19農薬禍/越後奥三面(みおもて)山に生かされた日々

  • 計184分

農薬禍

  • 39分
  • 16mm・カラー

農薬の害を独自に調査研究した長野県の佐久総合病院に取材した『農薬禍』は、近代農業には不可欠とされてきた農薬による公害を告発する一作。記録映像プロダクション「グループ現代」を率いて長く活躍した小泉修吉の原点であると同時に、日本の環境ドキュメンタリーのさきがけでもある。

1967(グループ現代)(監)小泉修吉

越後奥三面(みおもて)山に生かされた日々

  • 145分
  • 16mm・カラー

小泉は、映像民俗学者の姫田忠義が設立した民族文化映像研究所(民映研)でも多くの作品をプロデュースした。現在はダムに沈んだ新潟県奥三面集落の生活を丹念に記録、ゼンマイや栗の採集など失われゆく民衆の暮らしに向けられた姫田の視線は、師・宮本常一の志を着実に受け継ぐものであった。

1984(民族文化映像研究所)(製)小泉修吉(監)姫田忠義(撮)伊藤硯男、沢幡正範、堀田泰寛、千葉寛

  • 長瀬記念ホール OZU
  • 長瀬記念ホール OZU