14乳母車

- 109分
- 35mm・白黒・英語字幕付 with English subtitles
父の愛人関係を清算させようとする娘(芦川)とその愛人の弟(石原)、父と愛人の間に生まれた赤ん坊をとおして、戦後世代への希望に満ちたメッセージが謳われている。芦川いづみと石原裕次郎の初めての共演作にして田坂との初タッグとなった一作。裕次郎は田坂に全幅の信頼を寄せ、『太陽の季節』(1956、古川卓巳)以来のイメージを一新し、新しい若者像を描く作品となった。
1956(日活)(監)田坂具隆(原)石坂洋次郎(脚)澤村勉(撮)伊佐山三郎(美)木村威夫(音)齋藤一郎(出)石原裕次郎、芦川いづみ、新珠三千代、山根壽子、宇野重吉