48すべてが狂ってる

  • 71分
  • 35mm・白黒

“ビート族”と呼ばれた若者の風俗を反映しつつ、社会の抑圧に反抗する少年と更生を諭す大人たちの断絶を描く破滅的な青春映画。日活時代の鈴木清順作品で個性を開花させた川地民夫が不良少年を熱演。穂積隆信は新聞記者役で印象を残す。前衛的なジャズサウンドを押し出した劇伴は、〈モダンジャズ3人の会〉を結成し、「11PM」などTV音楽も手がけた三保敬太郎と前田憲男が担当。ニュープリントによる上映。

1960(日活)(監)鈴木清順(音)前田憲男(出)川地民夫(杉田次郎)、穂積隆信(飛島浩介)(原)一条明(脚)星川清司(撮)萩原泉(美)千葉一彦(音)三保敬太郎(出)禰津良子、奈良岡朋子、芦田伸介、中川姿子、伊藤孝雄、初井言栄、吉永小百合

  • 長瀬記念ホール OZU
  • 長瀬記念ホール OZU