映画遺産―国立映画アーカイブ映画資料ポータル―

国立映画アーカイブが所蔵する映画関連資料を包括的に公開するためのWEBサイトです。このWEBサイトは、国立アートリサーチセンター協力のもと、国立情報学研究所と共同で制作しています。

現在は、2023年5月の開設時に公開した歴史的な撮影機や映写機などの映画機材に加えて2024年5月に公開した1910年代から1940年代の映画館プログラムが掲載されています。今後も他の所蔵資料をデジタル化のうえ公開していく予定です。

映画遺産―国立映画アーカイブ映画資料ポータル―(外部サイト)

https://nfajfilmheritage.jp/


サイトの特徴

国内で初めて映画関連資料のコレクションを大規模にインターネット公開

第1弾の公開資料は、映画機材181点を様々な角度から撮影した高精細な画像と、映画技術史専門家の綿密な調査に基づく詳細なテクニカルデータです。掲載資料は撮影機と映写機で、製造時期は1900年代から1980年代にわたる幅広いものです。(2023.5.10公開)

第2弾の公開資料は、故御園京平氏寄贈の「みそのコレクション」より映画館プログラム5,682点のメタデータとそれらの内4,449 点の全ページを撮影した高精細な画像です。プログラムの発行時期は1910年代から1940年代におよび、発行地域は東京都だけでなく神奈川県・埼玉県・兵庫県にもわたっています。(2024.5.29公開)

映画関連資料のコレクションをこれほどの規模で詳細にインターネット公開するのは国内では初の試みです。

高性能な画像ビューアーを搭載

掲載画像の拡大と縮小、回転ができる高性能なビューアーを採用しています。映画機材の細かい機構を確認することや、多方向に印字された映画館プログラムを読み解くことが可能です。


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