過去の上映
- 2019.6.29 - 9.1
- 上映企画
逝ける映画人を偲んで2017-2018
In Memory of Film Figures We Lost in 2017-2018
3 処刑の部屋
石原慎太郎の原作に独自の解釈を加えて「太陽族映画」ブームに一石を投じた、市川崑の大映移籍第1作。デビュー直後の川口浩が不敵な存在感で登場。睡眠薬で女子大生を眠らせる描写が社会問題となり、上映反対運動や論争にも発展した。大映創設の立役者・永田雅一の長男秀雅は、1952年に大映本社取締役に就任後、56年に東京撮影所長へと抜擢され、本作を含む多くの作品の指揮を執った。その後は本社副社長などを歴任し、製作と経営両面にわたって父を支えた。