開催中の上映

日本映画と音楽1950年代から1960年代の作曲家たち

Japanese Cinema and Music: Composers in the 1950s and 1960s

会 期 2024年5月25日(土)-7月28日(日)※会期中の休館日:月曜日

会 場 長瀬記念ホール OZU(2階)

定 員 310名(各回入替制・全席指定席)

概要

NFAJプログラムNo.55
↑PDF版でもご覧いただけます。

上映会番号 474

 日本において映画産業が隆盛を極めた1950年代から1960年代にかけて、映画界はさまざまな芸術分野のエキスパートに協力を仰ぎました。その最たるものの一つが音楽です。当時活躍した作曲家たちの多くが映画界と手を結び、その繁栄を力強く支えました。作曲家たちにとっても、映画のために音楽を書き下ろす仕事は自らの創作意欲を実践に移すための貴重な機会でもありました。彼らによって映画のために書かれた諸作品は、演奏会用の作品とはまた一味違った魅力に溢れています。
 本年(2024年)は、團伊玖磨、眞鍋理一郎、斎藤高順といった日本映画に深く関わった作曲家たちが相次いで生誕100年を迎える年でもあります。この記念すべき年に、戦後にデビューした作曲家グループ「3人の会」(團・芥川也寸志・黛敏郎)をはじめ、1950年代から1960年代にかけて輝かしい足跡を残した作曲家たちが音楽を担当した61作品(52プログラム)を上映し、彼らが映画界に果たした貢献と功績について顕彰します。
 また、現在開催中の展覧会とも連動し、当館初の試みとなる上映ホールを会場とした演奏会を催すことで、数多の作曲家たちがフィルムに刻み付けた音の軌跡を多面的に体感いただきます。日本映画の黄金時代を視覚面・音響面の両方から深く味わうことのできる、またとない機会をお楽しみください。

■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (出)=出演 (声)=声の出演 (解)=解説・ナレーション
■スタッフ、キャスト欄の人名は原則として公開当時の表記を記載しています。
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
■不完全なプリントや状態の悪いプリントが含まれていることがあります。
NEWとある作品はニュープリントでの上映です。

 

映画音楽を開拓した作曲家たち 早坂文雄(1914-1955) 1.醉いどれ天使 (99分・1948・東宝・音:早坂文雄・監・脚:黒澤明) 古関裕而(1909-1989) 2.小原庄助さん (91分・1949・新東宝・音:古関裕而・監・脚:清水宏) 木下忠司(1916-2018) 3.カルメン故郷に帰る (86分・1951・松竹大船・音:木下忠司、黛敏郎・監・脚:木下惠介) 斎藤一郎(1909-1979) 4.驟雨 (90分・1956・東宝・音:齋藤一郎・監:成瀨巳喜男) 伊福部昭(1914-2006) 5.コタンの口笛 (126分・1959・東宝・音:伊福部昭・監:成瀨巳喜男) 日本映画黄金期に躍進した作曲家たち 芥川也寸志(1925-1989) 6.夜の終り (94分・1953・東宝・音:芥川也寸志・監:谷口千吉) 7.自分の穴の中で (125分・1955・日活・音:芥川也寸志・監:内田吐夢) 8.花嫁の峰 チョゴリザ (76分・1959・日本映画新社・音:芥川也寸志・構成・編集:伊勢長之助) 9.地獄変 (95分・1969・東宝・音:芥川也寸志・監:豊田四郎) 奥村一(1925-1994) 10.現代人 (111分・1952・松竹大船・音:奥村一・監:澁谷實) 11.野獸の青春 (91分・1963・日活・音:奥村一・監:鈴木清順) 鏑木創(1926-2014) 12.波の塔 (99分・1960・松竹大船・音:鏑木創・監:中村登) 13.ある殺し屋 (82分・1967・大映京都・音:鏑木創・監:森一生) 14.みな殺しの霊歌 (90分・1968・松竹大船・音:鏑木創・監・構成:加藤泰) 河辺公一(1927-2014) 15.ギャング対Gメン (82分・1962・東映東京・音:河辺公一・監:深作欣二) 小杉太一郎(1927-1976) 16.地獄の波止場 (87分・1956・日活・音:小杉太一郎・監・出:小杉勇) 17.河内カルメン (89分・1966・日活・音:小杉太一郎・監:鈴木清順) 18.「サイボーグ009」シリーズ (計124分) 斎藤高順(1924-2004) 19.東京物語 (136分・1953・松竹大船・音:齋藤高順・監・脚:小津安二郎) 20.斎藤高順 作品集 (計88分) 佐藤勝(1928-1999) 21.街燈 (91分・1957・日活・音:佐藤勝・監:中平康) 22.美女と液体人间 (86分・1958・東宝・音:佐藤勝・監:本多猪四郎) 23.独立愚連隊西へ (107分・1960・東宝・音:佐藤勝・監・脚:岡本喜八) 24.用心棒 (110分・1961・東宝=黒沢プロ・音:佐藤勝・監・脚:黒澤明) 25.ゴジラ対メカゴジラ (84分・1974・東宝映像・音:佐藤勝・監・脚:福田純) 武満徹(1930-1996) 26.太平洋ひとりぼっち (97分・1963・日活=石原プロ・音:芥川也寸志、武満徹・監:市川崑) 27.心中天網島 (103分・1969・表現社=ATG・脚・音:武満徹・監・脚:篠田正浩) 團伊玖磨(1924-2001) 28.メソポタミア (72分・1957・日本映画新社・音:團伊玖磨・構成・編集:桑野茂) 29.アフリカ横断 (89分・1958・日本映画新社・音:団伊玖磨・構成・編集:伊勢長之助、大峰晴) 30.濹東綺譚 (120分・1960・東京映画・音:団伊玖磨・監:豊田四郎) 31.馬鹿が戦車タンクでやって来る (93分・1964・松竹大船・原・音:団伊玖磨・監・脚:山田洋次) 萩原哲晶(1925-1984) 32.いい湯だな 全員集合!! (89分・1969・芸映プロ・音:萩原哲晶・監・脚:渡邊祐介) 広瀬健次郎(1929-1999) 33.大冒険 (106分・1965・東宝・音:広瀬健次郎、萩原哲晶・監:古澤憲吾) 34.ガメラ対宇宙怪獣バイラス (72分・1968・大映・音:広瀬健次郎・監:湯浅憲明) 35.脱獄・広島殺人囚 (97分・1974・東映京都・音:広瀬健次郎・監:中島貞夫) 松村禎三(1929-2007) 36.地の群れ (127分・1970・えるふプロ=ATG・音:松村禎三・監・脚:熊井啓) 37.松村禎三 作品集 (計84分) 眞鍋理一郎(1924-2015) 38.暖簾 (122分・1958・宝塚映画・音:眞鍋理一郎・監・脚:川島雄三) 39.日本解放戦線 三里塚 (142分・1970・小川プロ・音:真鍋理一郎・監:小川紳介) 40.ゴジラ対ヘドラ (85分・1971・東宝・音:真鍋理一郎・監・脚:坂野義光) 間宮芳生(1929-) 41.青い乳房 (90分・1958・日活・音:間宮芳生、平岡精二・監:鈴木清順) 黛敏郎(1929-1997) 42.赤線地帶 (85分・1956・大映東京・音:黛敏郎・監:溝口健二) 43.気違い部落 (134分・1957・松竹大船・音:黛敏郎・監:渋谷実) 44.女であること (100分・1958・東京映画・音:黛敏郎・監・脚:川島雄三) 45.君も出世ができる (100分・1964・東宝・音:黛敏郎・監:須川榮三) 矢代秋雄(1929-1976)、佐藤慶次郎(1927-2009) 46.矢代秋雄/佐藤慶次郎 作品集 (計79分) 山内正(1927-1980) 47.清作の妻 (93分・1965・大映東京・音:山内正・監:増村保造) 48.大怪獣ガメラ (78分・1965・大映東京・音:山内正・監:湯浅憲明) 湯浅譲二(1929-) 49.薔薇の葬列 (104分・1969・松本プロ=ATG・音:湯浅譲二・監・脚:松本俊夫) 渡辺宙明(1925-2022) 50.将軍家光と天下の彦左 他 (計133分) 51.忍びの者 (104分・1962・大映京都・音:渡辺宙明・監:山本薩夫) 52.妖怪百物語 他 (計122分)

上映作品詳細

映画音楽を開拓した作曲家たち


早坂文雄(1914-1955)


1醉いどれ天使(99分・35mm・白黒)

  • 2024年6月1日(土) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月25日(火) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月5日(金) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1948(東宝)(音)早坂文雄(監・脚)黒澤明(脚)植草圭之助(撮)伊藤武夫(美)松山崇(出)志村喬、三船敏郎、山本禮三郎、木暮実千代、中北千枝子

戦後の闇市を舞台に、結核に冒されたやくざ(三船)と彼の治療を試みる飲んだくれの貧乏医者(志村)の交流を描く。早坂文雄が画面の内容と対照的な音楽をつける対位法的手法を採用し、映像と音楽の新たな相乗効果を模索した黒澤明との初コンビ作。服部良一作曲の「ジャングル・ブギー」が劇中歌として挿入されている。


古関裕而(1909-1989)


2小原庄助さん(91分・35mm・白黒)

  • 2024年6月5日(水) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月9日(日) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1949(新東宝)(音)古関裕而(監・脚)清水宏(脚)岸松雄(撮)鈴木博(美)下河原友雄(出)大河内傳次郎、風見章子、宮川玲子、清川虹子、飯田蝶子

小原庄助こと杉本左平太(大河内)は人からの頼みを断れず家屋敷まで手放すことになるが…。清水宏が三島の牧歌的風景のうち民謡「会津磐梯山」の世界観を映画化。「君の名は」など胸を打つ主題歌でラジオドラマ全盛期を築いた古関裕而が、故郷・福島の文化を広めるために作曲した「小原庄助さん」などが主題歌として用いられている。


木下忠司(1916-2018)


3カルメン故郷に帰る(86分・35mm・カラー)

  • 2024年5月29日(水) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年5月31日(金) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1951(松竹大船)(音)木下忠司、黛敏郎(監・脚)木下惠介(撮)楠田浩之(美)小島基司(出)髙峯秀子、小林トシ子、佐野周二、笠智衆、井川邦子

ストリッパーのカルメン(高峰)が里帰りし、田舎町に波乱が起きる。木下忠司の抒情的な音楽と黛敏郎のモダンな音楽が拮抗し、田舎と都市、伝統と新しさの対立を聴覚的に表象する。木下は松竹歌謡映画の伝統から離れ、ドラマに寄り添う劇中歌を作詞、作曲することで、歌をドラマツルギーの一つの手段に押し上げた。


斎藤一郎(1909-1979)


4驟雨(90分・35mm・白黒)

  • 2024年5月28日(火) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月2日(日) 4:20 PM@長瀬記念ホール OZU

1956(東宝)(音)齋藤一郎(監)成瀨巳喜男(原)岸田國士(脚)水木洋子(撮)玉井正夫(美)中古智(出)原節子、佐野周二、香川京子、根岸明美、小林桂樹

世田谷の新興住宅地を舞台に、結婚4年目の夫婦(原、佐野)に訪れた倦怠期をユーモラスに捉えた家庭劇。映画そのものを光と音からなる音楽と考え、映画の音楽性に奉仕する映画音楽を追求した斎藤一郎が、全篇にわたるピアノ独奏により夫婦の小競合いをはじめ、日常生活における平凡でささやかな出来事に軽妙な味わいを加えている。


伊福部昭(1914-2006)


5コタンの口笛(126分・35mm・カラー)

  • 2024年5月28日(火) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月2日(日) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1959(東宝)(音)伊福部昭(監)成瀨巳喜男(原)石森延男(脚)橋本忍(撮)玉井正夫(美)中古智(出)幸田良子、久保賢、宝田明、森雅之、志村喬、水野久美

差別に傷つきながらも健気に生きようとするアイヌ民族の姉弟(幸田、久保)の物語が、北海道の雄大な自然を思い起させる土俗的な旋律とともに綴られる。幼い頃からアイヌの歌や踊りに触れた伊福部昭は「民族の特異性を経て普遍的な人間性に至る」という理念のもと「伊福部節」と呼ばれる骨太で野性的な作風を確立した。


日本映画黄金期に躍進した作曲家たち


芥川也寸志(1925-1989)


6夜の終り(94分・35mm・白黒)

  • 2024年6月1日(土) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月6日(木) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月12日(水) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1953(東宝)(音)芥川也寸志(監)谷口千吉(脚)菊島隆三(撮)山田一夫(美)松山崇(出)池部良、岡田茉莉子、三益愛子、志村喬

出来心から思いがけず罪を犯した青年(池部)が繰り広げる逃亡劇。ガード下の騒音に混じって音楽が聞こえてくる冒頭など、現実音と伴奏音楽の境界がしばしば曖昧になるような音響設計が特徴的。本作と『煙突の見える場所』(1953、五所平之助)、『雲ながるる果てに』(1953、家城巳代治)の音楽が評価され、芥川也寸志は1953年度ブルーリボン賞音楽賞に輝いた。


7自分の穴の中で(125分・35mm・白黒)

  • 2024年6月4日(火) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月8日(土) 6:50 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月12日(水) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1955(日活)(音)芥川也寸志(監)内田吐夢(原)石川達三(脚)八木保太郎(撮)峰重義(美)木村威夫(出)三國連太郎、北原三枝、月丘夢路、宇野重吉、金子信雄

石川達三の小説を原作に、登場人物それぞれのエゴイズムとその末路を描く。内田吐夢の戦後復帰第3作で、『歴史』(1940)以来15年ぶりとなる古巣日活での監督作。芥川は全篇の音楽をチェンバロ1台で扱い、歪な物語を音楽面からも巧みに描出する。「単一楽器の音楽」、「チェンバロの最初期の使用例」という点で日本の映画音楽史に特筆される。


8花嫁の峰 チョゴリザ(76分・35mm・カラー)

  • 2024年5月25日(土) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月5日(水) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月11日(火) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1959(日本映画新社)(音)芥川也寸志(構成・編集)伊勢長之助(撮)潮田三代治(録音)国島正男(解)芥川比呂志

NEW

1958年の京都大学学士山岳会によるチョゴリザII峰(7,654m)世界初登頂を綴る。日本の山岳記録映画としては初めてカラー、35mmで撮影された。芥川の力強い音楽は作品との親和性が高く、序盤、各国登山隊によるヒマラヤ登頂の歴史を紹介する場面のショスタコーヴィチ風のマーチは、実兄芥川比呂志の解説と相まって並々ならぬ高揚感をもたらす。

5月25日(土) 7:00 PMの回は上映前に当館研究員による解説(約10分)あり


9地獄変(95分・35mm・カラー)

  • 2024年6月4日(火) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月8日(土) 3:40 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月13日(木) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1969(東宝)(音)芥川也寸志(監)豊田四郎(原)芥川竜之介(脚)八住利雄(撮)山田一夫(美)村木忍(出)中村錦之助、内藤洋子、仲代達矢、大出俊

平安朝を舞台に、絵師(仲代)と横暴な権力者(中村)の対決を描く文芸作品。原作者の息子の登用は監督たっての希望で、芥川は『波影』(1965、豊田四郎)以来4年ぶりとなる映画の仕事に携わった。絵師の娘(内藤)が牛車ごと焼かれる場面の音楽は『白い牙』(1960、五所平之助)、『破戒』(1962、市川崑)などにも登場し、虐げられた魂への挽歌のごとく響く。

6月8日(土) 3:40 PMの回は上映後に当館研究員による講演(約30分)あり


奥村一(1925-1994)


10現代人(111分・35mm・白黒)

  • 2024年6月21日(金) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月13日(土) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1952(松竹大船)(音)奥村一(監)澁谷實(脚)猪俣勝人(撮)長岡博之(美)濱田辰雄、平髙主計(出)池部良、小林トシ子、山村聰、山田五十鈴

土建業者の誘惑に負けて収賄行為に手を染めてゆく現代の若者(池部)の苦悩を描く。東京音楽学校で伊福部昭らに作曲を、永井進にピアノを師事して1950-1960年代の映画音楽界を牽引した奥村一が、オーケストレーションに独自のひねりを加えた音楽で物語の展開に疾走感を与えている。


11野獸の青春(91分・35mm・カラー)

  • 2024年6月20日(木) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月29日(土) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1963(日活)(音)奥村一(監)鈴木清順(原)大籔春彦(脚)池田一朗、山崎忠昭(撮)永塚一榮(美)横尾嘉良(出)宍戸錠、渡辺美佐子、川地民夫、香月美奈子、平田大三郎、木島一郎

懲戒免職を受けた元刑事ジョー(宍戸)が、自分をかばってくれた元同僚(木島)の奇妙な死に疑問を抱き、真相究明に走るハードボイルド・アクション。ジョン・コルトレーン風のブルース・ナンバーやバラードなど奥村がアレンジを効かせたジャズ音楽が「清順美学」の開花した本作の中でも精彩を放っている。


鏑木創(1926-2014)


12波の塔(99分・35mm・カラー)

  • 2024年7月2日(火) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月6日(土) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1960(松竹大船)(音)鏑木創(監)中村登(原)松本清張(脚)沢村勉(撮)平瀨静雄(美)芳野尹孝(出)有馬稲子、津川雅彦、桑野みゆき、南原宏治

松本清張が『女性自身』に連載していた同名小説を女性主人公を描いた作品に定評のある中村登が映画化。若い検事(津川)と彼が担当する汚職事件に関与した人物の妻(有馬)の禁じられた愛を描く。サスペンスを得意とした鏑木創が、弦楽オーケストラを用いた壮麗な音楽でメロドラマを彩っている。


13ある殺し屋(82分・35mm・カラー)

  • 2024年7月4日(木) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月6日(土) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月10日(水) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1967(大映京都)(音)鏑木創(監)森一生(原)藤原審爾(脚)増村保造、石松愛弘(撮)宮川一夫(美)太田誠一(出)市川雷蔵、野川由美子、成田三樹夫、小池朝雄

藤原審爾の小説「前夜」を、数々の作品でコンビを組んだ森一生監督と市川雷蔵主演で映画化。普段は小料理屋の板前を装いながら、凄腕の殺し屋として生きる男を雷蔵がニヒルに演じる。鏑木の音楽は最小限に抑えられているが、虚無的なテーマ曲によって映画全体のシャープな世界観を際立たせている。


14みな殺しの霊歌(90分・35mm・白黒)

  • 2024年6月28日(金) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月6日(土) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月10日(水) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1968(松竹大船)(音)鏑木創(監・構成)加藤泰(構成)山田洋次(脚)三村晴彦(撮)丸山恵司(美)森田郷平(出)佐藤允、倍賞千恵子、中原早苗、應蘭芳、河村有紀

山本周五郎の「五瓣の椿」に想を得て、逃亡中の殺人犯(佐藤)が心を通わせた少年を死に追いやった有閑マダムに復讐を果たしていくさまを描いた加藤泰の問題作。物憂げなスキャットが印象的なテーマ曲のほか、逆回転やSEなどを採り入れた実験的な音楽も映画のミステリアスなムードを盛り立てている。


河辺公一(1927-2014)


15ギャング対Gメン(82分・35mm・カラー)

  • 2024年7月5日(金) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月9日(火) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1962(東映東京)(音)河辺公一(監)深作欣二(脚)伹馬栄(撮)山沢義一(美)北川弘(出)鶴田浩二、丹波哲郎、梅宮辰夫、千葉眞一、佐久間良子

抑揚の利いたジャズが印象的な犯罪映画で、東映による「ギャング路線」の一篇。日本でもヒットしたアメリカのTVドラマ「アンタッチャブル」(1959-1963)に着想を得て、おとり捜査を描く。東京音楽学校で作曲を学んだ河辺公一(浩市)は、トロンボーン奏者として活躍しつつ日活や東映を中心に映画音楽に携わった。


小杉太一郎(1927-1976)


16地獄の波止場(87分・35mm・白黒)

  • 2024年6月28日(金) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月14日(日) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1956(日活)(音)小杉太一郎(監・出)小杉勇(原)陶山鉄(脚)淺野辰雄(撮)山崎安一郎(美)坂口武玄(出)三橋達也、木室郁子、安部徹、隅田惠子、北林谷榮

陶山鉄の小説「海霧ガス」を原作に、戦後、監督業に進出した小杉勇が出演も兼ねた犯罪サスペンス。小杉の長男で、伊福部昭に師事した小杉太一郎は、師の影響を思わせる重厚な管弦楽法を駆使して、夜の製鉄所を舞台とするノワール的な世界観を支え、緊迫感を生み出している。


17河内カルメン(89分・35mm・白黒)

  • 2024年6月29日(土) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月12日(金) 4:10 PM@長瀬記念ホール OZU

1966(日活)(音)小杉太一郎(監)鈴木清順(原)今東光(脚)三木克巳(撮)峰重義(美)木村威夫(出)野川由美子、和田浩治、川地民夫、宮城千賀子、伊藤るり子

今東光の同名小説を鈴木清順が映画化。河内の山で育った美しい娘・露子(野川)が周囲の欲望に翻弄されながらも逞しく生き抜いていく姿を描く。小杉はギター、カスタネット、タンバリン、シロフォンなどを駆使した印象的なフラメンコ風のメイン・タイトル曲を書き下ろしている。


18「サイボーグ009」シリーズ(計124分)

  • 2024年7月21日(日) 4:10 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月26日(金) 6:50 PM@長瀬記念ホール OZU

『サイボーグ009』は、人気を博していた漫画連載をもとにした劇場版で、1968年のTVアニメ化に先立って製作された。芹川有吾は『わんぱく王子の大蛇退治』(1963)に続いて音楽を伊福部昭に依頼しようとしたが、伊福部の推薦により小杉が手がけた。短いカットにあわせて作曲された多彩な音楽が出色である。シリーズ2作目の『サイボーグ009 怪獣戦争』では、アクションを盛り上げる音楽に加え、少女ヘレナの登場による悲劇的ドラマの展開を女声コーラスの美しい曲想で際立たせている。

サイボーグ009(64分・35mm・カラー)

1966(東映動画)(音)小杉太一郎(監・脚)芹川有吾(原)石森章太郎(脚)飯島敬(撮)平尾三喜(作画監督)木村圭市郎(美)沼井肇(声)太田博之、ジュディ・オング、藤村有弘、曽我町子(解)黒沢良

サイボーグ009 怪獣戦争(60分・35mm・カラー)

1967(東映動画)(音)小杉太一郎(監・脚)芹川有吾(原)石森章太郎(脚)飯島敬、白川大作(撮)池田重好(作画監督)木村圭市郎(美)福本智雄(声)太田博之、ジュディ・オング、藤村有弘、曽我町子、市原悦子


斎藤高順(1924-2004)


19東京物語(136分・35mm・白黒)

  • 2024年5月31日(金) 3:40 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月18日(火) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1953(松竹大船)(音)齋藤高順(監・脚)小津安二郎(脚)野田高梧(撮)厚田雄春(美)濵田辰雄(出)笠智衆、東山千榮子、原節子、杉村春子、香川京子

成長した子どもが暮らす東京を訪れた老夫婦(笠、東山)の旅を通じて戦後の家族像を捉える。戦前から活躍する伊藤宣二や斎藤一郎と組んできた小津安二郎が新人作曲家を希望し、映画音楽指揮者・吉澤博が斎藤高順を推薦。登場人物の感情表現を補うのではなく「何が起ころうと、いつもお天気のいい音楽」を志向した小津と好相性だった斎藤は、本作はじめ小津作品7本を手がけた。


20斎藤高順 作品集(計88分)

  • 2024年5月31日(金) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月9日(日) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

東京音楽学校で学んだ斎藤は、小津好みの明るい長調を得意として、文化・教育映画でも牧歌的な美しい音楽で腕を振るった。台詞のないアニメーション『黒いきこりと白いきこり』では多彩な音色で童話の世界を演出し、人形アニメーション『泣いた赤おに』では友情の物語を美しく奏でた。大阪の下町を舞台にしたドラマ『愛情屋台』では、中年夫婦の機微を抒情的な楽曲で際立たせた。

黒いきこりと白いきこり(16分・35mm・カラー)

1956(日動映画)(音)斎藤高順(監)薮下泰司(原)浜田廣介(脚・原画)森康二(撮)石川光明、佐倉紀行(原画)熊川正雄(動画)大工原章、市野正二、長沼寿美子ほか

泣いた赤おに(17分・35mm・カラー)

1964(学研映画)(音)斉藤高順(監・脚)神保まつえ(原)浜田広介(撮)相原康雄、矢萩和巳(美)酒向満(人形)佐々木章(アニメーション)和田京子、飯田純子(声)劇団三十人会

愛情屋台(55分・35mm・白黒)

1960(記録映画社)(音)斉藤高順(監)佐藤武(原)茂木草介(脚)八木隆一郎(撮)古泉勝男(美)高木潔(出)島田屯、中畑道子、田浦正巳、丘野美子、小林十九二


佐藤勝(1928-1999)


21街燈(91分・35mm・白黒)

  • 2024年6月22日(土) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月2日(火) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月17日(水) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1957(日活)(音)佐藤勝(監)中平康(原)永井龍男(脚)八木保太郎(撮)間宮義雄(美)松山崇(出)月丘夢路、南田洋子、葉山良二、岡田眞澄、中原早苗、渡辺美佐子

洋裁店を営む女性と年下男性を主軸にして、入り乱れる恋愛関係を描く軽妙なラブコメディ。都会的な斬新さを追求した中平康の作詞によるシャンソン風の主題歌などを佐藤勝が作曲。300本以上の映画を手がけた佐藤は、作品の世界観を打ち出した主題歌も得意とした。


22美女と液体人间(86分・35mm・カラー)

  • 2024年7月7日(日) 4:20 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月11日(木) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月19日(金) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1958(東宝)(音)佐藤勝(監)本多猪四郎(原)海上日出男(脚)木村武(撮)小泉一(美)北猛夫(特技監督)円谷英二(出)白川由美、佐原健二、平田昭彦、小沢栄太郎、佐藤允

麻薬密売の抗争を追う犯罪映画に、核の恐怖から着想された「変身人間」の特撮場面を盛り込んだシリーズ第1作。捜査陣が液体人間と対峙する際の勇壮なマーチ、ナイトクラブのジャズ・ナンバー、怪奇場面の不穏な音響、と多彩に聴かせる。映画を中心に活動した佐藤は、50年代末から60年代初頭にかけて年間12本以上の作品に携わった。


23独立愚連隊西へ(107分・35mm・白黒)

  • 2024年6月19日(水) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月22日(土) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1960(東宝)(音)佐藤勝(監・脚)岡本喜八(原)蓮本修(脚)関沢新一(撮)逢沢讓(美)阿久根巖(出)佐藤允、加山雄三、久保明、江原達怡、平田昭彦、水野久美、フランキー堺

日中戦争における北支戦線の最前線を転戦してきた左文字隊は、消えた軍旗を捜索する任務を命じられる。佐藤は岡本喜八作品の大半を占める32本でコンビを組んだが、その中でも代表的な作品。「独立愚連隊マーチ」の軽快なメロディが反戦映画の諧謔とユーモアを際立たせている。


24用心棒(110分・35mm・白黒)

  • 2024年6月1日(土) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月5日(金) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1961(東宝=黒沢プロ)(音)佐藤勝(監・脚)黒澤明(脚)菊島隆三(撮)宮川一夫(美)村木与四郎(出)三船敏郎、仲代達矢、山田五十鈴、司葉子、加東大介、志村喬

荒れた宿場町にやって来た浪人(三船)が親分たちを手玉に取って縄張り争いの中で立ち回る。佐藤の代表作であり、型破りな娯楽時代劇として豪快さを醸し出すために、オーケストラからヴァイオリンを除いてコントラバスや打楽器を増強するなど変則的に編成。作品のブラックユーモアを強調するために考え抜いた斬新な音色を響かせている。多彩な楽器を縦横無尽に駆使した佐藤ならではの独創的な音楽設計が圧巻。


25ゴジラ対メカゴジラ(84分・35mm・カラー)

  • 2024年7月19日(金) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月24日(水) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月28日(日) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1974(東宝映像)(音)佐藤勝(監・脚)福田純(原)関沢新一、福島正実(脚)山浦弘靖(撮)逢沢譲(特技監督)中野昭慶(美)薩谷和夫(出)大門正明、青山一也、田島令子、ベルベラ・リーン、松下ひろみ、平田昭彦

ゴジラ20周年記念作品。ブラックホール第三惑星人が造ったロボット怪獣メカゴジラが現れ、ゴジラと沖縄の怪獣キングシーサーが迎え撃つ。「エキゾチカ音楽」の流れを汲み、ビッグバンド・ジャズと琉球音階を融合させている。「ゴジラ」シリーズで4本を担当した佐藤は、明るい曲調を持ち味として福田純監督とのコンビで活躍。


武満徹(1930-1996)


26太平洋ひとりぼっち(97分・35mm・カラー)

  • 2024年6月6日(木) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月15日(土) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1963(日活=石原プロ)(音)芥川也寸志、武満徹(監)市川崑(原)堀江謙一(脚)和田夏十(撮)山崎善弘(美)松山崇(出)石原裕次郎、浅丘ルリ子、大坂志郎、ハナ肇、森雅之、田中絹代

1962年に太平洋の単独横断に成功した堀江謙一のベストセラー手記を映画化。堀江(石原)の孤独な船上生活と家族との回想が鮮明なコントラストで構成されている。音楽監督と指揮を芥川也寸志、作曲を武満徹という形で共作され、オーケストラによる優雅なテーマ曲と極限状態の船上での現実音と効果音が実験的に融合された音響が混ざり合い、立体的な印象を生んでいる。


27心中天網島(103分・35mm・白黒)

  • 2024年6月7日(金) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月16日(日) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月27日(木) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1969(表現社=ATG)(脚・音)武満徹(監・脚)篠田正浩(原)近松門左衛門(脚・台詞)富岡多恵子(撮)成島東一郎(美)粟津潔(出)中村吉右衛門、岩下志麻、左時枝、小松方正、藤原釜足

原作である近松門左衛門の浄瑠璃を映画化し、粟津潔による大胆な美術やガムランなどを採り入れた武満による実験的な音楽など、さまざまな才能の結晶となったATG作品。キネマ旬報ベスト・テンの第1位のほか同年の映画賞を総なめにした。篠田正浩の依頼により武満は本作の脚本段階から携わっており、自身の映画音楽の中で最も気に入っている作品と発言している。


團伊玖磨(1924-2001)


28メソポタミア(72分・35mm・カラー)

  • 2024年5月26日(日) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年5月30日(木) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月11日(火) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1957(日本映画新社)(音)團伊玖磨(構成・編集)桑野茂(撮)中村誠二(録音)国島正男(解)小沢栄太郎

1956年の東京大学イラク・イラン遺跡調査団に随行し、アラブ諸国の歴史や風俗を紹介する記録映画。英国滞在中の團伊玖磨も撮影に合流し、採取した現地音楽が作品に盛り込まれた。本作と『雪国』(1957、豊田四郎)の音楽によって、團はブルーリボン賞音楽賞を受賞。音楽は後にラジオ作品「シンフォニック・ルポルタージュ《アラブ》」として再構成された。


29アフリカ横断(89分・35mm・カラー)

  • 2024年5月30日(木) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月7日(金) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月15日(土) 3:50 PM@長瀬記念ホール OZU

1958(日本映画新社)(音)団伊玖磨(構成・編集)伊勢長之助、大峰晴(撮)林田重男(録音)国島正男(解説)フランキー堺

インド洋から入って大西洋に到る、早稲田大学赤道アフリカ遠征隊の道のりを描く。團の音楽は『孫悟空』(1959、山本嘉次郎)と同じく金管群が活躍する豪壮なもので、晴れ渡ったアフリカの平野に実に良く合う。芥川比呂志や小沢栄太郎といった常連俳優たちの重厚な解説とはひと味違う、フランキー堺による軽妙なナレーションも「聞きどころ」である。


30濹東綺譚(120分・35mm・白黒)

  • 2024年6月8日(土) 12:30 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月13日(木) 6:50 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月25日(火) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1960(東京映画)(音)団伊玖磨(監)豊田四郎(原)永井荷風(脚)八住利雄(撮)玉井正夫(美)伊藤熹朔(出)山本富士子、芥川比呂志、新珠三千代、中村芝鶴、岸田今日子

玉の井の一隅に咲いた、うらぶれた教師(芥川)と娼婦(山本)の儚い恋物語。團が得意とする金管楽器と弦楽器の均整が取れたシンフォニックな音楽に、大正琴の響きが印象深く加えられる。その響きは過ぎ去った時代を想起させ、さらには劇中で命を落とす娼婦もこの楽器を奏で、やがて同じく病を得て床に就く主人公の悲惨な運命を音楽的に暗示する。


31馬鹿が戦車タンクでやって来る(93分・35mm・カラー)

  • 2024年6月21日(金) 7:20 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月23日(日) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1964(松竹大船)(原・音)団伊玖磨(監・脚)山田洋次(撮)髙羽哲夫(美)佐藤公信(出)ハナ肇、谷啓、小沢昭一、岩下志麻、犬塚弘、東野英治郎

團の随筆を原案とする、山田洋次=ハナ肇コンビの「馬鹿」シリーズ第3作。鼻つまみ者にされた元少年戦車兵(肇)がやがて怒りを爆発させ、戦車で村中を暴れ回る。1954年から東宝の音楽監督を務めた團にとって珍しい他社での仕事で、本作から間もなく映画から離れて文筆業に勤しむようになった事実に鑑みても象徴的作品である。


萩原哲晶(1925-1984)


32いい湯だな 全員集合!!(89分・35mm・カラー)

  • 2024年6月26日(水) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月13日(土) 7:20 PM@長瀬記念ホール OZU

1969(芸映プロ)(音)萩原哲晶(監・脚)渡邊祐介(脚)森崎東(撮)荒野諒一(美)宇野耕司(出)いかりや長介、加藤茶、仲本工事、高木ブー、荒井注、木暮実千代

松竹の「全員集合!!」シリーズ(1967-1975)の第3作。洞爺湖温泉を舞台に騒動が繰り広げられ、名曲「いい湯だな」にのせてさまざまな情景での入浴シーンが反復される。東京音楽学校出身の萩原哲晶は、クレージーキャッツと組んだ仕事で功績を上げ、ザ・ドリフターズとの仕事でも活躍した。


広瀬健次郎(1929-1999)


33大冒険(106分・35mm・カラー)

  • 2024年6月23日(日) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月26日(水) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月11日(木) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1965(東宝)(音)広瀬健次郎、萩原哲晶(監)古澤憲吾(脚)笠原良三、田波靖男(撮)飯村正、小泉福造(特技監督)円谷英二(美)村木忍(出)植木等、ハナ肇、谷啓、犬塚弘、団令子

クレージーキャッツ結成10周年記念作品。ニセ札騒動に巻き込まれた週刊誌記者(植木)が警察と国際偽造組織の双方から追われるという犯罪活劇をコミカルに描く。「若大将」や「駅前」など東宝の喜劇シリーズでも多作した広瀬健次郎が軽妙な音楽で彩り、萩原哲晶が手がけた挿入歌とともに相乗効果を上げている。


34ガメラ対宇宙怪獣バイラス(72分・35mm・カラー)

  • 2024年7月23日(火) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月27日(土) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1968(大映)(音)広瀬健次郎(監)湯浅憲明(脚)髙橋二三(撮)喜多崎晃(美)矢野友久(出)本郷功次郎、髙塚徹、カール・クレイグ・ジュニア、八重垣路子、渥美マリ、八代順子

地球の植民地化を企むバイラス星人が、ガメラをコントロールして日本を襲撃する。ボーイスカウトの少年たちを主人公にして子ども向け路線を打ち出した、「ガメラ」シリーズ第4作。親しみやすい主題歌「ガメラマーチ」を作曲、編曲した広瀬が、明朗な音楽でSF怪獣映画を躍動させている。


35脱獄・広島殺人囚(97分・35mm・カラー)

  • 2024年7月9日(火) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月14日(日) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月25日(木) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1974(東映京都)(音)広瀬健次郎(監)中島貞夫(原)美能幸三(脚)野上龍雄(撮)赤塚滋(美)吉村晟(出)松方弘樹、梅宮辰夫、若山富三郎、大谷直子、西村晃(解)酒井哲

脱獄を繰り返して生きる男(松方)の粘り強い人生を、電子楽器と生ブラスを融合させたファンキーな音楽で演出。主人公が窮地に陥るシーンではテーマ曲が応援歌のように変奏され、観客に臨場感を抱かせる。東映実録路線で印象的な打楽器・ビブラスラップの「カーッ!」という音色を堪能できる好篇。


松村禎三(1929-2007)


36地の群れ(127分・35mm・白黒)

  • 2024年7月16日(火) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月18日(木) 6:50 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月20日(土) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

1970(えるふプロ=ATG)(音)松村禎三(監・脚)熊井啓(原・脚)井上光晴(撮)墨谷尚之(美)深民浩(出)鈴木瑞穗、紀比呂子、寺田誠、宇野重吉、奈良岡朋子

戦後の社会問題を題材に作品を多く手がけてきた熊井啓が日活を退職し、井上光晴の同名小説を映画化。被差別部落の少女暴行事件をきっかけに、戦後の闇が浮かびあがる。松村禎三によるひりついた前衛的音響が一層深淵な印象を与えている。松村は以降多くの作品で熊井とタッグを組み、本作だけでなく、後の『忍ぶ川』(1972、熊井啓)でも毎日映画コンクール音楽賞を受賞した。


37松村禎三 作品集(計84分)

  • 2024年7月16日(火) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月20日(土) 3:30 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月26日(金) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

ルポルタージュ(37分・35mm・カラー)

1960(岩波映画製作所)(音)松村禎三(監・脚)黒木和雄(撮)小村靜夫(録音)久保田幸雄(解)長門裕之

東京電力横須賀火力発電所の建設記録で、『海壁』(1959、黒木和雄)の続篇として製作されたPR映画。松村が持ち込んだ前衛的な音楽によって、アンダーグラウンド映画の趣さえ感じさせる一篇になっている。本作以降、黒木=松村の名コンビの共作が続いていく。

音響創造 ─電子の技術─ (28分・35mm・カラー)

1961(東京シネマ)(音)松村禎三(監)大沼鉄郎(脚)吉見泰(撮)小林米作、加藤和三(録音)片山幹男(出)林リリ子、八代一夫、仲野彰(解)城達也

NEW

音の発生や伝達の過程を美しい色彩とともに視覚化し、電子科学の進歩による音響再生技術の成果を紹介した松下電器産業のPR映画。ジャズやクラシックなど多様な音楽語法が採り入れられている。

道成寺(19分・35mm・カラー)

1976(川本プロ)(音)松村禎三(監・脚・人形・アニメーション)川本喜八郎(撮)田村実(人形)若佐ひろみ、髙橋佳代子(アニメーション)尾崎良、峰岸裕和、大向とき子(美)壬生露彦、中川涼

道成寺の安珍、清姫の伝説に基づく物語を映像と音楽、音響のみで描いた人形アニメーション。シタール、木琴、シンセサイザーやアフリカの楽器を主に使いつつ、テープ音楽の手法を採り入れるなど、松村による実験的なアプローチが神秘的な世界観を際立たせている。


眞鍋理一郎(1924-2015)


38暖簾(122分・35mm・白黒)

  • 2024年7月3日(水) 6:50 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月7日(日) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月12日(金) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1958(宝塚映画)(音)眞鍋理一郎(監・脚)川島雄三(原)山崎豊子(劇化)菊田一夫(脚)八住利雄(撮)岡崎宏三(美)小島基司(出)森繁久彌、山田五十鈴、乙羽信子、浪花千栄子、中村鴈治郎

大阪の昆布問屋の主人(中村)に拾われ、丁稚奉公を始めた吾平が波瀾の生涯を通じて、親子二代(森繁の二役)にわたり暖簾を守り通す。1950-1960年代の日活や新東宝を中心に活躍し、大島渚の初期作の音楽を手がけた眞鍋理一郎が、お囃子に弦楽器などの音色を重ねた土俗的スタイルで、本作の喜劇的側面を支えている。


39日本解放戦線 三里塚(142分・16mm・カラー)

  • 2024年6月15日(土) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月3日(水) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1970(小川プロ)(音)真鍋理一郎(監)小川紳介(撮)田村正毅(録音)久保田幸雄

成田市三里塚の農民らによる空港建設反対運動を捉えた「三里塚」シリーズの第2作。映画冒頭のほか、音楽が挿入される場面は限定的だが、学生時代に教会の聖歌隊を目指していた眞鍋らしく、繊細な弦の響きに神秘的なコーラスを重ね合わせ、やがて土地を追われる農民らの土着的記憶を呼び起こしている。


40ゴジラ対ヘドラ(85分・35mm・カラー)

  • 2024年7月19日(金) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月25日(木) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月28日(日) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1971(東宝)(音)真鍋理一郎(監・脚)坂野義光(脚)馬淵薫(撮)真野田陽一(特殊技術)中野昭慶(美)井上泰幸(出)山内明、木村俊恵、川瀬裕之、柴本俊夫、麻里圭子

当時社会問題となっていた公害による環境破壊をテーマに、汚染された海から生まれた怪獣ヘドラとゴジラの死闘を描く。行き過ぎた開発に対する警鐘が込められ、中南米の民族楽器を持ち込んだプリミティブな音色が特徴的。同時代のサイケデリック・ロックを採り入れた主題歌「かえせ!太陽を」もヒットした。


間宮芳生(1929-)


41青い乳房(90分・35mm・白黒)

  • 2024年6月20日(木) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月29日(土) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1958(日活)(音)間宮芳生、平岡精二(監)鈴木清順(原)一條明(脚)鈴木兵吾、津路嘉郎(撮)永塚一榮(美)中村公彦(出)小林旭、渡辺美佐子、二谷英明、小髙雄二、稲垣美穗子

不良高校生(小林)と継母(渡辺)の関係を軸に、家族の崩壊と再生を描いた鈴木清順の青春映画。林光、外山雄三とともに「山羊の会」を結成し、後年の『火垂るの墓』(1988、高畑勲)などでも知られる間宮芳生が初めて映画音楽を手がけた作品。前衛ジャズに傾倒した間宮らしく、現代音楽とジャズが印象的に使われている。


黛敏郎(1929-1997)


42赤線地帶(85分・35mm・白黒)

  • 2024年5月26日(日) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年5月29日(水) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月14日(金) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1956(大映東京)(音)黛敏郎(監)溝口健二(脚)成沢昌茂、芝木好子(撮)宮川一夫(美)水谷浩(出)京マチ子、若尾文子、三益愛子、木暮実千代、菅原謙二

売春防止法前夜の吉原を描く溝口健二の遺作。「画面をあざけ笑うような音楽」を求められた黛敏郎は、クラヴィオリンやミュージカル・ソーといった特徴的な音色の楽器で応じた。音楽をめぐって津村秀夫と黛に論争があったことも有名。黛の「前衛」路線は『気違い部落』(1957、渋谷実)、『炎上』(1958、市川崑)などへ引き継がれ、代表作「涅槃交響曲」(1958年初演)に結実する。


43気違い部落(134分・35mm・白黒)

  • 2024年6月21日(金) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月13日(土) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1957(松竹大船)(音)黛敏郎(監)渋谷実(原)きだみのる(脚)菊島隆三(撮)長岡博之(美)浜田辰雄(出)伊藤雄之助、淡島千景、伴淳三郎、石浜朗、三井弘次(解)森繁久弥

きだみのるの著作をもとに、日本の農村社会を戯画化して描く社会諷刺劇。メイン・タイトルの音楽には、同時期に完成した「プリペアド・ピアノと弦楽のための小品」(1957年初演)の一部がほぼそのまま使われており、映画音楽と演奏会用作品の往還が見出せて興味深い。


44女であること(100分・35mm・白黒)

  • 2024年6月14日(金) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月18日(火) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月30日(日) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1958(東京映画)(音)黛敏郎(監・脚)川島雄三(原)川端康成(脚)田中澄江、井手俊郎(撮)飯村正(美)小島基司(出)森雅之、原節子、久我美子、香川京子、三橋達也、石浜朗

受刑者の娘を預かる弁護士夫妻(森、原)の許に、大阪から家出娘(久我)がやってきて騒動が巻き起こる。「君も出世ができる」を送り出した谷川俊太郎と黛敏郎の初顔合わせとなった記念碑的作品。丸山(美輪)明宏が歌う主題歌はシャンソンのような洒脱な歌詞とメロディで、丸山がフレーズごとに次々と衣裳を取り替える演出と相まって見る者に鮮烈な印象を与える。


45君も出世ができる(100分・35mm・カラー)

  • 2024年6月14日(金) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月19日(水) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月30日(日) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1964(東宝)(音)黛敏郎(監)須川榮三(脚)笠原良三、井手俊郎(撮)内海正治(美)村木忍、竹中和雄(出)髙島忠夫、フランキー堺、雪村いづみ、益田喜頓、中尾ミエ

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旅行会社を舞台に、出世第一のモーレツ社員(堺)、夢見がちな同僚(高島)、合理主義者の社長令嬢(雪村)たちが繰り広げる、日本映画としては数少ない本格的ミュージカル映画。「アメリカでは」、「タクラマカン」など、一度聴けば忘れられなくなる個性的な楽曲には、黛=谷川コンビの持つ諧謔性と抒情性の両端が存分に発揮されている。


矢代秋雄(1929-1976)、佐藤慶次郎(1927-2009)


46矢代秋雄/佐藤慶次郎 作品集(計79分)

  • 2024年7月17日(水) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月20日(土) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月26日(金) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

古代の美(22分・16mm・白黒)

1958(岩波映画製作所)(音)矢代秋雄(監・脚)羽田澄子(撮)藤瀬季彦(録音)片山幹男(美)高木潔

縄文、弥生、古墳時代の土器や土偶などを紹介しながら、当時の人々の生活感情に迫ろうとした羽田澄子の初期の代表作。躍動感あるモンタージュと巧みな音楽構成で古代人の生活が再現されているが、作曲の矢代秋雄は古代美術を学ぶところから羽田と行動をともにしたという。

ドラムと少年(31分・35mm・カラー)

1959(青年プロ)(音)矢代秋雄(監・脚)シネマ59(勅使河原宏、羽仁進、川頭義郎)(撮)瀨川浩(録音)奥山重之助(美)高木潔

1950年代前半に勅使河原宏らが結成した青年プロダクションによるヤマハ音楽教室のPR映画。パリ音楽院でフランス式の厳格な書法を身につけた矢代の音楽的センスが、ピアノ教室に通うジャズ好きの妹と、ドラムにのめり込む兄との躍動感のある演奏シーンに結実している。

港をつくる(26分・35mm・カラー)

1968(理研映画)(音)佐藤慶次郎(監)三上章(脚)石井敏朗(撮)富山薫(録音)日向国雄(解)井川良久

NEW

早坂文雄に師事し、1953年に「実験工房」の一員に加わった佐藤慶次郎は、1970年前後から電気や磁力が起こす微細な振動によって動く「エレクトリック・オブジェ」の制作へと活動の幅を広げる。千葉港外貿埠頭の工事を記録した本作では、ユニークな創作を行っていた佐藤の作曲活動の一端を窺い知ることができる。


山内正(1927-1980)


47清作の妻(93分・35mm・白黒)

  • 2024年6月22日(土) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月27日(木) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月12日(金) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1965(大映東京)(音)山内正(監)増村保造(原)吉田絃二郎(脚)新藤兼人(撮)秋野友宏(美)下河原友雄(出)若尾文子、田村高廣、千葉信男、紺野ユカ、殿山泰司

閉鎖的な村で孤立して生きる男女の情念のドラマ。お兼(若尾)は、日露戦争で負傷して一時帰郷した夫・清作(田村)を引き留めたい衝動に駆られる。巧みなオーケストレーションや美しい旋律により、強い意志を持ったヒロイン像を際立たせている。山内正は、『「女の小箱」より 夫が見た』(1964)を皮切りに増村保造とのコンビでも活躍した。


48大怪獣ガメラ(78分・35mm・白黒)

  • 2024年7月23日(火) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月27日(土) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1965(大映東京)(音)山内正(監)湯浅憲明(脚)髙橋二三(撮)宗川信夫(美)井上章(出)船越英二、山下洵一郎、姿美千子、霧立はるみ、北原義郎

東宝の「ゴジラ」シリーズに対抗して製作された大映による怪獣映画第1作。原爆搭載機の爆発により、北極の氷山下に眠っていた伝説の怪獣・ガメラが目を覚まして日本に上陸する。伊福部昭に師事した山内は低音域を強調したスコアによってサスペンスを演出し、「ガメラ」シリーズでは本作と3作目を手がけた。


湯浅譲二(1929-)


49薔薇の葬列(104分・35mm・白黒)

  • 2024年6月7日(金) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年6月16日(日) 4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1969(松本プロ=ATG)(音)湯浅譲二(監・脚)松本俊夫(撮)鈴木達夫(美)朝倉攝(出)ピーター、土屋嘉男、小笠原修、城よしみ、仲村紘一、小松方正

新宿のゲイバーで働くエディ(ピーター)はオーナーの権田(土屋)と関係を持つが、後に彼が実の父親であることを知る。オイディプス劇を換骨奪胎し、当時の新宿アンダーグラウンド文化が万華鏡のように展開する松本俊夫の長篇劇映画第1作。松本と湯浅それぞれの緻密な設計によって、台詞を凌駕するような音量の音をつけるなど、既存の映画音楽の概念を覆す野心的な試みが行われている。


渡辺宙明(1925-2022)


50将軍家光と天下の彦左 他(計133分)

  • 2024年7月18日(木) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月27日(土) 6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

将軍家光と天下の彦左(66分・35mm・白黒)

1957(新東宝)(音)渡辺宙明(監)中川信夫(原)西村俊一(脚)内田弘三(撮)平野好美(美)小汲明(出)中山昭二、古川緑波、明智十三郎、中村彰、宇津井健

中山昭二が将軍家光、古川緑波が往年の当たり役となる天下の御意見番・大久保彦左衛門に扮した娯楽時代劇。渡辺宙明は、キャリアの初期において新東宝の娯楽映画を数多く手がけ、特に中川信夫とは時代劇や怪談映画などで何度もタッグを組んでいる。

亡霊怪猫屋敷(67分・35mm・カラー)

1958(新東宝)(音)渡辺宙明(監)中川信夫(原)橘外男(脚)石川義寬、藤島二郎(撮)西本正(美)黒沢治安(出)細川俊夫、江島由里子、五月藤江、倉橋宏明、杉寬、北沢典子

橘外男の小説をもとに、江戸時代から現代まで続く化け猫の呪いを描く。撮影の西本正、美術の黒沢治安ら、翌年の『東海道四谷怪談』(中川信夫)へ引き継がれるスタッフ陣が初めて集結した作品。渡辺の不気味かつ格調高いサウンドが物語の緩急と相まって効果を上げている。


51忍びの者(104分・35mm・白黒)

  • 2024年6月28日(金) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月4日(木) 7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

1962(大映京都)(音)渡辺宙明(監)山本薩夫(原)村山知義(脚)高岩肇(撮)竹村康和(美)内藤昭(出)市川雷蔵、藤村志保、城健三朗、小林勝彦、伊藤雄之助

村山知義の小説を山本薩夫監督、市川雷蔵主演で映画化。権力に蹂躙される下忍の生きざまをリアリスティックに描き、雷蔵の代表作の一つとなった。渡辺は、声明など仏教音楽的な要素を採り入れて荘厳な音楽に仕上げ、下忍が背負う哀しき宿命を巧みに表現している。


52妖怪百物語 他(計122分)

  • 2024年7月21日(日) 1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
  • 2024年7月24日(水) 3:00 PM@長瀬記念ホール OZU

妖怪百物語(79分・35mm・カラー)

1968(大映京都)(音)渡辺宙明(監)安田公義(脚)吉田哲郎(撮)竹村康和(特技監督)黒田義之(美)西岡善信(出)藤巻潤、高田美和、平泉征、坪内ミキ子、ルーキー新一、林家正蔵

「ゲゲゲの鬼太郎」のTVアニメをきっかけとする妖怪ブームを受けて大映京都が製作した妖怪3部作の第1作。怪談映画で培われた渡辺のノウハウがいかんなく発揮された。とりわけ百鬼夜行のシーンは、奇怪な音響を混然一体にしたサウンドがスローモーションで捉えられた妖怪たちの姿に重なる名場面となっている。

マジンガーZ対暗黒大将軍(43分・35mm・カラー)

1974(東映動画)(音)渡辺宙明(監)西沢信孝(原)永井豪とダイナミックプロ(脚)高久進(撮)吉村次郎、相磯嘉雄(作画監督)角田紘一(美)辻忠直(声)石丸博也、田中亮一、江川菜子、沢田和子

夏休みの定番興行「東映まんがまつり」で上映された、永井豪原作のTVアニメの劇場オリジナル版第2作。渡辺は60年代以降、TVの特撮ドラマやアニメの音楽で子ども世代に広く親しまれた。「マジンガーZ」は有名な主題歌だけでなく、多彩なサウンドで世界観の構築に寄与し、同系列の作品にも影響を与えた。


■チケットのオンライン発売は各上映日の3日前正午からとなります。
■チケットのオンライン完売情報は、公式チケットサイトにてご確認ください。
■各回の開映後の入場はできません。予告篇はなく、本篇から上映します。


 

2024年5月25日(土)

11:00 AM 開館

2024年5月25日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年5月25日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

★上映前解説あり
8花嫁の峰 チョゴリザ(76分)

2024年5月26日(日)

11:00 AM 開館

2024年5月26日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
42赤線地帶(85分)
2024年5月26日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
28メソポタミア(72分)

2024年5月28日(火)

11:00 AM 開館

2024年5月28日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
5コタンの口笛(126分)
2024年5月28日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
4驟雨(90分)

2024年5月29日(水)

11:00 AM 開館

2024年5月29日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年5月29日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
42赤線地帶(85分)

2024年5月30日(木)

11:00 AM 開館

2024年5月30日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
28メソポタミア(72分)
2024年5月30日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
29アフリカ横断(89分)

2024年5月31日(金)

11:00 AM 開館

2024年5月31日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年5月31日3:40 PM@長瀬記念ホール OZU
19東京物語(136分)
2024年5月31日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月1日(土)

11:00 AM 開館

2024年6月1日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
24用心棒(110分)
2024年6月1日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
1醉いどれ天使(99分)
2024年6月1日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
6夜の終り(94分)

2024年6月2日(日)

11:00 AM 開館

2024年6月2日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
5コタンの口笛(126分)
2024年6月2日4:20 PM@長瀬記念ホール OZU
4驟雨(90分)

2024年6月4日(火)

11:00 AM 開館

2024年6月4日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月4日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
9地獄変(95分)

2024年6月5日(水)

11:00 AM 開館

2024年6月5日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月5日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2小原庄助さん(91分)

2024年6月6日(木)

11:00 AM 開館

2024年6月6日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月6日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月7日(金)

11:00 AM 開館

2024年6月7日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月7日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月7日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月8日(土)

11:00 AM 開館

2024年6月8日12:30 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月8日3:40 PM@長瀬記念ホール OZU
★上映後講演あり 9地獄変(95分)
2024年6月8日6:50 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月9日(日)

11:00 AM 開館

2024年6月9日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月9日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月11日(火)

11:00 AM 開館

2024年6月11日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月11日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月12日(水)

11:00 AM 開館

2024年6月12日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月12日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月13日(木)

11:00 AM 開館

2024年6月13日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月13日6:50 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月14日(金)

11:00 AM 開館

2024年6月14日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月14日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月14日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月15日(土)

11:00 AM 開館

2024年6月15日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月15日3:50 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月15日6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月16日(日)

11:00 AM 開館

2024年6月16日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月16日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月18日(火)

11:00 AM 開館

2024年6月18日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月18日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月19日(水)

11:00 AM 開館

2024年6月19日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月19日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月20日(木)

11:00 AM 開館

2024年6月20日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月20日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月21日(金)

11:00 AM 開館

2024年6月21日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月21日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月21日7:20 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月22日(土)

11:00 AM 開館

2024年6月22日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月22日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月22日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月23日(日)

11:00 AM 開館

2024年6月23日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月23日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月25日(火)

11:00 AM 開館

2024年6月25日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月25日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月26日(水)

11:00 AM 開館

2024年6月26日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月26日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月27日(木)

11:00 AM 開館

2024年6月27日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月27日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月28日(金)

11:00 AM 開館

2024年6月28日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月28日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月28日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月29日(土)

11:00 AM 開館

2024年6月29日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月29日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月29日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年6月30日(日)

11:00 AM 開館

2024年6月30日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年6月30日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月2日(火)

11:00 AM 開館

2024年7月2日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月2日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月3日(水)

11:00 AM 開館

2024年7月3日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月3日6:50 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月4日(木)

11:00 AM 開館

2024年7月4日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月4日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月5日(金)

11:00 AM 開館

2024年7月5日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月5日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月5日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月6日(土)

11:00 AM 開館

2024年7月6日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月6日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月6日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月7日(日)

11:00 AM 開館

2024年7月7日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月7日4:20 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月9日(火)

11:00 AM 開館

2024年7月9日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月9日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月10日(水)

11:00 AM 開館

2024年7月10日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月10日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月11日(木)

11:00 AM 開館

2024年7月11日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月11日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月12日(金)

11:00 AM 開館

2024年7月12日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月12日4:10 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月12日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月13日(土)

11:00 AM 開館

2024年7月13日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月13日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月13日7:20 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月14日(日)

11:00 AM 開館

2024年7月14日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月14日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月16日(火)

11:00 AM 開館

2024年7月16日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月16日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月17日(水)

11:00 AM 開館

2024年7月17日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月17日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月18日(木)

11:00 AM 開館

2024年7月18日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月18日6:50 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月19日(金)

11:00 AM 開館

2024年7月19日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月19日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月19日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月20日(土)

11:00 AM 開館

2024年7月20日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月20日3:30 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月20日6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月21日(日)

11:00 AM 開館

2024年7月21日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月21日4:10 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月23日(火)

11:00 AM 開館

2024年7月23日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月23日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月24日(水)

11:00 AM 開館

2024年7月24日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月24日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月25日(木)

11:00 AM 開館

2024年7月25日3:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月25日7:00 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月26日(金)

11:00 AM 開館

2024年7月26日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月26日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月26日6:50 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月27日(土)

11:00 AM 開館

2024年7月27日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月27日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月27日6:30 PM@長瀬記念ホール OZU

2024年7月28日(日)

11:00 AM 開館

2024年7月28日1:00 PM@長瀬記念ホール OZU
2024年7月28日4:00 PM@長瀬記念ホール OZU

  一般 高校・大学生・
65歳以上
小・中学生 障害者手帳をお持ちの方(付添者は原則1名まで)・キャンパスメンバーズ
チケット料金 520円 310円 100円 無料
オンライン販売 各上映日の3日前正午から各上映回の開映15分前まで
窓口販売(1F) 各上映回の開映1時間前から5分前まで若干数販売(座席選択不可)

 

電子チケット購入方法
1. 本ホームページの上映日時(チケット購入)からご覧になりたい上映日時の「チケット購入」ボタンを選択。
2. 座席と券種を選択。
3. メールアドレスやクレジットカードまたはd払いの情報等必要事項を入力。
4. 申込が完了しますと、3. で入力したメールアドレスにQRコード付きのチケットが届きます。

・etix.comからのメールを受信できるよう予め設定をお願いします。
・申込済みチケットの照会はこちらの「申込済みチケット照会」を選択ください。
・詳しい購入手順の説明はこちら(PDF)をご参照ください。
・チケット購入方法についての「よくあるご質問」はこちらをご覧ください。
未就学児、優待の方は「障害者手帳をお持ちの方または付添者等券」をお求めください。

入場方法
・チケットのQRコードをスマホ画面、または印刷紙面でご提示ください。
・学生、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方、国立美術館のキャンパスメンバーズ、優待の方は証明できるものをご提示ください。ご提示のない方はご入場できません。
・料金区分の違うチケットでは入場できません。差額のお支払で観覧することはできません。
各回の開映後の入場はできません。予告篇はございません。
・開場は開映30分前です。

ご注意ください!
・特集名、作品名は電子チケットに表示されませんので、お間違いないようご購入、ご提示ください。
・窓口でご購入いただける当日券は各回1名につき1枚のみです。
・チケットのオンライン完売情報は、公式チケットサイトにてご確認ください。