過去の上映

  • 第1期 2022.2.1 - 2022.3.6
    第2期 2022.4.5 - 2022.5.1
    ●上映の感染症予防の対策およびご来館の皆様へのお願いにつきましては、当該ページ「新型コロナウイルス感染症拡大防止策」をご覧ください。
  • 上映企画

1990年代日本映画――躍動する個の時代

Flourishing Independent Filmmakers: Japanese Films in the 1990s

会 期 

【第1期】 2022年2月1日(火)-3月6日(日)

【第2期】 2022年4月5日(火)-5月1日(日)

 会期中の休館日:月曜日

会 場 長瀬記念ホール OZU(2階)

定 員 310名(各回入替制・全席指定席)※1/19(水)更新

※ 新型コロナウイルス感染拡大などの状況により、変更が生じる可能性がございます。
  随時、当館HPにて最新情報をご確認ください。

・マスク着用のない方の入館をお断りします。

・来館者全員に検温を行います。37.5℃以上の方は入館をお断りいたします。

・各回の開映後の入場はできません。

・館内でのチケット販売・発券はございません。障害者(付添者は原則1名まで)、
 国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ、未就学児、優待の方も前売指定席券をお求めください。

 

概要

NFAJプログラムNo.34
↑PDF版でもご覧いただけます。

上映会番号 446

 昨年の企画上映「1980年代日本映画――試行と新生」に続き、1990年代の日本映画特集を開催します。1990年代の日本映画は、ハリウッド大作の勢いに押されて興行では苦戦しながらも、ビデオ市場の広がりや自主制作の隆盛、海外映画祭での評価などの後押しを受けて盛んな創作活動が続き、才能ある個人が娯楽映画から芸術性の高い映画、アニメーションやドキュメンタリー、実験映画まで、映画のさまざまな領域で頭角を現しました。同時に映画の内容も多様化し、家族や地域共同体、国、性別といった既存の境界を超えるような題材が採り上げられ、個と個のつながりが模索されました。個人の感覚に根差したこうした映画作りは、現在の多くの日本映画にも継承されていると言えるでしょう。
 企画上映「1990年代日本映画――躍動する個の時代」は、時代を代表するヒット作や新しい才能による重要作などを中心に、計66本(57プログラム)によって、1990年代の日本映画を回顧します。当館のみならず、国内外を通して前例のない試みとなります。皆様のご来場をお待ちしています。

■(監)=監督 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (出)=出演 (声)=声の出演 (解)=解説・ナレーション
■スタッフ、キャスト欄の人名は原則として公開当時の表記を記載しています。
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
■特集には不完全なプリントや状態の悪いプリントが含まれていることがあります。
■タイトルの横に印が付いている作品は、公開当時成人指定を受けた作品です。当該の上映回に女性専用席を設けます。
■緑色表示のタイトルは、第2期上映作品です。

1.ネオ チンピラ 鉄砲玉ぴゅ~ (86分・1990・東映ビデオ=東北新社・監:高橋伴明) 2.櫻の園 (96分・1990・ニュー・センチュリー・プロデューサーズ=サントリー・監:中原俊) 3.ワールドアパートメントホラー (99分・1991・ソニー・ミュージックエンタテインメント・監・脚:大友克洋) 4.無能の人 (107分・1991・ケイエスエス=松竹第一興行・監・出:竹中直人) 5.小口こぐち詩子/和田淳子プログラム (計87分) 6.ザ・中学教師 (105分・1992・メリエス=サントリー・監:平山秀幸) 7.阿賀に生きる (115分・1992・阿賀に生きる製作委員会・監:佐藤真) 8.死んでもいい (117分・1992・アルゴプロジェクト=サントリー・監・脚:石井隆) 9.きらきらひかる (103分・1992・フジテレビ・監・脚:松岡錠司) 10.オールナイトロング (90分・1992・大映映像・監・脚:松村克弥) 11.佐野和宏/瀬々敬久プログラム (計126分) 12.僕らはみんな生きている (115分・1993・松竹・監:滝田洋二郎) 13.機動警察パトレイバー2 the Movie (114分・1993・バンダイビジュアル=東北新社=イング・監:押井守) 14.二十才の微熱 (114分・1993・ぴあ=ポニーキャニオン・監・脚・出:橋口亮輔) 15.部屋 THE ROOM (91分・1993・アンカーズプロダクション・監・脚:園子温) 16.月はどっちに出ている 他 (計143分) 17.河瀨直美プログラム (計89分) 18.トカレフ (103分・1994・サントリー=バンダイビジュアル=荒戸源次郎事務所・監・脚:阪本順治) 19.我が人生最悪の時 (92分・1994・フォーライフレコード=映像探偵社・監・脚:林海象) 20.夏の庭 The Friends (113分・1994・讀賣テレビ・監:相米慎二) 21.大木裕之プログラム (計120分) 22.佐藤寿保/サトウトシキ プログラム (計132分) 23.毎日が夏休み (93分・1994・パイオニアLDC=サンダンス・カンパニー・監・脚:金子修介) 24.800 TWO LAP RUNNERS (109分・1994・サントリー=ポニーキャニオン=ニュー・センチュリー・プロデューサーズ・監:廣木隆一) 25.居酒屋ゆうれい (110分・1994・サントリー=テレビ朝日=東北新社=キティ・フィルム・監:渡邊孝好) 26.ガメラ 大怪獣空中決戦 (95分・1995・大映=日本テレビ=博報堂・監:金子修介) 27.Love Letter (116分・1995・フジテレビ=ヘラルド・監・脚:岩井俊二) 28.エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS (81分・1995・ギャガ=円谷映像・監・原案:佐藤嗣麻子) 29.耳をすませば (111分・1995・徳間書店=日本テレビ=博報堂=スタジオジブリ・監:近藤喜文) 30.新宿黒社会 チャイナマフィア戦争 (101分・1995・大映・監:三池崇史) 31.人でなしの恋 (87分・1995・松竹=バンダイビジュアル・監・脚:松浦雅子) 32.冬の河童 (113分・1995・冬の河童ユニット・監・脚:風間志織) 33.Shall we ダンス? (136分・1996・大映=日本テレビ=博報堂=日本出版販売・監・原・脚:周防正行) 34.おかえり (99分・1996・コムテッグ・監・脚:篠崎誠) 35.シャブ極道 (165分・1996・大映・監:細野辰興) 36.Helpless (78分・1996・WOWOW=バンダイビジュアル・監・脚・音:青山真治) 37.ひみつの花園 (83分・1997・東宝=ぴあ・監・脚:矢口史靖) 38.鬼火 (102分・1997・ギャガ・監:望月六郎) 39.東京夜曲 (87分・1997・衛星劇場・監・原:市川準) 40.もののけ姫 (133分・1997・徳間書店=日本テレビ=電通=スタジオジブリ・監・原・脚:宮崎駿) 41.OL忠臣蔵 (113分・1997・光和インターナショナル・監・脚:原隆仁) 42.CURE (111分・1997・大映・監・脚:黒沢清) 43.HANA-BI (103分・1997・バンダイビジュアル=テレビ東京=TOKYO FM=オフィス北野・監・脚:北野武) 44.リング (95分・1998・角川書店=ポニーキャニオン=東宝=IMAGICA=アスミック=オメガ・プロジェクト・監:中田秀夫) 45.ユキエ (93分・1998・エッセン・コミュニケーションズ・監:松井久子) 46.PERFECT BLUE (81分・1998・レックスエンタテインメント・監・キャラクターデザイン:今敏) 47.鬼畜大宴会 (107分・1998・鬼プロ・監・脚:熊切和嘉) 48.「A」 (135分・1998・A製作委員会・監・撮:森達也) 49.踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間! (119分・1998・フジテレビ・監:本広克行) 50.avec mon mari アベックモンマリ (96分・1999・武藤起一事務所・監・脚・出:大谷健太郎) 51.ワンダフルライフ (118分・1999・テレビマンユニオン=エンジンフィルム・監・脚:是枝裕和) 52.洗濯機は俺にまかせろ (102分・1999・ボノボ=スターポート・監:篠原哲雄) 53.第七官界彷徨だいななかんかいほうこう 尾崎翠を探して (108分・1998・旦々舎=「第七官界彷徨―尾崎翠を探して―」製作委員会・監:浜野佐知) 54.月光の囁き (100分・1999・日活・監・脚:塩田明彦) 55.M/OTHER (147分・1999・WOWOW=バンダイビュジュアル・監・ストーリー・ダイアローグ:諏訪敦彦) 56.アイ・ラヴ・ユー (112分・1999・こぶしプロ=映画「アイ・ラヴ・ユー」製作上映委員会・監:大澤豊、米内山明宏) 57.日曜日は終わらない (90分・1999・NHK大阪・監:高橋陽一郎)

上映作品詳細

1ネオ チンピラ 鉄砲玉ぴゅ~(86分・16mm・カラー)

  • 2022年2月3日(木) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年2月18日(金) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1990(東映ビデオ=東北新社)(監)高橋伴明(原)安部譲二(脚)西岡琢也(撮)三好和宏(美)及川一(音)伊丹哲也、馬場孝幸(出)哀川翔、青山知可子、峰岸徹、飛田ゆき乃、安岡力也、山田辰夫、清水綋治、高岡健二、大杉漣、宍戸錠

1989年に東映ビデオが開始した「東映Vシネマ」は、その商業的な成功からオリジナルビデオ(OV)の代名詞的存在となり、多くの名シリーズを生み出すとともに、スターや監督を輩出した。本作はVシネマ初期の代表作にして、哀川翔の記念すべき初主演作。ヒットマンを命じられたチンピラ(哀川)を描くやくざものだが、出撃を前にした若者の焦燥や恋愛模様を描いた青春映画として出色。OVとしては異例の売上げを記録し、哀川は一躍スターダムを駆け上がった。


2櫻の園(96分・35mm・カラー)

  • 2022年4月16日(土) 6:20 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月26日(火) 6:20 PM@長瀬記念ホール OZU

1990(ニュー・センチュリー・プロデューサーズ=サントリー)(監)中原俊(原)吉田秋生(脚)じんのひろあき(撮)藤沢順一(美)稲垣尚夫(音)熊本マリ(出)宮澤美保、中島ひろ子、つみきみほ、白島靖代、岡本舞、南原宏治

創立記念日の恒例公演、チェーホフの「櫻の園」に向けて準備する女子高演劇部の物語。吉田秋生の同名漫画が原作だが、映画は公演当日に限定し、少女たちの他愛のない会話から思春期の揺れ動く内面を浮かび上がらせる。日活ロマンポルノから出発し、『ボクの女に手を出すな』(1986)で一般映画へと活動の場を広げた中原俊は、本作で心の機微を掬い取る演出力が認められて多くの賞を獲得し、2008年公開の本作のリメイク作も監督した。


3ワールドアパートメントホラー(99分・35mm・カラー)

  • 2022年4月8日(金) 6:20 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月29日(金) 3:30 PM@長瀬記念ホール OZU

1991(ソニー・ミュージックエンタテインメント)(監・脚)大友克洋(原)今敏(脚)信本敬子(撮)篠田昇(美)細石照美(音)埜邑紀見男(出)田中博樹、清水宏、南雲勇助、出川哲朗、中川喜美子、翁華栄、アハメッド・アブド・サイード、モジョ・ムスタファ、中村ゆうじ

漫画家、アニメーション監督として世界的支持を得る大友克洋の初実写作品。東京の再開発地区に建つボロアパートを舞台に、そこに暮らすアジア各国からの労働者たちと地上げにやって来たやくざが巻き起こすてんやわんやを描いたホラー・コメディ。主演の田中博樹は1996年にSABU名義で監督デビューを果たし、東アジアを中心に人気を得ることとなった。


4無能の人(107分・35mm・カラー)

  • 2022年2月19日(土) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年3月1日(火) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1991(ケイエスエス=松竹第一興行)(監・出)竹中直人(原)つげ義春(脚)丸内敏治(撮)佐々木原保志(美)斎藤岩男(音)GONTITI(出)風吹ジュン、三東康太郎、山口美也子、マルセ太郎、神戸浩、神代辰巳、いとうせいこう、大杉漣、草薙幸二郎、須賀不二男、久我美子、原田芳雄、三浦友和

つげ義春の漫画を映画化した俳優・竹中直人の監督第1作。無気力な日々のなか、多摩川べりで石を売る漫画家(竹中)とその家族の姿を描く。小津安二郎をはじめとする松竹映画へのオマージュをちりばめながら、竹中独自のユーモアと人間観が存分に開花している。ヴェネツィア国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞するなど高い評価を受け、以後、竹中は監督としても活躍。


5小口こぐち詩子/和田淳子プログラム(計87分)

  • 2022年4月16日(土) 12:30 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月27日(水) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月16日(土) 12:30PM ★上映後トークあり
ゲスト: 小口詩子監督
*トークイベントからの参加はできません。

小口詩子のおでかけ日記(47分・16mm・カラー)

1988(監・撮・出)小口詩子

早稲田大学で演劇を学び身体表現と映像制作を行なっていた小口詩子が、太陽に会いに出かけた女性の魂が放浪するさまを日記映画的アプローチで描く。8mmによる撮影。イメージフォーラム・フェスティバル(IFF)1989大賞を受賞。

ばら科たんぽぽ(9分・16mm・カラー)

1990(監・撮)小口詩子

コマ撮りを取り入れた「無理矢理アニメ」と称する手法により、遊び心あふれる人形ごっこを模してセクシュアリティの混沌を描き出す。TBSテレビ「三宅裕司のえびぞり巨匠天国」で高く評価されたほか、ジェーン・カンピオン短篇特集の併映として劇場公開された。

眠る花(7分・16mm・カラー)

1991(監・撮)小口詩子(出)小口むめ

祖母にキャメラを向けた日常的スケッチと何気ない会話から白い花々に埋もれる葬儀のイメージへと飛躍する、死生観を題材とした親密さに満ちた作品。IFF1992審査員特別賞受賞。

閉所嗜好症(8分・DCP・カラー)

1993(監・撮・出)和田淳子

閉じ込めたい/閉じ込められたいという欲望をめぐる自問自答をセルフヌードを交えて展開する実験映画。イメージフォーラム夏季ワークショップに参加した和田淳子が、初作品として独力で作り、IFF1994に入選。鮮烈な登場を印象づけた。

桃色ベビーオイル(16分・DCP・カラー)

1995(監・撮・出)和田淳子(出)余語美沙子、青山玲子

都市で一人暮らしする若い女性を主人公に、部屋が媒介する妄想を客体化された身体性と詩的モノローグによって表現。ぴあフィルムフェスティバル(PFF)1995入選およびIFF1996大賞を受賞。


6ザ・中学教師(105分・35mm・カラー)

  • 2022年2月2日(水) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年2月19日(土) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1992(メリエス=サントリー)(監)平山秀幸(原)プロ教師の会(埼玉教育塾)(脚)斎藤博(撮)柴崎幸三(美)いしいいわお(音)大谷幸(出)長塚京三、藤田朋子、金山一彦、范文雀、谷啓、風吹ジュン、樹木希林、藤田敏八

教育のあり方に対する挑発的な問題提起が話題となった別冊宝島「ザ・中学教師」シリーズの映画化。「プロ教師」の三上(長塚)は一風変わった教育方針に基づき学校内で起こる問題を次々と解決していく。のちに「学校の怪談」シリーズ(1995-99、全4作のうち3作を監督)や『愛を乞うひと』(1998)などで力量を発揮していく平山秀幸がその名を知らしめた監督第2作。長塚京三が典型的な熱血教師とは一線を画す冷静な教師役を好演している。


7阿賀に生きる(115分・16mm・カラー)

  • 2022年2月8日(火) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年2月25日(金) 6:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1992(阿賀に生きる製作委員会)(監)佐藤真(撮)小林茂(録音・解)鈴木彰二(音)経麻朗

佐藤真ら7人の映画スタッフが新潟県の阿賀野川流域で3年間にわたって実際に生活しながら、当地の人々の生きざまを映し出したドキュメンタリー。日々の営みに丹念に寄り添うことで、彼らの暮らしを脅かしてきたもの、いまなお残る新潟水俣病の傷跡を静かに浮かび上がらせていく。1990年代以降の日本のドキュメンタリー映画の流れのなかで存在感を示した佐藤の長篇第1作にして、「日常と不在」を見つめ続けた彼の作家的資質が凝縮された作品である。


8死んでもいい(117分・35mm・カラー)

  • 2022年2月4日(金) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年2月20日(日) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1992(アルゴプロジェクト=サントリー)(監・脚)石井隆(原)西村望(撮)佐々木原保志(美)細石照美(音)安川午朗(出)大竹しのぶ、永瀬正敏、室田日出男、奥村公延

劇画家出身で、日活ロマンポルノで監督デビューした石井隆による一般映画デビュー作。夫(室田)が継いだ不動産屋で働く名美(大竹)は、駅で見かけた彼女を追って不動産屋に就職した青年・信(永瀬)と不倫関係となり、信の発案で一緒に夫の殺害を計画し始める。ディレクターズ・カンパニーの倒産により撮影途中からアルゴプロジェクトが引き継いで完成させた。暴力的な性描写などもあり、公開当時R指定(現「R15+」)を受けた。


9きらきらひかる(103分・35mm・カラー)

  • 2022年4月9日(土) 3:20 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月26日(火) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1992(フジテレビ)(監・脚)松岡錠司(原)江國香織(撮)笠松則通(美)遠藤光男(音)茂野雅道(出)薬師丸ひろ子、豊川悦司、筒井道隆、加賀まり子、岩本多代、大島智子、津川雅彦、川津祐介、土屋久美子

『三月』(1981)などによりPFFで受賞し、『バタアシ金魚』(1990)で劇場用映画監督デビューを果たした松岡錠司が、江國香織の同名小説を映画化。アルコール依存症の笑子(薬師丸)は、同性愛者の睦月(豊川)と結婚し、以降、睦月の恋人・紺(筒井)を巻き込んだ奇妙な三角関係が始まる。松岡は世間の偏見に傷つき悩む3人を温かい眼差しで捉え、彼らが紡ぎだす愛の形をきめ細かいタッチで描く。豊川悦司が数々の映画賞を受賞した出世作。


10オールナイトロング(90分・35mm・カラー)

  • 2022年2月4日(金) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年2月24日(木) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

1992(大映映像)(監・脚)松村克弥(撮)村川聡(美)小林正巳(音)秋山勝彦、岩永龍則(出)角田英介、鈴木亮介、家富洋二、田口浩正、毛利賢一、加山由実、若山幸子、上野美津恵、サード長嶋、ラッシャー木村

通り魔殺人の現場に偶然居合わせた3人の少年たちが、理不尽な暴力にさらされるうちにやがて自分たちの内なる暴力性に目覚めていく。ドキュメンタリー畑出身の松村克弥の長篇第1作。残酷描写が話題となったが、実際の犯罪事件を想起させる生々しい暴力の風景と若者たちの鬱屈を映し出した点において、90年代の切迫した空気をそのまま反映した作品といえる。公開当時はR指定(現「R15+」)を受けた。


11佐野和宏/瀬々敬久プログラム(計126分)

  • 2022年2月10日(木) 5:50 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年2月23日(水) 12:40 PM@長瀬記念ホール OZU

Don’t Let It Bring You Down(61分・35mm・カラー)

1993(国映)(監・脚・出)佐野和宏(撮)斎藤幸一(出)岸加奈子、梶野考、高木杏子、上田耕造、セニョール・ヨネ、津崎公平、今泉浩一

自衛隊の機密文書を持ち出した自衛官(佐野)とその妻(岸)は、映画青年(梶野)の助けも借りて追っ手から逃げ、臨終の際にいる妻の父親のもとに向かう。集団に隷属することへの危機感と映画への愛がストレートに表現されたピンク映画。佐野和宏、佐藤寿保、瀬々敬久、サトウトシキは、性表現にとどまらないテーマを導入して「ピンク四天王」と呼ばれ、作家性の面からも評価された。初公開時のタイトルは『変態テレフォンONANIE』。

End of The World(65分・35mm・カラー)

1995(国映)(監・脚)瀬々敬久(撮)中尾正人(出)河名麻衣、川瀬陽太、泉由紀子、伊藤猛、小林節彦、細谷隆広、岩崎誠

逃亡中の男女(川瀬、河名)が、女が里子に出した息子(岩崎)を取り返そうと島にやってくるが、息子の里親は警官(伊藤)だった…。息子の奪還をめぐるサスペンスは、広大で荒涼とした三宅島のロケ撮影によって異化させられ、人間の本源的な欲望をめぐる寓話劇へと至る。川瀬陽太は本作で瀬々作品に初出演し、以後常連俳優となっていく。初公開時のタイトルは『すけべてんこもり』。


12僕らはみんな生きている(115分・35mm・カラー)

  • 2022年4月17日(日) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月20日(水) 6:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1993(松竹)(監)滝田洋二郎(原・脚)一色伸幸(撮)浜田毅(美)山口修(音)清水靖晃(出)真田広之、山崎努、岸部一徳、嶋田久作、ベンガル、螢雪次朗、田根楽子、早見優

『病院へ行こう』(1990)など、この時期コンビ作を連発していた滝田洋二郎監督=一色伸幸脚本によるコメディ。東南アジアの発展途上国に出張した高橋(真田)ら4人の日本人駐在員が軍事クーデターに巻き込まれ、右往左往する。企業への滅私奉公を余儀なくされてきた日本のサラリーマンたちの姿を戯画的に描き、バブル後の空虚な気分と呼応した。

*4月17日(日) 1:00 PMの上映前に滝田洋二郎監督による挨拶があります。


13機動警察パトレイバー2 the Movie(114分・35mm・カラー)

  • 2022年2月11日(金) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年2月17日(木) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1993(バンダイビジュアル=東北新社=イング)(監)押井守(原)ヘッドギア(脚)伊藤和典(キャラクターデザイン)高田明美、ゆうきまさみ(メカニックデザイン)出渕裕、河森正治、カトキハジメ(演出)西久保利彦(作画)黄瀬和哉(撮)高橋明彦(美)小倉宏昌(音)川井憲次(声)冨永みーな、古川登志夫、大林隆之介、榊原良子、池水通洋、二又一成、郷里大輔、千葉繁、阪脩、竹中直人、根津甚八

漫画、TVシリーズなど多分野で展開された「機動警察パトレイバー」の劇場版第2作。正体不明の存在によって引き起こされた虚構の爆撃テロによって警察と自衛隊の対立が激化、やがて東京は現実の戦争状態へと突入していく。1992年から始まったPKO協力法にもとづく自衛隊の海外派遣など当時の世相を反映しながら、押井守作品に一貫して見られる虚構と現実、都市の変容といったテーマが突き詰められている。


14二十才の微熱(114分・35mm・カラー)

  • 2022年2月9日(水) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年2月20日(日) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1993(ぴあ=ポニーキャニオン)(監・脚・出)橋口亮輔(撮)戸澤潤一(音)篠崎耕平、磯野晃、村山竜二(出)袴田吉彦、遠藤雅、片岡礼子、山田純世、佐藤恒治、原田文明、大河内浩、石田太郎、入江若葉、草野康太

PFFでグランプリを受賞した『夕辺の秘密』(1989)など自主映画の世界で注目された橋口亮輔は、PFFスカラシップを得て本作で劇場監督デビューを果たした。売春クラブで男たちに体を売っている、どこか冷めた大学生(袴田)を中心に、20歳前後の若者たちのもどかしい心の動きが丁寧に捉えられ、同性愛を題材にした新世代の青春映画として評判を呼び、単館公開したシネマアルゴ新宿では、開館以来最高の大入りを記録した。


15部屋 THE ROOM(91分・35mm・白黒)

  • 2022年4月13日(水) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月28日(木) 6:20 PM@長瀬記念ホール OZU

1993(アンカーズプロダクション)(監・脚)園子温(撮)大塚雄一郎(美)脇田政法(音)岡野太(出)麿赤児、洞口依子、佐野史郎、高橋佐代子

『男の花道』(1986)でPFFグランプリを受賞し、PFFスカラシップ作品『自転車吐息』(1990)で劇場デビューした園子温の2作目。殺し屋(麿)が不動産係員(洞口)の案内のもと、賃貸物件を物色する様子を描く。白黒スタンダード、長廻しの固定ショットを基調として、ミニマルな要素で物語ることを追求した意欲的な実験作。サンダンス国際映画祭審査員特別賞受賞。


16月はどっちに出ている 他(計143分)

  • 2022年2月6日(日) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年2月25日(金) 2:30 PM@長瀬記念ホール OZU

J・MOVIE・WARS 月はどっちに出ている(33分・35mm・カラー)

1993(日本衛星放送=ヒルヴィラ=東映)(監・脚・出)崔洋一(原)梁石日(脚・出)鄭義信(撮)佐々木原保志(美)平井浩一(出)石橋凌、ルビー・モレノ、絵沢萠子、利重剛

梁石日ヤン・ソギルの『タクシー狂躁曲』を原案として崔洋一が鄭義信チョン・ウィシンと書き上げた長篇用の脚本が具体化する過程で、衛星放送番組のため仙頭武則がプロデュースした短篇。オムニバスの「J・MOVIE・WARS」シリーズの一環として劇場公開もされた。

月はどっちに出ている(110分・35mm・カラー)

1993(シネカノン)(監・脚)崔洋一(原)梁石日(脚)鄭義信(撮)藤澤順一(美)今村力、岡村匡一(音)佐久間正英(出)岸谷五朗、ルビー・モレノ、絵沢萠子、小木茂光、遠藤憲一、有薗芳記、麿赤児、國村隼、金田明夫

東京を舞台に在日コリアンのタクシー運転手(岸谷)の日常を描いたコメディ。フィリピン人ホステス(モレノ)との恋を主軸に、同僚の日本人やイラン人、そして様々なタイプの在日コリアンを登場させ、相対化して痛快な娯楽映画を作り上げた。外国映画の配給を手がけていた李鳳宇が、初製作にのりだして企画が実現。26週もロングランした興行的成功に加え、国内の映画賞を総なめにした。


17河瀨直美プログラム(計89分)

  • 2022年2月8日(火) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年2月26日(土) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

白い月(54分・16mm・カラー)

1993(遷都)(監・脚・撮)河瀬直美(撮)長谷川智章(音)杜奈緒(出)下間連嗣、西脇しず江、手塚孝介、河瀬宇乃、武市深雪、ちゅう太、山中賢司、貝田雅則

短篇ドキュメンタリー『につつまれて』(1992)の後に製作された河瀨直美の16ミリ中篇で、『萌の朱雀』(1997)につらなるフィクションへの志向が見て取れる作品。警備員のアルバイトをしている青年(下間)と少女(西脇)の淡い恋の芽生えを描きつつ、故郷・奈良への思いや死生観など、のちの河瀨作品を特徴づけるモティーフが随所に表れている。PFF招待作品に選ばれた。

風の記憶 渋谷にて 1995.12.26(35分・DCP・カラー)

1995(ネットワーク・フィルムズ)(企画・構成・撮)河瀬直美

道行く人々と持ち物を交換しながら冬の日の渋谷を歩いて見つけた風景をハンディキャメラで撮影した短篇。当時の渋谷の空気感とそこに集まる人々の姿がヴィヴィッドに捉えられている。


18トカレフ(103分・35mm・カラー)

  • 2022年2月5日(土) 3:50 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年2月22日(火) 6:10 PM@長瀬記念ホール OZU

1994(サントリー=バンダイビジュアル=荒戸源次郎事務所)(監・脚)阪本順治(原)徳田寛(撮)石井勲(美)金勝浩一(音)梅林茂(出)大和武士、佐藤浩市、西山由海、國村隼、芹沢正和、鈴木晋介、水上竜士、尹明蘭、類家大地

目の前で息子を誘拐された西海(大和)は、復讐心を燃えたぎらせ、犯人の行方を探し始める。デビュー作『どついたるねん』(1989)以来、勝負に賭ける男の情熱を取り上げた阪本順治が、悲劇へと突き進む男を抑制された演出で描いたハードボイルド・アクション。『鉄拳』(1990)に続き、阪本映画で主役を演じた大和武士の無骨な表情と、佐藤浩市の冷酷で狂気じみた演技が好対照をなし、異様な緊張感を漂わせる。


19我が人生最悪の時(92分・35mm・パートカラー)

  • 2022年4月10日(日) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月28日(木) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1994(フォーライフレコード=映像探偵社)(監・脚)林海象(脚)天願大介(撮)長田勇市(美術監修)木村威夫(美)増本知尋(音)めいなCo.(出)永瀬正敏、楊海平、侯徳健、南原清隆、佐野史郎、修健、麿赤児、塚本晋也、宍戸錠、南果歩、鰐淵晴子

横浜黄金町の映画館の2階に事務所を構える私立探偵・濱マイク(永瀬)を主人公とする3部作(のちにTVシリーズ化もされた)の第1作。アンダーグラウンドに生きる人々の姿を通して「アジアのなかの日本」を描き出す試みは、「アジアンビート」シリーズ(1991-93)から続くこの時期の林海象の眼目であり、中国の民主化運動の主導者でもあったシンガーソングライターの侯徳健の起用にもそうした視点がうかがえる。

*4月10日(日) 4:00 PMの上映前に林海象監督による挨拶があります。4月28日(木) 3:00 PMの上映前に古賀俊輔プロデューサーと出演の鰐淵晴子氏と娯楽映画研究家の佐藤利明氏による挨拶があります。


20夏の庭 The Friends(113分・35mm・カラー)

  • 2022年2月1日(火) 6:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年3月4日(金) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1994(讀賣テレビ)(監)相米慎二(原)湯本香樹実(脚)田中陽造(撮)篠田昇(美)部谷京子(音)セルジオ・アサド(出)坂田直樹、王泰貴、牧野憲一、三國連太郎、淡島千景、戸田菜穂、笑福亭鶴瓶、寺田農、柄本明

『お引越し』(1993、相米慎二)に続き、讀賣テレビがスポット枠を通して協賛スポンサーを募り、自社製作した第2作。小学校6年生の仲良し3人組(坂田、王、牧野)は、死という不可解なものについて考えるうち、古い一軒家に住む老人(三國)と交流するようになる。湯本香樹実の児童文学を取り上げた相米は、生と死を象徴する数々のイメージによって、少年たちが死の重みに向き合い、成長していく姿を繊細に描き出す。


21大木裕之プログラム(計120分)

  • 2022年4月19日(火) 6:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月27日(水) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

80年代に自主映画制作を開始した大木裕之は、既存の映画の枠にはまらない大胆な作風で話題を呼び、90年代には海外でも紹介されるようになり高い評価を受けた。ゲイ・ポルノとして撮られた『あなたがすきです、だいすきです』は大木初の商業映画で、若者のヴィヴィッドな心の揺れが、舞台となった高知のロケーション撮影や手持ちキャメラによってみずみずしく切り取られている。『エクスタシーの涙 恥淫』は、4人家族のそれぞれの悩みを性愛と絡めて描くドラマだが、1分のワンシーンワンカットが6061集まって構成される、コンセプチュアルな異色ピンク映画でもある。

*4月19日(火) 6:00 PMの回と4月27日(水)3:00PMの回の上映前に大木裕之監督による挨拶があります。

4月19日(火) 6:00 PMの上映回をご覧になったお客様へ
『エクスタシーの涙 恥淫』をスタンダードサイズで上映いたしましたが、正しくはスタンダードサイズの画面の上下を切ってアメリカン・ビスタサイズで上映すべき作品でした。4月27日(水) 3:00PMの上映回ではアメリカン・ビスタサイズで上映いたします。

あなたがすきです、だいすきです(58分・35mm・カラー)

1994(ENKプロモーション)(監・脚・撮・出)大木裕之(録音・照明)臼井勝(出)渋谷和則、CHANO、北風久則、西本タカ、山本洋子、高知子、田中要次、松前直也

エクスタシーの涙 恥淫(62分・35mm・カラー)

1995(国映)(監・脚・出)大木裕之(原)鈴木章浩(脚・出)伊藤清美(撮)上原剛(音)ジョン・ゾーン(出)田口朋毅、大杉暁子、フジタヒロミ、近藤理子、永井卓、与那嶺政之、森本健、葉月螢


22佐藤寿保/サトウトシキ プログラム(計132分)

  • 2022年2月10日(木) 2:30 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年2月23日(水) 3:50 PM@長瀬記念ホール OZU

LOVE-ZERO=NO LIMIT(62分・35mm・カラー)

1994(国映)(監)幡寿一(脚)別所透(撮)稲吉雅志(音)林田隆行(出)伊藤清美、伊藤猛、穂村♀柳明、平松大、下元史朗、川崎浩幸、今泉浩一、しのざきさとみ

監督の幡寿一と脚本の別所透はそれぞれ佐藤寿保と夢野史郎の変名。「未確認尾行物体観察者」と名乗る男(伊藤猛)は、サングラスの女(伊藤清美)を尾行するが…。黒づくめの女の存在により、新宿アルタ前の風景が変容し、エイズのテーマを盛り込んだ吸血鬼の新たな怪奇譚が始まる。初公開時のタイトルは『いやらしい人妻 濡れる』。

2月10日(木) 2:30 PMの上映前に佐藤寿保監督と脚本家の夢野史郎氏による挨拶があります。2月23日(水・祝) 3:50 PMの上映前に佐藤寿保監督と脚本家の夢野史郎氏と出演の伊藤清美氏による挨拶があります。

迷い猫(70分・35mm・カラー)

1998(国映)(監)サトウトシキ(脚)小林政広(撮)広中康人(音)山田勲生(出)長曽我部蓉子、平泉成、本多菊雄、寺十吾

夫を殺した桂子(長曽我部)は喫茶店で週刊誌の記者(平泉)の取材を受ける。淡々と語られる事の顛末は、記者の想定から微妙にずれ続け、ひとつの意味に回収しえない桂子の心情を浮かび上がらせる。ピンク映画の枠組みを活用し、ひとりの女性の生をソリッドに描く野心作。初公開時のタイトルは『新宿めす日記 迷い猫』。


23毎日が夏休み(93分・35mm・カラー)

  • 2022年4月6日(水) 6:20 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月23日(土) 12:20 PM@長瀬記念ホール OZU

1994(パイオニアLDC=サンダンス・カンパニー)(監・脚)金子修介(原)大島弓子(撮)柴崎幸三(美)及川一(音)大谷幸(出)佐野史郎、佐伯日菜子、高橋ひとみ、益岡徹、小野寺昭、風吹ジュン

大島弓子の漫画の愛読者である金子修介が自ら企画して映画化を実現させた作品。新興住宅地に暮らす林海寺家は、誰もが羨む理想的な家族に見えたが、娘のスギナ(佐伯)は実は不登校児であり、義父の成雪(佐野)も会社を辞めてしまっていた。混乱する母・良子(風吹)をよそにスギナは成雪とともになんでも屋を開業、様々な出会いと発見を経験していく。これが映画デビューとなる佐伯日菜子が各新人賞を獲得した。


24800 TWO LAP RUNNERS(109分・35mm・カラー)

  • 2022年4月9日(土) 6:10 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月19日(火) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1994(サントリー=ポニーキャニオン=ニュー・センチュリー・プロデューサーズ)(監)廣木隆一(原)川島誠(脚)加藤正人(撮)栢野直樹(美)山崎輝(音)富田素弘(出)松岡俊介、野村祐人、有村つぐみ、河合みわこ、白石玲子、袴田吉彦

80年代にピンク映画で監督デビューして注目を集め、一般映画にも進出した廣木隆一の、90年代における代表作の一つ。800m走を競う2人の高校生(松岡、野村)を中心に、同性愛や異性愛、近親愛も交えた青春の複雑な恋愛模様がドライなユーモアを交えつつ描かれる。性的にオープンな一方で恋愛が思うようにいかないという、90年代の若者描写の新たな流れを示す一本。


25居酒屋ゆうれい(110分・35mm・カラー)

  • 2022年2月1日(火) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年2月13日(日) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1994(サントリー=テレビ朝日=東北新社=キティ・フィルム)(監)渡邊孝好(原)山本昌代(脚)田中陽造(撮)藤澤順一(美)稲垣尚夫(音)梅林茂(出)萩原健一、山口智子、室井滋、三宅裕司、西島秀俊、豊川悦司、尾藤イサオ、八名信夫、橋爪功

『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990、ジェリー・ザッカー)のヒットを受けて企画された人情物語。ラブコメディに定評のある渡邊孝好が、居酒屋の主人(萩原)とその新妻(山口)、さらには死んだはずの前妻の幽霊(室井)も加わって織りなす奇妙な三角関係を軽妙洒脱に描き出す。西島秀俊が酒屋役で映画初出演。本作の好評を受け、2年後にはキャストを変更してリメイク作『新・居酒屋ゆうれい』が作られた。


26ガメラ 大怪獣空中決戦(95分・35mm・カラー)

  • 2022年2月17日(木) 6:20 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年3月5日(土) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1995(大映=日本テレビ=博報堂)(監)金子修介(脚)伊藤和典(特技監督)樋口真嗣(撮)戸澤潤一(美)及川一(音)大谷幸(出)伊原剛志、中山忍、藤谷文子、螢雪次朗、本田博太郎、長谷川初範、本郷功次郎、久保明、小野寺昭

巨大生物ガメラは、怪鳥ギャオスを追って福岡から東京へと移動しながら、バトルを繰り広げる。鳥類学者の真弓(中山)、ガメラと心通わせる少女(藤谷)というWヒロインを主軸にした現代的な怪獣映画。シリーズ30周年を記念して15年ぶりに撮られた本作では監督、脚本、特技監督に本格的な特撮映画に初めて参加する気鋭の作り手たちを抜擢。リアルな世界観を構築して娯楽映画の新局面を拓き、多くの影響を及ぼした。

2022年3月5日(土) 1:00PM ★バリアフリー上映
詳細はこちらをご覧ください。


27Love Letter(116分・35mm・カラー)

  • 2022年2月12日(土) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年2月22日(火) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1995(フジテレビ=ヘラルド)(監・脚)岩井俊二(撮)篠田昇(美)細石照美(音)REMEDIOS(出)中山美穂、豊川悦司、酒井美紀、柏原崇、范文雀、篠原勝之、光石研、長田江身子、鈴木蘭々、塩見三省、加賀まりこ

博子(中山)は亡くなった婚約者の昔の住所を卒業アルバムから知り、今は存在しないその住所に手紙を出す。すると数日後、来るはずのない返事が届くのだが…。音楽ビデオなどで活躍し、TVドラマで初めて日本映画監督協会新人賞を受賞した岩井俊二の長篇デビュー作。偶然始まった文通によって綴られる恋の記憶と、愛する人を失った切ない思いが、美しい映像によって抒情的に描かれる。東アジアの各国で熱狂的なファンを生み、今もなお愛され続けている恋愛映画の佳作。


28エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS(81分・35mm・カラー)

  • 2022年4月16日(土) 3:50 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月22日(金) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

1995(ギャガ=円谷映像)(監・原案)佐藤嗣麻子(原)古賀新一(脚)武上純希(撮)須藤昭榮(美)坂本享大(音)片倉三起也(出)吉野公佳、菅野美穂、高橋直純、周摩、高樹澪

古賀新一による漫画『エコエコアザラク』が原作。黒魔術を操る黒井ミサ(吉野)が転入した高校の周囲では不可解な死亡事故が相次いでいた。ある日、ミサとクラスメイトたちは居残りさせられるが、そこで次々とグロテスクな死を迎えていく。監督はロンドンの映画学校で学んだ佐藤嗣麻子。クライマックスのVFXも見どころ。ブームとなり、シリーズ化やTVドラマ化もされた。


29耳をすませば(111分・35mm・カラー)

  • 2022年4月15日(金) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月24日(日) 12:50 PM@長瀬記念ホール OZU

1995(徳間書店=日本テレビ=博報堂=スタジオジブリ)(監)近藤喜文(原)柊あおい(脚・絵コンテ)宮崎駿(撮)奥井敦(作画監督)高坂希太郎(美)黒田聡(音)野見祐二(声)本名陽子、高橋一生、立花隆、室井滋、露口茂、小林桂樹

高畑勲、宮崎駿の作品で作画を担当した近藤喜文の監督デビュー作。読書好きの雫(本名)は電車のなかで出会った不思議な猫に導かれ、丘の上にあるアンティークショップに辿り着く。隅々まで描き込まれた雫の日常の風景と、画家・井上直久の「イバラード」の世界を背景にデジタル合成を用いて幻想的に描き出された雫の想像の世界とが美しい対照をなし、思春期の少女の心情を瑞々しく映像化している。

*4月15日(金) 3:00PMの回と4月24日(日) 12:50PMの回のチケットは完売しました。最新情報はチケットぴあのページをご覧ください。※4/16(土)更新


30新宿黒社会 チャイナマフィア戦争(101分・35mm・カラー)

  • 2022年2月5日(土) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年3月1日(火) 6:10 PM@長瀬記念ホール OZU

1995(大映)(監)三池崇史(脚)藤田一朗(撮)今泉尚亮(美)尾関龍生(音)アトリエ・シーラ(出)椎名桔平、井筒森介、田口トモロヲ、シーザー武志、柳愛里、大杉漣、平泉成、ユキオ・ヤマト、須藤正裕、サブ、入江達也

OV作品で監督デビューを果たし、作品を量産していた三池崇史の劇場初公開作。前年に新宿・歌舞伎町で実際に起きた殺人事件を題材に、中国マフィアのボスを追い詰める刑事(椎名)を描く。多用されるロケーション撮影の生々しさとそれに拮抗する俳優陣の熱気あふれる演技が、全篇を異様な緊張感で包んだ傑作。この後作られた『極道黒社会 RAINY DOG』(1997)、『日本黒社会 LEY LINES』(1999)と合わせて「黒社会」3部作と呼ばれる。


31人でなしの恋(87分・35mm・カラー)

  • 2022年2月12日(土) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年3月2日(水) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

1995(松竹=バンダイビジュアル)(監・脚)松浦雅子(原)江戸川乱歩(撮)佐々木原保志(美)部谷京子(音)中村幸代(出)羽田美智子、阿部寛、吉村実子、藤田敏八、堀江奈々、竹中直人、岡田英次、加藤治子

5年間の片思いの末、門野(阿部)と結婚した京子(羽田)。ところが門野は毎晩床を抜け出し、庭にある蔵へ向かうのだが…。創業100周年を迎えた松竹では、新人監督の起用が図られCMディレクター出身の松浦雅子が本作で監督デビューを果たした。『RAMPO』(1994、奥山和由版、黛りんたろう版が同日公開)の続篇的な作品として企画されたが、松浦は乱歩の世界を女性の側から描きたいと意気込み、一途であるがゆえに切ないラブストーリーに仕上げた。


32冬の河童(113分・35mm・カラー)

  • 2022年2月16日(水) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年2月26日(土) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1995(冬の河童ユニット)(監・脚)風間志織(脚)小川智子(撮)鈴木昭彦(美)木村威夫(音)三柴理(出)伊藤亜希子、趙方豪、和久田理人、久野真紀子、田辺誠一、芹川砂織、浅野あかね、小出由華、辺見俊輔

互いに母親を異にする3人の兄弟(趙、和久田、田辺)が住む一軒家に、いとこのサケ子(伊藤)が訪ねて来たことから、兄弟間の微妙な均衡が崩れ始める。高校在学時にPFFに入選して話題となった風間志織が8mm自主長篇『メロデ Melodies』(1989)に続いて撮った長篇2作目。冬の澄んだ空気と淡い光が静謐な木造家屋に漂い、人物の些細な台詞や表情の変化を際立たせている。ロッテルダム国際映画祭タイガー・アワード受賞。

2月26日(土) 4:00 PMの上映前に風間志織監督による挨拶があります。


33Shall we ダンス?(136分・35mm・カラー)

  • 2022年4月5日(火) 2:40 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月23日(土) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1996(大映=日本テレビ=博報堂=日本出版販売)(監・原・脚)周防正行(撮)栢野直樹(美)部谷京子(音)周防義和(出)役所広司、草刈民代、竹中直人、渡辺えり子、草村礼子、徳井優、田口浩正、原日出子、柄本明、本木雅弘

毎日同じような、刺激のない日々を過ごすサラリーマンの杉山(役所)は、窓辺に佇んでいる美しいダンス講師(草刈)に引きつけられ、ダンス教室に通い始める。『シコふんじゃった。』(1992)で映画賞を総なめにした周防正行の大ヒット作。小津安二郎映画の常連俳優の名前から役名を付けるなど、デビュー作『変態家族 兄貴の嫁さん』(1984)以来の小津への愛情も垣間見られる。海外でも高い評価を受け、2004年にアメリカでリメイクされた。


34おかえり(99分・35mm・カラー)

  • 2022年4月12日(火) 6:10 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月30日(土) 3:20 PM@長瀬記念ホール OZU

1996(コムテッグ)(監・脚)篠崎誠(脚)山村玲(撮)古谷伸(出)寺島進、上村美穂、小松正一、掘江あやか、青木富夫、諏訪太朗、高橋紳吾

在宅ワーカーの百合子(上村)と塾講師の孝(寺島)の日常を通じて、精神的バランスを失っていく妻と寄り添おうとする夫の関係性を静謐に描く。自主映画制作や映画ライターを経た篠崎誠の劇場用映画デビュー作。ベルリン国際映画祭最優秀新人監督賞はじめ数多く受賞し、50以上の国際映画祭で上映。『CURE』(1997、黒沢清)や『2/デュオ』(1997、諏訪敦彦)の男女間の描写にも影響を及ぼした。

*4月30日(土) 3:20 PMの上映前に篠崎誠監督による挨拶があります。


35シャブ極道(165分・35mm・カラー)

  • 2022年2月3日(木) 2:30 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年2月27日(日) 3:15 PM@長瀬記念ホール OZU

1996(大映)(監)細野辰興(原・出)山之内幸夫(脚)成島出(撮)山本英夫(美)柴田博英(音)藪中博章(出)役所広司、早乙女愛、菅田俊、高橋明、春やすこ、南方英二、白石ひとみ、藤田傳、本田博太郎、渡辺正行

山之内幸夫の小説『シャブ荒らし』を原作として、1970年代から90年代にかけて弱小暴力団の若頭からのし上がっていく真壁(役所)の逞しい生きざまを描く。バブルとその崩壊や暴力団新法、阪神・淡路大震災といった背景を活写した年代記としても興味深い。今村昌平、長谷川和彦、相米慎二、根岸吉太郎に師事した細野辰興が、喜劇性を織り交ぜた骨太なタッチで演出。公開当時、薬物描写により成人指定を受けた。

2月3日(木) 2:30 PMと2月27日(日) 3:15 PMの上映前に細野辰興監督による挨拶があります。


36Helpless(78分・35mm・カラー・英語字幕付 with English subtitles)

  • 2022年4月14日(木) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年5月1日(日) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1996(WOWOW=バンダイビジュアル)(監・脚・音)青山真治(撮)田村正毅(美)磯見俊裕(音)山田功(出)浅野忠信、光石研、辻香緒里、斉藤陽一郎、伊佐山ひろ子、諏訪太朗、永澤俊矢

「J・MOVIE・WARS 3」の1本で、青山真治の劇場用映画第1作。舞台は北九州、やくざの松村(光石)から荷物と妹(辻)を預かった高校生・白石(浅野)は、待ち合わせ場所のドライブインで待つが、そこの主人らとトラブルになる。長廻しを基調に、衝動に突き動かされる男たちを演出。突発的なアクションに、物語的な動機付けを超えた迫真性が生まれている。

*5月1日(日) 1:00PMの回のチケットは完売しました。最新情報はチケットぴあのページをご覧ください。※4/30(土)更新


37ひみつの花園(83分・35mm・カラー)

  • 2022年2月15日(火) 6:20 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年3月5日(土) 4:40 PM@長瀬記念ホール OZU

1997(東宝=ぴあ)(監・脚)矢口史靖(脚・出) 鈴木卓爾(撮)岸本正広(音)矢倉邦晃(出)西田尚美、利重剛、角替和枝、田中規子、鶴田忍、内藤武敏、加藤貴子、西牟田恵、相川直、伊集院光、徳井優、濱田マリ、松岡俊介

お金が大好きな銀行員・咲子(西田)が、銀行強盗事件で消えた5億円を追い求めて全力を挙げて邁進するというコメディ。女子高生の受難を喜劇として描いたPFFスカラシップ作品『裸足のピクニック』(1993)で劇場映画デビューした矢口史靖が、前作から一転して、能動的なヒロイン像を鮮烈に描いた2作目。東宝がぴあと提携して若手監督を後押しする「YESレーベル」第2弾として製作された。


38鬼火(102分・35mm・カラー)

  • 2022年2月18日(金) 6:10 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年2月27日(日) 12:30 PM@長瀬記念ホール OZU

1997(ギャガ)(監)望月六郎(原・出)山之内幸夫(脚)森岡利行(撮)今泉尚亮(美)柴田博英(音)神尾憲一(出)原田芳雄、片岡礼子、哀川翔、北村康、奥田瑛二、水上竜士、常川博行、山本竜児、南方英二

金井勝や中村幻児のもとで学び、『スキンレスナイト』(1991)で注目された望月六郎が監督。出所して暴力団の運転手となった国広(原田)は、スナックで出会った麻子(片岡)から拳銃が欲しいと依頼される。保身に走る金融やくざが闊歩するなか、やるかやられるかの世界に生きてきたやくざを、オフビートな笑いも込めて原田芳雄が緩急自在に演じる。

2月27日(日) 12:30 PMの上映前に望月六郎監督と原作者の山之内幸夫氏による挨拶があります。


39東京夜曲(87分・35mm・カラー)

  • 2022年2月2日(水) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年3月3日(木) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1997(衛星劇場)(監・原)市川準(脚)佐藤信介(撮)小林達比古(美)間野重雄(音)清水一登、れいち(出)長塚京三、桃井かおり、倍賞美津子、上川隆也、有福正志、川野弘毅、八反田勝就、前田昌代、はやし・こば、朝霧鏡子、花沢徳衛

『東京兄妹』(1995)、『トキワ荘の青春』(1996)で評価を高めた市川準が「大人の恋愛映画」を撮りたいと意図し、寂れた商店街を舞台に男女4人の交錯する想いを描く。古びた日常空間が際立つ間野重雄の美術、小林達比古の繊細な撮影も見事。作家性の高い作品を松竹系チェーンにおいて興行する「シネマジャパネスク」の第3弾として公開された。


40もののけ姫(133分・35mm・カラー)

  • 2022年4月8日(金) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月24日(日) 3:50 PM@長瀬記念ホール OZU

1997(徳間書店=日本テレビ=電通=スタジオジブリ)(監・原・脚)宮崎駿(撮)奥井敦(作画監督)安藤雅司(美)山本二三、田中直哉、武重洋二、黒田聡(音)久石譲(声)松田洋治、石田ゆり子、田中裕子、小林薫、西村雅彦、上條恒彦、美輪明宏、森光子、森繁久彌

タタリ神を倒した際に呪いの傷を負ったアシタカ(松田)は村を追われ、呪いを解くために旅立つ。セル画を用いた最後のジブリ作品。作画枚数14万枚という途方もない労力をかけて製作され、当時の日本の歴代興行成績を塗り替えた20世紀日本映画の金字塔。文明と自然の対立という大きなテーマを持ちながらも、細部まで作りこまれた世界は様々な解釈を呼び込み、現在でも注目を集め続けている。

*4月24日(日) 3:50PMの回のチケットは完売しました。最新情報はチケットぴあのページをご覧ください。※4/16(土)更新


41OL忠臣蔵(113分・35mm・カラー)

  • 2022年4月17日(日) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月22日(金) 3:40 PM@長瀬記念ホール OZU

1997(光和インターナショナル)(監・脚)原隆仁(脚)神山由美子、長崎行男、真崎慎(撮)浜田毅(美)今村力(音)大島ミチル(出)坂井真紀、細川直美、吉野公佳、中島ひろ子、井出薫、南果歩、奥山佳恵、長門裕之

90年代後半に急増した外資による企業買収を背景に、それに立ち向かう女性社員たちが奮闘するコメディ。中堅の通販会社を舞台として、カスタマーサービス課に左遷されたふぶき(坂井)を中心に、秘書や人事部そして配送センターで働く契約社員など、様々な境遇の女性たちが連帯し、シスターフッドが発揮される。監督の原隆仁は、森田芳光の助監督出身で、「夜逃げ屋本舗」シリーズ(1992-95)はじめ世相を盛り込んだエンタテイメント作品を得意とする。


42CURE(111分・35mm・カラー)

  • 2022年4月7日(木) 6:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月30日(土) 6:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1997(大映)(監・脚)黒沢清(撮)喜久村徳章(美)丸尾知行(音)ゲイリー芦屋(出)役所広司、萩原聖人、うじきつよし、中川安奈、河東燈士、洞口依子、大杉漣

首をX字に切り裂く殺人事件が連続するなか、得体の知れない男(萩原)が捜査線上に浮上する。1980年代末から90年代にかけてTVドラマやOVを中心に活動する一方、『スウィートホーム』(1989)、『地獄の警備員』(1992)などのホラー映画を発表してきた黒沢清が、不安を増幅させる低音のノイズと静的な空間演出によって、潜在意識のなかに存在する殺意の恐怖を描いたサスペンス。海外にも紹介され、黒沢の国際的な知名度を上げるきっかけとなった。

*4月30日(土) 6:00PMの回のチケットは完売しました。最新情報はチケットぴあのページをご覧ください。※4/30(土)更新

おすすめ情報
当館の次回企画「発掘された映画たち2022」で黒沢清監督『回路』[銀残し・再タイミング版]の上映がございます。
上映日時:5月7日(土) 4:00pm、5月12日(木) 6:00pm
詳しくはこちら


43HANA-BI(103分・35mm・カラー・英語字幕付 with English subtitles)

  • 2022年2月13日(日) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年3月4日(金) 6:10 PM@長瀬記念ホール OZU

1997(バンダイビジュアル=テレビ東京=TOKYO FM=オフィス北野)(監・脚)北野武(撮)山本英夫(美)磯田典宏(音)久石譲(出)ビートたけし、岸本加世子、大杉漣、寺島進、渡辺哲、白竜、薬師寺保栄

刑事・西(たけし)は職を辞して、余命わずかの妻(岸本)と旅に出る。「キタノ・ブルー」と称される青の強い色調、下半身不随となった同僚・堀部(大杉)が描く絵画、富士山や桜といった日本らしさを強調した光景など、多様な美的要素が画面いっぱいに広がり、それまでの北野作品から一線を画す。ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞し、北野は監督としての名声を国内外で確立した。


44リング(95分・35mm・カラー)

  • 2022年2月6日(日) 4:30 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年3月2日(水) 3:50 PM@長瀬記念ホール OZU

1998(角川書店=ポニーキャニオン=東宝=IMAGICA=アスミック=オメガ・プロジェクト)(監)中田秀夫(原)鈴木光司(脚)高橋洋(撮)林淳一郎(美)斎藤岩男(音)川井憲次(出)松嶋菜々子、中谷美紀、竹内結子、佐藤仁美、沼田曜一、松重豊、真田広之

強い怨念がこめられたビデオテープによって、呪いの連鎖に巻き込まれていく人々の恐怖を描く。『女優霊』(1996)で注目を集めた中田秀夫と脚本家・高橋洋のコンビが、鈴木光司のベストセラー小説を映画化。「本当に怖い」と口コミで話題を呼び、1990年代に入って野心的な実験が繰り返されていたジャパニーズ・ホラーの水準の高さを広く一般観客に知らしめた。


45ユキエ(93分・35mm・カラー・日本語字幕付)

  • 2022年4月12日(火) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月21日(木) 6:20 PM@長瀬記念ホール OZU

1998(エッセン・コミュニケーションズ)(監)松井久子(原)吉目木晴彦(脚)新藤兼人(撮)阪本善尚(美)デニス・グリーンウッド(音)川崎真弘(出)倍賞美津子、ボー・スヴェンソン、ジョー・クレスト、マーク・コンクリン、草村礼子

45年前に戦争花嫁としてアメリカに渡ったユキエ(倍賞)が認知症を発症し、夫のリチャード(スヴェンソン)は家庭での介護を試みる。芥川賞受賞作を原作に、老いを通じて深まる夫婦愛を描いた作品。キャストやスタッフの大半を米国人で編成してルイジアナ州で撮影を行ない、異国で暮らす女性像を捉えたホームドラマを端正なタッチで綴る。TV番組制作や映画プロデューサーの経験を経た松井久子が自ら製作した監督第1作。

*4月12日(火) 3:00 PMの上映前に松井久子監督による挨拶があります。


46PERFECT BLUE(81分・35mm・カラー)

  • 2022年2月11日(金) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年2月24日(木) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1998(レックスエンタテインメント)(監・キャラクターデザイン)今敏(原)竹内義和(脚)村井さだゆき(キャラクター原案)江口寿史(キャラクターデザイン・作画監督)浜洲英喜(演出)松尾衡(撮)白井久男(美)池信孝(音)幾見雅博(声)岩男潤子、松本梨香、辻親八、大倉正章、秋元羊介、塩屋翼、堀秀行、篠原恵美

B級アイドルから女優へ転身した美麻(岩男)は、サイコホラー・ドラマへの出演を契機に事件に巻き込まれる。実像と虚像が錯綜する現代社会での自己認識の再確立というテーマを、劇中劇や鏡の描写により演出した、今敏の長篇デビュー作。ファンタジア国際映画祭を皮切りに多くの海外映画祭への招待に加えて21 ヵ国に買付けされ、ダーレン・アロノフスキーはじめ国内外に影響を及ぼした。R指定(現「R15+」)を受けたサイコホラー・アニメーション作品。


47鬼畜大宴会(107分・35mm・カラー)

  • 2022年4月13日(水) 6:10 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月29日(金) 6:10 PM@長瀬記念ホール OZU

1998(鬼プロ)(監・脚)熊切和嘉(撮・出)橋本清明(美)安井聡子(音)赤犬(出)三上純未子、沢田俊輔、木田茂、杉原畝行、小木曽健太郎、財前智広、平良勤、橋本裕二

熊切和嘉の大阪芸術大学卒業制作作品で、PFFで準グランプリを受賞し、その後劇場公開もされた話題作。70年代の学生運動とその内部崩壊を、血みどろのスプラッター映画として過激に描き、賛否両論を巻き起こした。ひき続いて、大阪芸大からは(本作にもスタッフとして加わった)山下敦弘や向井康介、宇治田隆史、また撮影の近藤龍人ら現在の日本映画を支える人材が輩出された。公開当時R18+に指定された作品。


48「A」(135分・DCP・カラー)

  • 2022年4月7日(木) 2:30 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月29日(金) 12:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1998(A製作委員会)(監・撮)森達也(撮)安岡卓治(音)むつ・ひろし、朴保パク・ボー

TVで意欲的なドキュメンタリーを制作していた森達也が、地下鉄サリン事件をめぐる公判が始まりつつあった1996年3月から97年4月までの時期に、オウム真理教広報副部長(当時)の荒木浩と信者たち、またマスコミや警察の様子を記録したドキュメンタリー。教団内部において、モザイクを一切使わず被写体を捉えた映像は、報道のあり方にも一石を投じた。当初TV番組用に制作された映像は発表の場を失ったが、結果として本作によって、森はドキュメンタリー映画作家としてデビューすることとなった。


49踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!(119分・35mm・カラー)

  • 2022年4月10日(日) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月20日(水) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1998(フジテレビ)(監)本広克行(脚)君塚良一(撮)藤石修(美)梅田正則(音)松本晃彦(出)織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、水野美紀、小野武彦、佐戸井けん太、斉藤暁、ユースケ・サンタマリア、北村総一朗、神山繁、筧利夫、小泉今日子、いかりや長介

1997年に連続TVドラマが放送され、以後フジテレビを代表する人気シリーズとなった「踊る大捜査線」の劇場版第1作。脱サラ刑事の青島(織田)と警察庁エリートの室井(柳葉)の関係を軸に、従来の刑事ドラマとは一線を画すサラリーマンとしての刑事像、キャリアとノンキャリアの対立などをコミカルかつドラマティックに描いている。邦画歴代興収3位(当時)となる大ヒットを記録した。


50avec mon mari アベックモンマリ(96分・35mm・カラー・英語字幕付 with English subtitles)

  • 2022年4月14日(木) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月23日(土) 6:20 PM@長瀬記念ホール OZU

1999(武藤起一事務所)(監・脚・出)大谷健太郎(撮)鈴木一博(美)貝賀香織(音)Reinaldo Pineda(出)小林宏史、板谷由夏、辻香緒里、大杉漣

PFFで2 度の受賞経験を持つ大谷健太郎の長篇デビュー作。同映画祭でディレクターを務めた武藤起一が製作を担当した。3度目の「浮気」が発覚し、家を追い出されたタモツ(小林)は「浮気相手」のマユ(辻)の部屋に転がり込み、そこから奇妙な四角関係が始まる。大谷は2 組のカップルの感情のもつれや煮え切らない思いを会話の積み重ねによって繊細かつユーモラスに描き、新しい恋愛映画の誕生を印象づけた。


51ワンダフルライフ(118分・35mm・カラー)

  • 2022年4月5日(火) 6:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月30日(土) 12:20 PM@長瀬記念ホール OZU

1999(テレビマンユニオン=エンジンフィルム)(監・脚)是枝裕和(撮)山崎裕、鋤田正義(美)磯見俊裕、郡司英雄(音)笠松泰洋(出)ARATA、小田エリカ、寺島進、内藤剛志、谷啓、内藤武敏、伊勢谷友介、吉野紗香、香川京子、由利徹、白川和子

『幻の光』(1995)で注目された是枝裕和が、オリジナル脚本で新境地を拓いた2作目。「記憶の虚と実の間で揺れ動く人の感情をドキュメンタリーとして撮りたい」と意図し、人生を振り返る死者たちとその手助けをする係員たちのドラマを、俳優と一般人とを交えて描く。記録映画やTVドキュメンタリーの撮影で経験豊富な山崎裕との初コンビ作でもあり、モデルとして活躍していたARATA(現・井浦新)の俳優デビュー作。


52洗濯機は俺にまかせろ(102分・35mm・カラー)

  • 2022年2月15日(火) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年3月3日(木) 6:10 PM@長瀬記念ホール OZU

1999(ボノボ=スターポート)(監)篠原哲雄(原)宮崎和雄(脚)松岡周作(撮)上野彰吾(美)金勝浩一(音)村山達哉(出)筒井道隆、富田靖子、小林薫、田鍋謙一郎、百瀬綾乃、橋本功、入江若葉、染谷俊、菅井きん

漫画家を目指して上京したものの今は中古電器店で働く木崎(筒井)。離婚後、実家に戻ってきた社長の娘・節子(富田)の登場によって彼の平穏な日々にも小さな波紋が生じる。根岸吉太郎、森田芳光などの助監督を経て、長篇デビュー作『月とキャベツ』(1996)で注目を集めた篠原哲雄が宮崎和雄の同名小説を映画化。原作にない節子という人物を加え、篠原はそれぞれ心に傷を抱える主人公たちが恋を通じて成長していく瑞々しい青春映画に仕上げた。


53第七官界彷徨だいななかんかいほうこう 尾崎翠を探して(108分・35mm・カラー・英語字幕付 with English subtitles)

  • 2022年4月9日(土) 12:30 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月22日(金) 12:30 PM@長瀬記念ホール OZU

1998(旦々舎=「第七官界彷徨―尾崎翠を探して―」製作委員会)(監)浜野佐知(原)尾崎翠(脚)山崎邦紀(撮)田中譲二(美)塩田仁、奥津徹夫、星埜恵子(音)吉岡しげ美(出)白石加代子、吉行和子、原田大二郎、柳愛里、岡元あつこ、響まりあ

暴力に依らない対等な性的関係をかかげ、300本を超えるピンク映画を監督した浜野佐知による初の一般映画。尾崎翠の代表作『第七官界彷徨』と断筆した戦後の半生を描く。哀れな後半生という流布されていたイメージに抗し、白石加代子が尾崎を力強く演じる。高野悦子らによる支援など全国の女性たちからのカンパや、尾崎の地元の人々の協力によって製作。国内外の女性映画祭などでも高い評価を得た。

*4月9日(土) 12:30 PMの回と4月22日(金) 12:30 PMの回の上映前に浜野佐知監督による挨拶があります。


54月光の囁き(100分・35mm・カラー)

  • 2022年2月9日(水) 6:10 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年3月6日(日) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1999(日活)(監・脚)塩田明彦(原)喜国雅彦(脚)西山洋一(撮)小松原茂(美)安宅紀史(音)本多信介(出)水橋研二、つぐみ、草野康太、関野吉記、井上晴美、藤村ちか、相沢しの、真梨邑ケイ、しみず霧子

同名漫画を原作として、マゾヒズムにより関係性が重層化していく性愛と恋愛の葛藤を少年少女の成長譚として爽やかに描く。立教大在学中より自主映画で頭角を現した塩田明彦の商業映画デビュー作。「R-15」指定(現「R15+」)を受けた。ロカルノ国際映画祭はじめ内外の映画祭で評価されたほか、同日に別劇場で公開された『どこまでもいこう』と併せて日本映画監督協会新人賞を受賞。


55M/OTHER(147分・35mm・カラー)

  • 2022年4月6日(水) 2:50 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年5月1日(日) 3:30 PM@長瀬記念ホール OZU

1999(WOWOW=バンダイビュジュアル)(監・ストーリー・ダイアローグ)諏訪敦彦(ストーリー・出・ダイアローグ)三浦友和、渡辺真起子(撮)猪本雅三(美)林千奈(音)鈴木治行(出・ダイアローグ)高橋隆大

アキ(渡辺)と同棲している哲郎(三浦)は、入院中の前妻が退院するまでの間、息子の俊介(高橋)を預かることに…。自主映画、TVドキュメンタリーの演出などを経て『2/デュオ』で長篇デビューした諏訪敦彦の第2作。それまで自由だったカップルに責任と束縛が加わることで生じる生活の変化や感情の揺れが、台本なしの即興的な演出と演技によって丹念に描かれる。カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。

*4月6日(水) 2:50 PMの上映前に諏訪敦彦監督による挨拶があります。

*5月1日(日) 3:30PMの回のチケットは完売しました。最新情報はチケットぴあのページをご覧ください。※5/3(火)更新


56アイ・ラヴ・ユー(112分・35mm・カラー・日本語字幕付)

  • 2022年4月15日(金) 6:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年4月21日(木) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1999(こぶしプロ=映画「アイ・ラヴ・ユー」製作上映委員会)(監)大澤豊、米内山明宏(原・脚)岡崎由起子(撮)岡崎宏三(美)丸山裕司(音)佐藤慶子(出)忍足亜希子、田中実、岡崎愛、高野幸子、関千里、植村梨奈、砂田アトム、不破万作

『遥かなる甲子園』(1990)でろう学校の高校球児を描いた大澤豊と、日本ろう者劇団を結成した演出家の米内山明宏が共同で監督。手話への理解を広めようと舞台公演に挑むろう者のアマチュア劇団を描く。ろう者の役は実際にろう者が演じ、本作でデビューした主演の忍足亜希子は第54回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞などを受賞。その後も「アイ・ラヴ」シリーズ(1999-2003)などの映画や舞台などで活躍している。


57日曜日は終わらない(90分・35mm・カラー)

  • 2022年2月16日(水) 6:20 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2022年3月6日(日) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1999(NHK大阪)(監)高橋陽一郎(脚・出)岩松了(音)りりィ&Yoz(出)水橋研二、林由美香、塚本晋也、絵沢萠子、山口美也子、沢木麻美、サニー・フランシス、伊藤歩、大杉漣、小倉一郎、りりィ、渡辺哲

リストラされた青年(水橋)のホームドラマ的日常が奇妙に脱臼していくなか、彼は風俗店で働く佐知子(林)に出会うが…。緻密な演出により、1990年代後半の閉塞感を描き出した傑作。NHKハイビジョンドラマとして制作され、カンヌ国際映画祭はじめ海外映画祭で評価された。社会学者・批評家の宮台真司は「90年代日本映画のベスト3に入る」と評している。

*3月6日(日) 4:00PMの回のチケットは完売しました。最新情報はチケットぴあのページをご覧ください。※3/4(金)更新


■チケットは前売指定席券のみです。館内でのチケット販売・発券はありません。
■各回の開映後の入場はできません。
■前売指定席券の最新の完売情報は、チケットぴあのページをご覧ください。当館HPは情報の更新にタイムラグがございます。
■タイトルの横に*印が付いている作品は、公開当時成人指定を受けた作品です。当該の上映回に女性専用席を設けます。


2022年2月1日(火)

11:00 AM 開館

2022年2月1日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月1日6:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月2日(水)

11:00 AM 開館

2022年2月2日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月2日6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月3日(木)

11:00 AM 開館

2022年2月3日2:30 PM@長瀬記念ホール OZU
*上映前挨拶あり 35シャブ極道(165分)
2022年2月3日6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月4日(金)

11:00 AM 開館

2022年2月4日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月4日6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月5日(土)

11:00 AM 開館

2022年2月5日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月5日3:50 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月6日(日)

11:00 AM 開館

2022年2月6日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月6日4:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月8日(火)

11:00 AM 開館

2022年2月8日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月8日6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月9日(水)

11:00 AM 開館

2022年2月9日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月9日6:10 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月10日(木)

11:00 AM 開館

2022年2月10日2:30 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月10日5:50 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月11日(金)

11:00 AM 開館

2022年2月11日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月11日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月12日(土)

11:00 AM 開館

2022年2月12日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月12日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月13日(日)

11:00 AM 開館

2022年2月13日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月13日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月15日(火)

11:00 AM 開館

2022年2月15日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月15日6:20 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月16日(水)

11:00 AM 開館

2022年2月16日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月16日6:20 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月17日(木)

11:00 AM 開館

2022年2月17日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月17日6:20 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月18日(金)

11:00 AM 開館

2022年2月18日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月18日6:10 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月19日(土)

11:00 AM 開館

2022年2月19日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月19日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月20日(日)

11:00 AM 開館

2022年2月20日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月20日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月22日(火)

11:00 AM 開館

2022年2月22日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月22日6:10 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月23日(水)

11:00 AM 開館

2022年2月23日12:40 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月23日3:50 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月24日(木)

11:00 AM 開館

2022年2月24日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月24日6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月25日(金)

11:00 AM 開館

2022年2月25日2:30 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月25日6:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年2月26日(土)

11:00 AM 開館

2022年2月26日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年2月26日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
*上映前挨拶あり 32冬の河童(113分)

2022年2月27日(日)

11:00 AM 開館

2022年2月27日12:30 PM@長瀬記念ホール OZU
*上映前挨拶あり 38鬼火(102分)
2022年2月27日3:15 PM@長瀬記念ホール OZU
*上映前挨拶あり 35シャブ極道(165分)

2022年3月1日(火)

11:00 AM 開館

2022年3月1日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年3月1日6:10 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年3月2日(水)

11:00 AM 開館

2022年3月2日3:50 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年3月2日6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年3月3日(木)

11:00 AM 開館

2022年3月3日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年3月3日6:10 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年3月4日(金)

11:00 AM 開館

2022年3月4日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年3月4日6:10 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年3月5日(土)

11:00 AM 開館

2022年3月5日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
★バリアフリー上映 26ガメラ 大怪獣空中決戦(95分)
2022年3月5日4:40 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年3月6日(日)

11:00 AM 開館

2022年3月6日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年3月6日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月5日(火)

11:00 AM 開館

2022年4月5日2:40 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月5日6:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月6日(水)

11:00 AM 開館

2022年4月6日2:50 PM@長瀬記念ホール OZU
*上映前挨拶あり 55M/OTHER(147分)
2022年4月6日6:20 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月7日(木)

11:00 AM 開館

2022年4月7日2:30 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月7日6:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月8日(金)

11:00 AM 開館

2022年4月8日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月8日6:20 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月9日(土)

11:00 AM 開館

2022年4月9日12:30 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月9日3:20 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月9日6:10 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月10日(日)

11:00 AM 開館

2022年4月10日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月10日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
*上映前挨拶あり 19我が人生最悪の時(92分)

2022年4月12日(火)

11:00 AM 開館

2022年4月12日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
*上映前挨拶あり 45ユキエ(93分)
2022年4月12日6:10 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月13日(水)

11:00 AM 開館

2022年4月13日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月13日6:10 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月14日(木)

11:00 AM 開館

2022年4月14日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月14日6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月15日(金)

11:00 AM 開館

2022年4月15日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月15日6:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月16日(土)

11:00 AM 開館

2022年4月16日12:30 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月16日3:50 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月16日6:20 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月17日(日)

11:00 AM 開館

2022年4月17日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月17日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月19日(火)

11:00 AM 開館

2022年4月19日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月19日6:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月20日(水)

11:00 AM 開館

2022年4月20日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月20日6:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月21日(木)

11:00 AM 開館

2022年4月21日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月21日6:20 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月22日(金)

11:00 AM 開館

2022年4月22日12:30 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月22日3:40 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月22日6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月23日(土)

11:00 AM 開館

2022年4月23日12:20 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月23日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月23日6:20 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月24日(日)

11:00 AM 開館

2022年4月24日12:50 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月24日3:50 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月26日(火)

11:00 AM 開館

2022年4月26日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月26日6:20 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月27日(水)

11:00 AM 開館

2022年4月27日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月27日6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月28日(木)

11:00 AM 開館

2022年4月28日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
*上映前挨拶あり 19我が人生最悪の時(92分)
2022年4月28日6:20 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月29日(金)

11:00 AM 開館

2022年4月29日12:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月29日3:30 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月29日6:10 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年4月30日(土)

11:00 AM 開館

2022年4月30日12:20 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年4月30日3:20 PM@長瀬記念ホール OZU
*上映前挨拶あり 34おかえり(99分)
2022年4月30日6:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2022年5月1日(日)

11:00 AM 開館

2022年5月1日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2022年5月1日3:30 PM@長瀬記念ホール OZU

チケットは前売指定席券のみ販売

第1期は1月25日(火)以降、第2期は3月29日(火)以降、毎週火曜日10:00amより、チケットぴあにて翌週(火~日)上映回の前売指定席券(310席・全席指定席)を販売します。

[Pコード:551-909]

チケットは前売指定席券のみです。館内でのチケット販売・発券はありません。
障害者(付添者は原則1名まで)・国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ・未就学児・優待の方も前売指定席券をお求めください。

料金 *別途手数料がかかります。
一般:520円/高校・大学生・65歳以上:310円/小・中学生:100円
/障害者(付添者は原則1名まで)・キャンパスメンバーズ・未就学児・優待:無料(*別途手数料がかかります)

・タイトルの横に印が付いている作品は、公開当時成人指定を受けた作品です。小・中学生券はございません。また成人映画上映の際は、女性専用席を設けます。希望される方は「女性専用席」と券種名に記載のある券をご選択ください。料金区分は通常の上映回と同じです。
・未就学児、優待の方は「障害者または付添者等」券をお求めください。
料金区分の違う前売指定席券では入場できません。差額のお支払いで観覧することはできません。
・学生、65歳以上、障害者、キャンパスメンバーズ、優待の方は証明できるものをご提示ください。ご提示のない方は入場できません。
・原則払い戻しはいたしません。ただし、感染症の状況に応じて変更することがございます。その場合は、HPにて発表いたします。

下記に該当する方は購入をお控え願います。
新型コロナウイルス感染症について
・陽性判定、あるいは医師に自宅待機指示を受けている方
・検査結果待ち、あるいは体調不良の諸症状がある方
・ご自身の身近に感染の疑いがある方
・過去14日間以内に、陽性の方と濃厚接触がある方、感染が拡大している国・地域への訪問歴がある方


前売指定席券の購入方法

セブン-イレブン(店頭のマルチコピー機)で購入
各回の上映1時間前まで

チケットぴあのサイトで購入(https://w.pia.jp/t/nfaj-1990/
購入時期によってご利用可能な決済方法が異なります。上映当日はクレジットカードまたはちょコム決済で各回の上映1時間前まで購入可能です。
決済方法によって1件につき決済手数料がかかる場合があります。

購入方法別の手数料一覧はこちらをご覧ください。

・前売料金に加え、1枚につき発券手数料110円がかかります。
必ず紙のチケットを発券してからご来館ください。
・購入サイトは準備でき次第アップされますが、ご利用は1月25日(火)10:00amからです。
・チケットぴあのサイトは毎週火・水2:30am ~ 5:30amはシステムメンテナンスのため受付休止となります。
セブン-イレブンでの購入では座席選択ができません。全体的に散らばるよう自動で割り振られます。
・手数料等の詳細や購入方法に関する最新情報については、チケットぴあのサイトhttps://t.pia.jp/をご覧ください。
・本前売指定席券購入に、システム利用料はかかりません。


入場方法

前売指定席券は来館前に必ず発券をお願いします。
・開場は開映30分前です。
各回の開映後の入場はできません。

 

下記の回は完売しております。最新情報はチケットぴあのページをご覧ください。※5/3(火)更新
・3月6日(日) 4:00PM~『日曜日は終わらない』
・4月15日(金) 3:00PM~『耳をすませば』
・4月24日(日) 12:50PM~『耳をすませば』
・4月24日(日) 3:50PM~『もののけ姫』
・4月30日(土) 6:00PM~『CURE』
・5月1日(日) 1:00PM~『Helpless』
・5月1日(日) 3:30PM~『M/OTHER』

『ガメラ 大怪獣空中決戦』
  バリアフリー上映のお知らせ

3月5日(土)1:00pmの回は、聴覚障害の方向けの日本語字幕と、映画の音声を増幅するヒアリングループシステム座席をご用意しています。また、視覚障害の方向けの音声ガイドをFM配信し、ラジオ貸出もいたします。

  予約について

ヒアリングループ座席と音声ガイドラジオ貸出はメールまたはFAXによる事前予約制です。

また、聴覚・視覚障害の方で、字幕でご覧になる方やラジオとイヤホンを持参される方も、お席の予約を受け付けますので、3月1日(火) → 3月4日(金)18:00までにご連絡ください(席数や貸出ラジオ台数には限りがございます。お早めにお申し込みください)。

※ヒアリングループご希望の方は磁気コイル付補聴器(“T”マーク付補聴器)をご持参下さい。

  メールおよびFAX予約方法

件名:字幕/ヒアリングループ/音声ガイド(いずれかをご記入ください)

記入事項:
①来場者全員のお名前(付添者は人数だけでも可)
②希望席数/ラジオ希望台数
③返信用連絡先(当日も連絡がとれる電話またはメールアドレス)

※日曜・月曜に予約申込された場合、予約受付の返信は後日お送りします。
※個人情報は上記の目的にのみ使用し、使用後は適切に破棄します。

申込期間:2月16日(水)― 3月1日(火) → 3月4日(金)18:00まで *定員に達し次第、締め切ります。

申込先:assist@nfaj.go.jp FAX: 03-3561-0830
協 力:株式会社KADOKAWA、Palabra株式会社

マスク着用のない方の入館をお断りします。

 当館の新型コロナウイルス感染症拡大防止策
・来館者全員への検温を実施。
・館内各所に手指用消毒液を設置。
・清掃・消毒を強化。
・ホール内の換気を強化。
・スタッフはマスク・手袋等を着用して対応。
・受付などの対面場所に飛沫ガードを設置。

ご来館の皆様へのお願い
・発熱や風邪などの症状がある方は、来館をお控えください。
・咳エチケットにご協力ください。
・館内で体調を崩された場合は、スタッフにお知らせください。
・こまめな手洗いや手指の消毒にご協力ください。
・入退場やご観覧の際は、互いに適切な距離を保つようお願いいたします。
・ロビー等での飲食は、蓋の閉まる飲み物以外は禁止にさせていただきます。
・感染発生時の入館者追跡のため、ご自身で入館日時の記録をお願いいたします。

上映以外に関する当館の対策およびお願いにつきましては、こちらをご覧ください。

3/6(日)は9:00amごろから3:00pmごろまで、東京マラソン2021の開催により、当館の周辺でも車道交通規制が行われます(規制時間中は、中央通りを横断することができません)。ご来館を予定されている方は、お時間に余裕をもってお越しください。

・徒歩で東京駅方面からお越しの方へ
規制時間中は、中央通りを横断することができません。京橋エドグラン付近の7番、8番出口から東京メトロ銀座線京橋駅に降りていただき、構内を通って1番出口をご利用ください(どの出口から地下に下りられても、改札を通らずに1番出口から出ることができます)。

・東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅からお越しの方へ
規制時間中は、中央通りを横断することができません。銀座一丁目駅9番出口をご利用ください。

※当日はマラソンコース周辺の歩道も観戦する人などで混雑が予想されます。お時間に余裕をもってお越しください