フィルムアーカイブの諸問題

このページでは、当館の機関誌「NFAJニューズレター」およびその継続前誌である「NFCニューズレター」(1995年~2018年刊行)に掲載した連載「フィルムアーカイブの諸問題」のオンラインアーカイブを公開しています。
創刊号から続くこの連載は、各国のフィルムアーカイブ/シネマテークの活動や研究報告を通じて、フィルムアーカイブの重要性や未来への課題を広く伝えることを目的としています。

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(2019年1月29日より公開/最終更新:2023年3月1日)

第1回(第1号[1995年5月号]P14-15)
映画資料・情報の集積と利用に向けて
佐崎順昭

第2回(第2号[1995年7-8月号]P2/P3-7)
FIAFとは何か?/FIAFはどこへ行くのか?
H.O./岡島尚志
第3回(第3号[1995年9-10月号]P14-15)
映画資料・情報の集積と利用に向けて[2]
佐崎順昭
第4回(第4号[1995年11-12月号]P12-15)
世界のフィルム・アーカイヴは映画百年をどう祝っているか?
(訳・構成/斉藤綾子)
第8回(第8号[1996年7-8月号]P3-8)
FIAFエルサレム総会報告 フィルム・アーカイヴ運動―世界の動き(「レタン・ペーパーの内容」含む)
岡島尚志 
第8回(第8号[1996年7-8月号]P9)
イスラエルの映画保存
H.O.
第9回(第9号[1996年9-10月号]P12-15)
国境を越えた映画復元:「リュミエール・プロジェクト」の成果
安澤秀太
第10回(第10号[1996年11-12月号]P14-15)
国境を越えた映画復元:「リュミエール・プロジェクト」の成果(Part2)
安澤秀太

第11回(第11号[1997年1-2月号]P12-15)
国境を越えた映画復元:「リュミエール・プロジェクト」の成果(Part3)
安澤秀太

第12回(第12号[1997年3-4月号]P13-16)
数字で見る世界の映画保存:その現状と課題
-FIAFによる世界の映画保存機関総合調査-FIAF Statistical Survey

斉藤綾子

第13回(第13号[1997年5-6月号]P14-15)
フィルム・クリーニングの新方式:その背景と開発
佐伯知紀

第14回(第14号[1997年7-8月号]P2-8)
FIAFカルタヘナ総会報告 FIAFの新しい挑戦:保存対象としてのアマチュア映画
岡島尚志

第15回(第15号[1997年9-10月号]P12-13)
[別枠]特別レポート MoMAの新映画保存センターについて
入江良郎
第18回(第18号[1998年3-4月号]P13-15)
日本のフィルム・アーカイヴ1 川崎市市民ミュージアム・映画部門
川村健一郎
第19回(第19号[1998年5-6月号]P13-15)
日本のフィルム・アーカイヴ2 広島市映像文化ライブラリー
佐藤武
第20回(第20号[1998年7-8月号]P13-16)
FIAFプラハ会議報告 FIAFの二つの課題:「デジタル」と「倫理」
岡島尚志

 

第23回(第23号[1999年1-2月号]P14-16)
日本のフィルム・アーカイヴ3 福岡市総合図書館・映像資料課
八尋義幸
第24回(第24号[1999年3-4月号]P14-16)【2019年2月26日更新】
日本のフィルム・アーカイヴ4 沖縄県公文書館(映像部門)
仲地洋

第26回(第26号[1999年7-8月号]P14-16)
FIAFマドリード会議報告 ワークショップ「生フィルム製造の歴史」を中心に
岡田秀則

第28回(第28号[1999年11-12月号]P11-15)
無声映画の映写速度:日本の場合(上)
入江良郎
第29回(第29号[2000年1-2月号]P11-15)
無声映画の映写速度:日本の場合(下)
入江良郎
第30回(第30号[2000年3-4月号]P11-16)
日本のナイトレート・フィルム製造:初期の事情(上)
岡田秀則
第31回(第31号[2000年5-6月号]P12-15)
日本のナイトレート・フィルム製造:初期の事情(下)
岡田秀則

第33回(第33号[2000年9-10月号]P15-16)
NFCの新たなビネガー・シンドローム対策
佐伯知紀

第34回(第34号[2000年11-12月号]P14-15)
FIAFロンドン会議報告 フィルム・アーカイヴの最前線
岡島尚志

第35回(第35号[2001年1-2-3月号]P21-24)
字幕投影方式事始め
堀三郎

第36回(第37号[2001年6-7月号]P11,14-15)
映画保存の二つの課題:ビネガー・シンドロームとデジタル復元について
(その暫定的アップデート)

岡島尚志
第36回(第37号[2001年6-7月号]P12-13)
特別レポート ベルギー王立シネマテークの現在
岡田秀則
第37回(第38号[2001年8-9月号]P12-13,16)
FIAFラバト会議報告 フィルム・アーカイヴと"植民地映画"の関係を中心に
岡島尚志

第37回(第38号[2001年8-9月号]P14-15)
特別レポート 砂丘と木立-オランダの映画保存の現在
岡田秀則

第38回(第40号[2001年12月-2002年1月号]P13-16)
ドイツの映画保存1 ドイツ映画博物館/ドイツ映画研究所(DIF)
入江良郎
第39回(第41号[2002年2-3月号]P13-15)
ドイツの映画保存2 デュッセルドルフ映画博物館
入江良郎
第40回(第42号[2002年4-5月号]P13-16)
ドイツの映画保存3 ドイツ・キネマテーク=ベルリン映画博物館
入江良郎

 

第41回(第43号[2002年6-7月号]P13-15)
ドイツの映画保存4 ミュンヘン映画博物館
入江良郎

第42回(第44号[2002年8-9月号]P8-11)
FIAFソウル会議報告 アジア諸国における映画保存:困難と希望
岡島尚志
第43回(第44号[2002年8-9月号]P12-16)
ドイツの映画保存5 ドイツ連邦資料館フィルムアルヒーフ
入江良郎
第44回(第45号[2002年10-11月号]P14-16)
ドイツの映画保存6 ポツダム映画博物館
入江良郎
第47回(第50号[2003年8-9月号]P14-16)
FIAFストックホルム/ヘルシンキ会議報告 フィルムをフィルムとして残すことの意味
シンポジウム「褪せゆくカラー映画-保存と復元」を中心に

岡島尚志
第49回(第53号[2004年2-3月号]P15-16)
スウェーデンの映画保存(上)―"シネマテーケット"の事業、映画をめぐる"協定"を考える―
岡島尚志
第50回(第54号[2004年4-5月号]P12-13)
スウェーデンの映画保存(下)―"シネマテーケット"の事業、映画をめぐる"協定"を考える―
岡島尚志
第51回(第54号[2004年4-5月号]P14-16)
ジョージ・イーストマン・ハウス国際写真映画博物館・映画部のアーカイヴ事業
岡島尚志

第52回(第56号[2004年8-9月号]P13-14)
米国の公的フィルム・アーカイヴ(1)―国立公文書館・特殊メディア保存サービス部
岡島尚志

第53回(第56号[2004年8-9月号]P15-16)
FIAFハノイ会議報告 東南アジア太平洋地域の映画保存運動―その新たな展開
岡島尚志

第54回(第57号[2004年10-11月号]P14-16)
米国の公的フィルム・アーカイヴ(2)-議会図書館・映画放送録音物部
岡島尚志

第55回(第60号[2005年4-5月号]P14-15)
映画保存技術コラム① 長期保存用フィルムの巻取り
HO

第56回(第61号[2005年6-7月号]P12-16)
ロシア・ゴスフィルモフォンドの日本映画 調査・収蔵完了報告
常石史子
第57回(第62号[2005年8-9月号]P14-16)
二つの問い―「民族誌映画とは何か」「映画フィルムとは何か」
岡島尚志
第58回(第66号[2006年4-5月号]P15-16)
アンソロジー・フィルム・アーカイヴス―ジョナス・メカスの映画保存所
岡田秀則

第59回(第68号[2006年8-9月号]P12-13)
FIAFサンパウロ会議報告 フィルム・アーカイブをめぐる新たな広がり
とちぎあきら

第60回(第68号[2006年8-9月号]P14-16)
デジタル・シフトとフィルム・アーカイブに関する国内外の論調
岡島尚志

 

第61回(第74号[2007年8-9月号]P11-13)
FIAF東京会議報告 映画遺産をそのまま守るための議論
シンポジウム「短命映画規格の保存学的研究」をめぐって

岡島尚志

第62回(第75号[2007年10-11月号]P12-13)
「FIAFサマースクール2007」報告(上)
板倉史明
第63回(第76号[2007年12月-2008年1月号]P14-16)
「FIAFサマースクール2007」報告(中)
板倉史明
第64回(第77号[2008年2-3月号]P9-10)
「FIAFサマースクール2007」報告(下)
板倉史明
第65回(第78号[2008年4-5月号]P14-16)
観衆の歴史に寄り添う場所――タイ国立フィルム・アーカイブの新しい博物館
岡田秀則

第66回(第80号[2008年8-9月号]P15-16)
FIAFパリ会議報告 創立70周年記念会議の光と影
岡島尚志

第67回(第85号[2009年6-7月号]P14-16)
ノンフィルムの森① シネマテーク・フランセーズ(上)
岡田秀則
第68回(第86号[2009年8-9月号]P7-8)
FIAFブエノスアイレス会議報告 岐路に立つシネマテーク――あるべき姿とさまざまなアイデア
岡島尚志
第69回(第86号[2009年8-9月号]P9-11)
ノンフィルムの森② シネマテーク・フランセーズ(下)
岡田秀則
第70回(第87号[2009年10-11月号]P14-16)
ノンフィルムの森③ イタリア国立映画博物館
岡田秀則
第71回(第88号[2009年12月-2010年1月号]P9-10)
ノンフィルムの森④ リュミエール協会
岡田秀則

第72回(第88号[2009年12月-2010年1月号]P11-13)
ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベント 
「『幸福』特別上映会:シルバー・カラーの復元」講演採録(1) 「シルバー・カラー」とその復元

鈴木美康

第73回(第89号[2010年2-3月号]P7-9)
ノンフィルムの森⑤ シネマテーク・ド・トゥールーズ
岡田秀則

第74回(第93号[2010年10-11月号]P11-12)
FIAFオスロ会議報告 JTS2010におけるデジタル保存・管理の新提案
板倉史明

第75回(第94号[2010年12月-2011年1月号]P13-16)
世界のフィルム・アーカイブは「世界視聴覚遺産の日」をどう祝っているか?
訳・構成/赤﨑陽子

第76回(第98号[2011年8-9月号]P9-10)
FIAFプレトリア会議報告 アフリカの映画保存
―“インディジェナス・コレクション”という端緒、あるいはその可能性について

岡島尚志

第79回(第101号[2012年2-3月号]P8-10)
デジタル上映:現場からの報告 デジタル・シフトのキョウカイをサマヨイながら
堀三郎

第80回(第103号[2012年6-7月号]P13-16)
ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベント
「映画はどこで、どのように保存されているのか 日/米ナショナル・フィルム・アーカイブからの報告」講演採録①
フィルムセンター相模原分館・映画保存棟Ⅱについて

とちぎあきら

 

第82回(第104号[2012年8-9月号]P15-16)
FIAF北京会議報告 映画保存が創る新たなアニメーション史
岡田秀則
第84回(第107号[2013年2-3月号]P14-16)
映画保存とフィルム・アーカイブ活動の現状に関するQ&A
第85回(第110号[2013年8-9月号]P14-16)
FIAFバルセロナ会議報告 マルチバージョンとメタデータ標準規格
大澤浄

第86回(第116号[2014年8-9月号]P8-10)
FIAFスコピエ会議報告 第一次世界大戦から100年を迎えて
――デジタル化の推進とアナログ技術の継承

大傍正規

第87回(第119号[2015年2-3月号]P12-13)
映画フィルムのデータベース化と「フィルム調査カード」の作成プロセス
大傍正規
第88回(第121号[2015年6-7月号]P10-12)
映画のデジタル保存についての現状調査の必要性
大関勝久
第89回(第122号[2015年8-9月号]P11-13)
第71回FIAF シドニー・キャンベラ会議 報告 デジタル時代のアクセスと法制度
松山ひとみ
第91回(第124号[2015年12月-2016年1月号]P14)
国際的な記念日<ホームムービーの日>の活動とこれから
石原香絵/竹森朝子

第92回(第125号[2016年2-3月号]P13-14)
水川繁雄氏インタビュー
8mmムービーは個人の時間を再現するためのタイムカプセルなんです。

(聞き手・構成:石川亮、村木恵里 構成:大澤浄)

第93回(第127号[2016年6-7月号]P10-11)
デジタル・ジレンマの行方
松山ひとみ

第94回(第129号[2016年10-11月号]P8-9)
第72回FIAFボローニャ会議 報告 映画体験の未来
――デジタル・シミュレーションと映画館の再生

大傍正規

第95回(第129号[2016年10-11月号]P10-12)
映写に伴う所蔵映画プリントの評価基準について
神田麻美

第96回(第132号[2017年7-9月号]P13)
第73回FIAFロサンゼルス会議報告 ハリウッド、ラテンアメリカへ行く
―映画資料保存の先を見すえて

大傍正規
第97回(第132号[2017年7-9月号]P14)
もはや「ノンフィルム」ではない―映画図書館員会議に参加して
岡田秀則
第98回(第132号[2017年7-9月号]P15)
「第3回 ナイトレート・ピクチャー・ショー」報告 
ナイトレート・フィルムを上映するというフィルムアーカイブの禁じ手、
あるいは、世界でもっとも特殊で高度に文化的な映画上映の試み

岡島尚志

第99回(第133号[2017年10-12月号]P7-8)
ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベント
「特別上映会 甦る70mm上映『デルス・ウザーラ』」とその後に向けて
「第12回 オスロ70mm映画祭」報告

冨田美香

 

第100回(第1号[2018年4月-6月号]P13-15)
鈴木美康インタビュー 現像所で培われたタイミングマンの目
(聞き手・構成:大傍正規、大澤浄)
第101回(第2号[2018年7月-9月号]P10-11)
フィルム映写を維持するために
神田麻美
第102回(第2号[2018年7月-9月号]P12-13)
「共有」をテーマにしたFIAF会議と、NFA見学の6日間
江口浩
第103回(第5号[2019年4-6月号]P10-11)
緩慢な災禍スロー・ディザスター ――放置によってわれわれの映画遺産はいかに破壊され続けるのか(前)
デイヴィッド・ウォルシュ
第104回(第6号[2019年7-9月号]P7-9)
緩慢な災禍スロー・ディザスター ――放置によってわれわれの映画遺産はいかに破壊され続けるのか(後)
デイヴィッド・ウォルシュ
第105回(第6号[2019年7-9月号]P10)
世界最古の映画会社ゴーモン、そしてパテにおける映画保存
紙屋牧子
第106回(第6号[2019年7-9月号]P11)
『日本におけるフィルムアーカイブ活動史』を読んで、考えたこと
とちぎあきら
第107回(第7号[2019年10月-12月号]P13-14)
フレディ・ビュアシュを見送る――FIAFローザンヌ会議報告
岡田秀則
第108回(第9号[2020年5-9月号]P9)
「小さきものたち」を拾い集めること――映画図書館員会議2019に参加して
紙屋牧子
第109回(第12号[2021年4月-6月号]P11-13)
映画フィルム固有のオリジナルカラーを継承する――『カルメン故郷に帰る』の3色分解白黒ネガフィルムからの忠実な色再現の試み
大関勝久
第110回(第14号[2021年10月-12月号]P12-13)
日本のフィルムアーカイブにおけるレスキュー体制と課題1
中西香南子

第111回(第14号[2021年10月-12月号]P14-15)
マグネティック・テープ・アラート&デッドライン2025――膨大なビデオテープ原版映画を失う前に
冨田美香

第112回(第15号[2022年1月-3月号]P10-11)
ビデオテープのデジタルファイル化ガイドライン ――推奨フォーマットを中心に――
冨田美香、三浦和己
第113回(第15号[2022年1月-3月号]P12-13)
ビデオテープの自炊マニュアル 磁気テープを保存する唯一の道はデジタルファイル化である
鈴木伸和