過去の上映
- 2018.11.6 - 11.25
- 上映企画
国立映画アーカイブ開館記念
生誕100年 映画美術監督 木村威夫
Inaugurating NFAJ:
Art Director Takeo Kimura at His Centenary [screening]
20 夢のまにまに
2004年に短篇で監督デビューした木村の初長篇作。教鞭をとっていた日活芸術学院での経験に基づいた自作小説「87×26の瘤広場」を原作に、映画専門校の学院長木室(長門)と、精神を病んで学校を去る生徒(井上)との心の交流と、木室とその妻(有馬)の静かな日常が丹念に描かれる。『夜のプラットホーム』(1948、田口哲)や『肉体の門』など、かつての美術担当作品からの引用が木村=木室を強く意識させる。