42日本映画学校:寺田靖範と松江哲明

  • 計152分

現在は日本映画大学として映画界に人材を輩出する日本映画学校は、1990年代より注目すべきドキュメンタリー作品を生み出している。『妻はフィリピーナ』は、同校学生だった寺田靖範が自身の国際結婚を飾らない率直な視線で捉えた作品。『あんにょんキムチ』は、在日コリアン3世である松江哲明が、祖父のルーツをたどり、ユーモアと哀しみを交えて自身のアイデンティティと家族史を探る一本。いずれもこの時期の「私的ドキュメンタリー」の傾向を象徴する作品である。

■3/8(日)3:00pmの上映は中止になりました。

妻はフィリピーナ

  • 100分
  • 16mm・カラー

1994(万福寺シネマ)(監)寺田靖範(製)山谷哲夫、新井真理子(撮)松根宏隆、嶋津敬(録・音)鈴木大介(録)崔政植(編)今井剛、磯崎友厚(音)小野雅則

あんにょんキムチ

  • 52分
  • DCP・カラー

1999(日本映画学校)(監・撮)松江哲明(製)山谷哲夫、吉田啓(撮)茂木一樹(編)吉田啓、関正則(音)岡野作夢(解)松江雅子

  • 長瀬記念ホール OZU