2近松物語

  • 102分
  • 35mm・白黒・英語字幕付

近松の「大経師昔暦(だいきょうじむかしごよみ)」を映画化した、溝口健二の代表作の一つ。本作で「澄み切った音」作りを目指した録音技師の大谷(いわお)は、1935年、日活京都に入社。日活が合併して大映となって以降は、大映京都で『羅生門』(1950、黒澤明)や溝口作品など数多くの作品で録音を担当し、1971年の大映倒産後も映画の音を作り続けた。最後の作品は『どら平太』(2000、市川崑)。

1954(大映京都)(録)大谷巖(監)溝口健二(原)近松門左衛門(脚)川口松太郎、依田義賢(撮)宮川一夫(美)水谷浩(音)早坂文雄(出)長谷川一夫、香川京子、南田洋子、田中春男、進藤英太郎、小澤榮、菅井一郎、石黒達也、浪花千榮子、十朱久雄

  • 長瀬記念ホール OZU
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