禍福 前/後篇

- 計153分
菊池寛のメロドラマ小説を映画化した、東宝と入江・高田両プロのユニット作品。外交官に採用された皆川(高田)は、慎ましく暮らす豊美(入江)と結婚の約束を交わしていた。しかし皆川は快活な令嬢・百合恵(竹久)に心惹かれ、実家の再興のために豊美を捨ててしまう。明るくフラットな調子に流れていた初期・東宝の画に、陰影の深みを与えた三浦の個性が際立つ。後篇の撮影は鈴木博が担当。
途中に約10分間の休憩時間を設けます。
禍福 前篇
- 78分
- 35mm・白黒
1937(東宝東京)(撮)三浦光雄(監)成瀬巳喜男(原)菊池寛(脚)岩崎文隆(美)北猛夫(音)仁木他喜雄(出)入江たか子、高田稔、竹久千恵子、逢初夢子、丸山定夫、英百合子、堀越節子

禍福 後篇
- 75分
- 35mm・白黒
1937(東宝東京)(監)成瀬巳喜男(原)菊池寛(脚)岩崎文隆(撮)鈴木博(美)北猛夫(音)伊藤昇(出)入江たか子、高田稔、竹久千恵子、逢初夢子、丸山定夫、大川平八郎、堀越節子
