過去の上映

  • 2019.6.29 - 9.1
  • 上映企画

逝ける映画人を偲んで2017-2018

In Memory of Film Figures We Lost in 2017-2018


12 女の賭場

江波杏子の初主演作であり、大映時代の彼女の代表シリーズ「女賭博師」(1966-71)の第1作。胴師の父(水原)を自殺に追い込んだやくざに復讐するため、娘(江波)もまた胴師として立ち上がる。熱い情念をクールな外見で包んだ江波の佇まいが人気を呼び、末期の大映における貴重なヒットシリーズとなった。1971年の大映倒産後、フリーとなった江波は『津軽じょんがら節』(1973、斎藤耕一)などで新境地を見せ、以後も女優として活躍し続けた。

上映時間:84分,フィルム情報:35mm・カラー,製作年:1,966,製作会社:大映東京,出演:江波杏子(沢井アキ),監督:田中重雄,原作・原案:青山光二,脚本・脚色:直居欽哉、服部佳,撮影:小林節雄,美術・舞台設計:井上章,音楽:池野成,出演:川津祐介、渡辺文雄、南廣、酒井修、見明凡太朗、角梨枝子、水原浩一、桜京美、三夏伸、夏木章、髙村栄一