9情報局制定 必勝歌/君と僕

- 計104分
情報局制定 必勝歌
- 80分
- 35mm・白黒
情報局が募集した国民歌の1等当選作「必勝歌」の発表にあわせて、松竹両撮影所の総力を挙げて短期間で製作された。前線で出撃前の兵士達が故郷に思いをはせるという枠物語。小杉勇はユーモラスな隣組長と特攻隊飛行隊長の二役に扮し、後者では『限りなき前進』(1937)でも歌った「さんさ時雨」を散華した兵士の遺族の前で披露した。
1945(松竹京都・大船)(監・原)田坂具隆(監・脚)淸水宏(監)マキノ正博、溝口健二、大曽根辰夫、高木孝一、市川哲夫(脚)岸松雄(撮)竹野治夫、斎藤毅、行山光一、三木滋人(美)堀保治(出)佐野周二、小杉勇、齊藤達雄、高田浩吉、澤村アキヲ、河村黎吉、高峰三枝子、轟夕起子、田中絹代、上原謙、坂本武

君と僕
- 24分
- 35mm・白黒・部分
1938年に始まった陸軍の特別志願兵制度を背景にして、君(朝鮮)と僕(内地)とが手を握り合う「内鮮一体」を理想に掲げて製作された劇映画。情報局の嘱託の立場で田坂が監督指導を行った。現存しているのは全10巻(96分)のうち1巻目と9巻目の一部である。
1941(朝鮮軍報道部)(監・脚)日夏英太郎(脚)飯島正(撮)森尾鉄郎(音)佐藤長助(出)小杉勇、三宅邦子、永田絃次郎、朝霧鏡子、金素英、李香蘭、徐月影
