12女の賭場

- 84分
- 35mm・カラー
江波杏子の初主演作であり、大映時代の彼女の代表シリーズ「女賭博師」(1966-71)の第1作。胴師の父(水原)を自殺に追い込んだやくざに復讐するため、娘(江波)もまた胴師として立ち上がる。熱い情念をクールな外見で包んだ江波の佇まいが人気を呼び、末期の大映における貴重なヒットシリーズとなった。1971年の大映倒産後、フリーとなった江波は『津軽じょんがら節』(1973、斎藤耕一)などで新境地を見せ、以後も女優として活躍し続けた。
1966(大映東京)(出)江波杏子(沢井アキ)(監)田中重雄(原)青山光二(脚)直居欽哉、服部佳(撮)小林節雄(美)井上章(音)池野成(出)川津祐介、渡辺文雄、南廣、酒井修、見明凡太朗、角梨枝子、水原浩一、桜京美、三夏伸、夏木章、髙村栄一
- 長瀬記念ホール OZU
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