9モンローのような女

- 96分
- 35mm・カラー
舟橋聖一の同名小説を映画化。17歳のいち子(真理)が、写真モデルとして自らの肢体を売り出す姿を描く。性に関する意識や風俗描写は、社会資料としても貴重。会社勤めをしていた及川久美子は、本作のオーディションに見事合格してヒロインに抜擢され、女優・真理明美となった。その後は『男の顔は履歴書』(1966、加藤泰)などに出演、1969年には須川栄三監督と結婚した。なおラストは「第一部 終」と出るが、第二部は製作されなかった。
1964(松竹大船)(出)真理明美(いち子)、三上真一郎(吉村)(監・脚)渋谷実(原)舟橋聖一(脚)白坂依志夫(撮)長岡博之(美)浜田辰雄(音)黛敏郎(出)佐田啓二、森光子、山本圭、千之赫子、笠智衆、加藤武、川津祐介、賀原夏子、長門勇、中原早苗
- 長瀬記念ホール OZU
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