過去の上映

国立映画アーカイブ開館記念
生誕100年 映画美術監督 木村威夫

Inaugurating NFAJ:
Art Director Takeo Kimura at His Centenary [screening]


12 肉体の門 Gate of Flesh

戦争の傷を抱えながら敗戦後の混乱をたくましく生き抜く娼婦たちを描いた、田村泰次郎のベストセラー小説の二度目の映画化。主人公たちに原色の衣裳を着せる案は打合せの中で瞬時に決まったという。限られた予算でスタートしながら、最終的には大規模になった闇市のセットの造形には、木村が終戦翌年に東京周辺の焼け跡をロケハンした時の経験が生かされた。

※本編はカラーです。

上映時間:90分,フィルム情報:35mm・カラー・英語字幕付(with English subtitles),製作年:1,964,製作会社:日活,美術・舞台設計:木村威夫,監督:鈴木清順,原作・原案:田村泰次郎,脚本・脚色:棚田吾郎,撮影:峰重義,音楽:山本直純,出演:宍戸錠、和田浩治、野川由美子、石井富子、松尾嘉代、河西都子、富永美沙子、玉川伊佐男、チコ・ローランド、江角英明、長弘、野呂圭介