロン Il Decameron(112分・カラー)

  • 2022年9月20日(火) 6:30 PM@小ホール

1971(イタリア)

35mm上映

14世紀イタリアの偉大な作家ジョヴァンニ・ボッカッチョが生んだ“百物語”『デカメロン』から8話を、奔放な解釈で映画化。コミカルで愛に溢れ1971年ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞。本作から「エロスの三部作」が始まった。


カンタベリー物語 I racconti di Canterbury(111分・カラー)

  • 2022年9月22日(木) 12:00 PM@小ホール

1972(イタリア)

35mm上映

陽気な「エロスの三部作」第2弾。14世紀イギリス詩作の父、ジェフリー・チョーサーの「カンタベリー物語」を長期イギリスロケで実現した、カンタベリーを目指す巡礼たちの艶笑体験談オムニバス。1972年ベルリン国際映画祭金熊賞受賞。


アラビアンナイト Il fiore delle mille e una notte(131分・カラー)

  • 2022年9月22日(木) 3:00 PM@小ホール

1974(イタリア)

35mm上映

エロスの三部作」第3弾。「千夜一夜物語」をベースとしたカップルの時空を超える愛の物語。舞台とした北イエメン・シバームの旧城壁都市とエンニオ・モリコーネの音楽が夢の世界を紡ぐ。1974年カンヌ映画祭審査員特別賞受賞。


ソドムの市 Salò o le 120 Giornate di Sodoma(118分・カラー)

  • 2022年9月22日(木) 6:30 PM@小ホール

1975(イタリア)

35mm上映

「スクリーンの上で堪えられるものの限界に到達したい」と願ったという遺作。時代と場所をナチ占領下北イタリアに置き、宗教、王権、行政、資本を代表する権力者たちの背徳的な行為を、人間の醜さの極限として描き切った超衝撃作。


短編プログラム(3本立て上映)(計92分)

  • 2022年9月21日(水) 11:30 AM@小ホール

日本初上映

『奇跡の丘』の撮影前に、実際イエスが訪れた土地を記録した映像、インドに関する映画のためのリサーチ、そしてイエメンの美しい建築物の保護を訴える短編。いずれも日本で見る機会の少ないドキュメンタリー3本を一挙上映。

「奇跡の丘」のためのパレスチナ巡礼  Sopralluoghi in Palestina per il Vangelo secondo Matteo(54分・白黒)

1965(イタリア)

インドについてのメモ  Appunti per un film sull'India(25分・白黒)

1968(イタリア)

サナアの壁 Le mura di Sana(13分・カラー)

1971(イタリア、イエメン)


■青山真治監督特集■

3月21日に逝去した青山真治監督(1964-2022)。8ミリ自主映画制作から助監督、監督へ。同時に、音楽家、小説家、舞台演出家、批評家と多才に活躍した、その膨大な仕事を網羅するには歳月が必要だが、PFFでは青山監督の初期ともいえる時期を彩る個性溢れる35mmフィルム5作品を緊急特集する。劇場公開の機会の少ない作品でもあり、スクリーンでその才気を堪能してほしい。

「PFFスペシャル映画講座」で、青山真治監督『私立探偵濱マイク 名前のない森』を上映


WiLd LIFe(102分+トーク)

  • 2022年9月24日(土) 2:00 PM@小ホール

1997(出)豊原功補、ミッキー・カーチス、夏生ゆうな

35mm上映

おかしくて優しくて粋な青山流ハードボイルド!

津村商会で釘師をする元ボクサー・酒井宏樹。ビデオテープを巡って、恩ある津村社長とその娘、関西のやくざ、元同僚、個性溢れる面々に翻弄されながら最後に…。『冷たい血』『シェイディー・グローヴ』と続く「結婚をめぐる3部作」の始まりでもある。

ゲスト:豊原功補(俳優)

*チケットは完売しました。(8/16更新)


月の砂漠(131分+トーク)

  • 2022年9月23日(金) 5:00 PM@小ホール

2001(出)三上博史、とよた真帆、柏原収史

35mm上映

アシタ、アナタはドコにイル?早すぎた傑作

ITベンチャー経営者として時代の寵児となった永井だが、妻子に逃げられ、会社も倒産の危機に直面していた。孤独、焦燥、寂しさ、倦怠、哀しみ。時代を先取りする埋めようのない喪失感を抱えた男の物語。2001年カンヌ映画祭コンペティション出品。

ゲスト:とよた真帆(俳優)

*チケットは完売しました。(8/16更新)


赤ずきん/路地へ 中上健次の残したフィルム(計99分)

  • 2022年9月24日(土) 11:30 AM@小ホール
  • 2022年9月25日(日) 6:00 PM@小ホール

35mm上映

先達へのオマージュあふれる珠玉作たち

『アタラント号』(1934、J.ヴィゴ)のようにセーヌ川で舟を撮影してみるのも悪くない、と青山監督がパリ郊外のジュヌヴィリエで撮影した短編&作家・中上健次が描いた故郷の路地の風景を訪ねるドキュメンタリー。異色の二本立て上映を実現。

*9月24日(土) 11:30 AMの回のチケットは完売しました。(8/16更新)

*9月25日(日) 6:00 PMの追加上映が決定しました。チケットは、8月20日(土) 10:00 AMから、チケットぴあにて発売します。(8/16更新)

赤ずきん(35分)

2008

路地へ 中上健次の残したフィルム(64分)

2001


■PFFスペシャル映画講座■

実作者が、あるテーマのもとに映画を選び、語ることでその映画に新しい光が当たる。そんな時間を続けています。
本年は3つの映画講座を展開します。


日本に少ない、短編を長編にする試み『PLAN 75』[長編版]/『PLAN 75』[短編版](計130分+トーク)

  • 2022年9月24日(土) 5:30 PM@小ホール

講師:早川千絵(映画監督)、水野詠子(プロデューサー)

今年のカンヌ映画祭で話題を呼んだ『PLAN 75』は、75歳で死を選択するシステムの始まった社会を描く同名の短編(2018年『十年 Ten Years Japan』でのオムニバスの1編)をもとに早川監督自身が長編化。併走してきた水野プロデューサーとともに、その軌跡を伺っていく。

「PFFスペシャル映画講座」で、早川千絵監督『PLAN 75』長編版に加え、短編版の特別上映が決定!(8/12更新)
9月24日(土) 5:30 PMからの、PFFスペシャル映画講座「日本に少ない、短編を長編にする試み」にて、『PLAN 75』長編版に加え、短編版の特別上映が決定しました。
今年カンヌで話題を呼んだ、現在公開中の『PLAN 75』の原点となったのが、是枝裕和監督が総合監修を務めた国際共同プロジェクトのオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』の一篇である、『PLAN 75』短編版です。
欧米ではポピュラーな手法と言われる、短編作品の長編化に成功した、早川千絵監督と水野詠子プロデューサーにご登壇いただき、じっくりお話を伺います。
スクリーンで短編版&長編版をあわせて観れる、貴重な機会ですので、ぜひお見逃しなく!

PLAN 75[長編版](112分・カラー)

2022(日本)(監)早川千絵(出)倍賞千恵子、磯村勇斗、ステファニー・アリアン

PLAN 75[短編版](18分・カラー)

2018(日本)(監)早川千絵(出)川口 覚、山田キヌヲ、牧口元美


人生を変えた映画がある『動くな、死ね、甦れ!』(105分+トーク)

  • 2022年9月17日(土) 2:30 PM@小ホール

講師:藤元明緒(映画監督)、村田悦子(gnome[ノーム]代表)

1990年のカンヌ映画祭に突然現れた54歳の新人監督ヴィターリー・カネフスキー。ストリートチルドレンの過去や、無実の罪での8年間の投獄体験もある彼の驚異的な映画によって完全に人生が変わったという藤元監督と映画配給の村田氏に、映画との運命の出会いについて伺う。

動くな、死ね、甦れ!(105分・白黒)

1989(ソ連)(監)ヴィターリー・カネフスキー(出)パーヴェル・ナザーロフ、ディナーラ・ドルカーロワ、エレーナ・ポポワ


青山真治の音響、そして音楽『私立探偵濱マイク 名前のない森』(71分+トーク)

  • 2022年9月23日(金) 1:00 PM@小ホール

講師:菊池信之(音響技師)×長嶌寛幸(音楽家) 進行:松井茂(詩人)

自身ミュージシャンであり音に強くこだわった青山監督作品を支えた、音響の菊池氏と音楽の長嶌氏が「かなり自由にやってみることができた」と語る、人気テレビシリーズの劇場公開版をもとに、その音作りを語る。青山監督のユーモアと映画史を彩る名作への敬意に満ちた快作。

*チケットは完売しました。(8/16更新)

私立探偵濱マイク 名前のない森(71分[映画版ロングバージョン]・カラー)

2002(日本)(監)青山真治(出)永瀬正敏、鈴木京香、大塚寧々


■ブラック&ブラック■

2019年から始まった、大スクリーンで黒人音楽映画を堪能する企画です。
今年はロックン・ロールのパイオニア、ファッツ・ドミノに注目です!


ザ・ビッグ・ビート:ファッツ・ドミノとロックンロールの誕生THE BIG BEAT: Fats Domino and The Birth of Rock 'n' Roll(90分+トーク・カラー)

  • 2022年9月21日(水) 6:30 PM@小ホール

2016(アメリカ)(監・脚)ジョー・ラウロ

エルヴィスもロックンロールの王様と讃えたファッツ・ドミノ

1956年にエルヴィス・プレスリーの人気で世界的に認識されたロックンロールは、実はその数年前からすでに形になりつつありました。ニュー・オーリンズでその原形を作ったといえるファッツ・ドミノの功績をとらえ、丁寧に作られたこのドキュメンタリーは、関係者の貴重なインタヴュー満載で、音楽ファン必見です。(ピーター・バラカン)


※注意※
国立映画アーカイブ公式チケットサイトでの電子チケットの販売はありません。
チケットの最新の完売情報は、チケットぴあの購入サイトでご確認ください。


開場時間は、上映時間の15分前です。日ごとに上映開始時間が違いますので、ご注意ください。
*やむを得ない事情により、プログラムおよび来場ゲストが予告なく変更になる場合もございます。あらかじめご了承ください。

2022年9月10日(土)

11:00 AM 開館

2022年9月10日11:30 AM@小ホール
2022年9月10日2:45 PM@小ホール

2022年9月11日(日)

11:00 AM 開館

2022年9月11日11:30 AM@小ホール
2022年9月11日2:45 PM@小ホール
2022年9月11日5:30 PM@小ホール

2022年9月13日(火)

11:00 AM 開館

2022年9月13日12:00 PM@小ホール
2022年9月13日3:30 PM@小ホール
2022年9月13日6:30 PM@小ホール

2022年9月14日(水)

11:00 AM 開館

2022年9月14日12:00 PM@小ホール
2022年9月14日3:30 PM@小ホール
2022年9月14日6:30 PM@小ホール

2022年9月15日(木)

11:00 AM 開館

2022年9月15日12:00 PM@小ホール
2022年9月15日3:30 PM@小ホール
2022年9月15日6:30 PM@小ホール

2022年9月16日(金)

11:00 AM 開館

2022年9月16日12:00 PM@小ホール
2022年9月16日3:30 PM@小ホール
2022年9月16日6:30 PM@小ホール

2022年9月17日(土)

10:45 AM 開館

2022年9月17日11:15 AM@小ホール
2022年9月17日6:30 PM@小ホール

2022年9月18日(日)

10:45 AM 開館

2022年9月18日11:15 AM@小ホール
2022年9月18日2:30 PM@小ホール
2022年9月18日5:30 PM@小ホール

2022年9月20日(火)

10:45 AM 開館

2022年9月20日11:15 AM@小ホール
2022年9月20日1:45 PM@小ホール
2022年9月20日4:00 PM@小ホール
2022年9月20日6:30 PM@小ホール

2022年9月21日(水)

11:00 AM 開館

2022年9月21日11:30 AM@小ホール
2022年9月21日1:45 PM@小ホール

2022年9月22日(木)

11:00 AM 開館

2022年9月22日12:00 PM@小ホール
2022年9月22日3:00 PM@小ホール
2022年9月22日6:30 PM@小ホール

2022年9月23日(金)

11:00 AM 開館

2022年9月23日1:00 PM@小ホール
2022年9月23日5:00 PM@小ホール
チケット完売
ゲスト来場予定
月の砂漠(131分+トーク)

2022年9月24日(土)

11:00 AM 開館

2022年9月24日11:30 AM@小ホール
2022年9月24日2:00 PM@小ホール
チケット完売
ゲスト来場予定
WiLd LIFe(102分+トーク)

2022年9月25日(日)

11:00 AM 開館

チケット情報

※注意※
国立映画アーカイブ公式チケットサイトでの電子チケットの販売はありません。

8月6日(土) 10:00 AMより、全期間分をチケットぴあにて発売!
Pコード:552-370

・販売期限:各上映の15分前まで
会場でのチケット販売・発券はありません。紙のチケットをご持参ください。
予告編なしで、本編からの上映となります。開映後は入場できませんのでご注意ください。
・優待の方は「障がい者」券をお求めください。
・学生、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ、障がい者、優待の方は、ホール入場時に証明できるものをご提示ください。ご提示のない方は入場できません。(障がい者の付添者は原則1名まで障がい者と同料金)
9月25日(日) 6:00 PMに追加上映する『赤ずきん』『路地へ 中上健次の残したフィルム』のチケットは、8月20日(土) 10:00 AMにチケットぴあにて発売します。(8/16更新)


【全席指定席】

  一般/65歳以上 高大生 小中生/障がい者
キャンパスメンバーズ
 ●PFFアワード2022 ¥1,000 ¥700 ¥500
 第26回PFFスカラシップ作品 ¥1,500
 ●ようこそ、はじめてのパゾリーニ体験へ
 ●青山真治監督特集
 ●ブラック&ブラック
 ●PFFスペシャル映画講座

チケットぴあ 購入方法

①インターネット購入[座席選択できる]
②セブン-イレブン[座席選択できない]

・発券手数料、システム手数料は0円です。
チケットは会場では発券できません。必ず各コンビニで発券して会場までお越しください。

チケットの完売情報は、チケットぴあの購入サイトでご確認ください。

下記の上映回のチケットは完売しました。(8/16更新)

9月10日(土) 6:00 PM PFFスカラシップ作品『すべての夜を思いだす』
9月23日(金) 1:00 PM 映画講座&青山真治特集『私立探偵濱マイク 名前のない森』
9月23日(金) 5:00 PM 青山真治特集『月の砂漠』
9月24日(土) 11:30 AM 青山真治特集『赤ずきん』『路地へ 中上健次の残したフィルム』
9月24日(土) 2:00 PM 青山真治特集『WiLd LIFe』

マスク着用のない方の入館をお断りします。

 当館の新型コロナウイルス感染症拡大防止策
・来館者全員への検温を実施。
・館内各所に手指用消毒液を設置。
・清掃・消毒を強化。
・ホール内の換気を強化。
・スタッフはマスク・手袋等を着用して対応。
・受付などの対面場所に飛沫ガードを設置。

ご来館の皆様へのお願い
・発熱や風邪などの症状がある方は、来館をお控えください。
・咳エチケットにご協力ください。
・館内で体調を崩された場合は、スタッフにお知らせください。
・こまめな手洗いや手指の消毒にご協力ください。
・入退場やご観覧の際は、互いに適切な距離を保つようお願いいたします。
・ロビー等での飲食は、蓋の閉まる飲み物以外は禁止にさせていただきます。
・感染発生時の入館者追跡のため、ご自身で入館日時の記録をお願いいたします。

上映以外に関する当館の対策およびお願いにつきましては、こちらをご覧ください。