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  • 2022.7.12

NFAJ&J.S.A. アーカイブセミナー

概要

映画表現と音 『マダムと女房』

主催:国立映画アーカイブ、協同組合日本映画・テレビ録音協会
協力:日本大学芸術学部映画学科

開催日時:2022年7月12日(火)13:30~16:20(開場13:00)※終了時刻は予定
会場:国立映画アーカイブ 小ホール(定員・151名)
定員:151名(自由席)※事前申込制
料金:無料
申込受付:※定員に達した為、受付は終了いたしました。

 

 NFAJアーカイブセミナーは、デジタルでの映画制作や上映が主流となった現在において、公開当時のオリジナルの映像や音の保存と復元について知見を深め、映画の適正な保存や映画文化の継承をはかることを目的にしています。2020年度以降、コロナ禍により開催を見送ってきましたが、本年度は、2019年度に開催した「NFAJ&J.S.A. アーカイブセミナー 映画表現と音 NAGRAⅢ型による同時録音の表現」に続き、協同組合日本映画・テレビ録音協会との共催セミナーを開催します。

 本セミナーでは、国産トーキー映画の第一弾『マダムと女房』(1931年、五所平之助)をとりあげ、撮影時に使用した機材の特性の観点を交えて映画の音の生成と映画表現について考察します。具体的には、『マダムと女房』の鑑賞を通して音表現を確認した後、映画録音機材に詳しい知見を有する八木信忠氏および上倉泉氏に、土橋式トーキーで使用された当時のマイクなどの機材特性や、録音方法、現像などの技術的問題について、現在の録音技師の志満順一氏、高木創氏が説明を求めながら、シナリオ分析も交えて、対談形式でトーキー初期の映画における音表現の試みを考察します。

 映画映像のアーカイブにご関心をお持ちの方をはじめ、映画関係者、映画人ならびに技術者・若手スタッフの皆さまのご参加をお待ちしています。

 

登壇者:八木信忠(日本大学名誉教授、協同組合日本映画・テレビ録音協会名誉会員)
    上倉泉(日本大学芸術学部映画学科教授、協同組合日本映画・テレビ録音協会員)
    志満順一(協同組合日本映画・テレビ録音協会理事長)
    高木創(協同組合日本映画・テレビ録音協会員)

 

進行:13:00〜  受付開始
   13:30〜  開始挨拶・『マダムと女房』(35mm、56分)
   14:30〜  休憩
   14:40〜  対談 八木信忠氏、上倉泉氏、志満順一氏、高木創氏
   16:20   閉会

※定員に達した為、受付は終了いたしました。

 申込方法

申込フォームからお申込ください。原則、お申込後1週間以内に受付票をメールにてお送りします。受付票の送付をもって申込受付完了となります。定員に達し次第しめきります。
※パソコン・携帯でのドメイン設定で@nfaj.go.jpを受信可能にして頂きますようお願いいたします。

入場方法

受付票の受付番号順にご入場いただきます。受付票の提示がない場合はご入場いただけませんのでご注意ください。

 

お申込の際にいただきます個人情報は、「NFAJ&J.S.A. アーカイブセミナー」に関するご案内の目的のみに利用し、第三者への提供は行いません。

・来館者全員への検温を実施しています。
・マスク着用のない方の入館はお断りしています。
・館内では常時マスク着用と咳エチケットにご協力ください。
・発熱や風邪などの症状がある方は、来館をお控えください。
・館内で体調を崩された場合は、スタッフにお知らせください。
・こまめな手洗いや手指の消毒にご協力ください。
・入退場やご観覧の際は、互いに適切な距離を保つようお願いいたします。
・ロビー等での飲食は、蓋の閉まる飲み物以外は禁止にさせていただきます。
・感染発生時の入館者追跡のため、ご自身で入館日時の記録をお願いいたします。
・当館の感染症予防の対策およびご来館の皆様へのお願いにつきましては、当該ページ「ご来館にあたってのお願い」をご覧ください。