28城田孝子

  • 計77分

おなじ太陽の下で

  • 50分
  • 16mm・白黒

女優から監督に進出した望月優子の2作目として、混血児差別問題を取り上げた児童向け中篇劇映画。在日米軍兵士と日本人女性の間に生まれた小学生は偏見によって孤立するが…。望月の前作『海を渡る友情』(1960)に引き続いて記録を担当した城田孝子は、1939年に東宝入社、戦後は東宝争議後にフリーとなり独立プロや教育映画に携わる。1950年にフリーの互助組織「東京スクリプター協会」を中尾壽美子、上田圭子、片山全子、中川芳子、君塚峯子とともに結成した。

1962(東映教育映画)(監・脚)望月優子(記録)城田孝子(脚)片岡薫(撮)中尾駿一郎(美)池田康彦(音)芥川也寸志(出)上原二郎、ジェーン・コーリー、中村雅子、南廣、辻伊万里、平松淑美、藤田正子

結婚する娘へ ―父の愛

  • 27分
  • 16mm・白黒

社会教育映画として、結婚相手選びをテーマに、工場で働く父(大久保)と娘・節子(荒木)の葛藤を描く。スクリプターとして47年間のキャリアを歩んだ城田孝子は、監督として本作と『わが家のおこづかい教育』(1972)の2本を演出した。

1971(学研映画)(監)城田孝子(記録)新沼恵子(編集)丹治光代(脚)廣澤榮(撮)八木正次郎(音)伊部晴美(出)大久保正信、荒木かずほ、加藤隆、岩崎智江、小島敏彦

  • 小ホール
  • 小ホール