1ハラキリHARAKIRI (MADAME BUTTERFLY)

  • 94分
  • 16fps・35mm・無声・白黒・オランダ語インタータイトル

戯曲「蝶々夫人」を映画化したラングの長篇第4作。仏教、ハラキリ、ゲイシャなどエキゾチシズムに満ちた悲恋物語が、ラングの前作『蜘蛛』第1話(1919)でも組んだハインリヒ・ウムラウフによる、細部まで作り込まれた美術セットを舞台に展開する。海辺で夫の帰りを待つ主人公をとらえたショットも忘れ難い。

1919(デクラ社)(監)フリッツ・ラング(原)デーヴィッド・ベラスコ、ジョン・ルーサー・ロング(脚)マックス・ユンク(美)ハインリヒ・ウムラウフ(撮)マックス・ファスベンダー(出)リル・ダゴファー、ネルス・プレン、マインハルト・マウアー、パウル・ビーンスフェルト

  • 長瀬記念ホール OZU
  • 長瀬記念ホール OZU
    伴奏:柳下美恵