39飯塚俊男

- 94分
世界の映画人を集めた第1回山形国際ドキュメンタリー映画祭(1989)の記録。アジアの映画人のシンポジウムでは、小川紳介の司会を得て、アジア諸国の多くでドキュメンタリー映画が生まれ得ない情況を打破しようと熱っぽい発言が続出、また映画フィルムを「スパゲッティ」と呼ぶフィリピンのキドラット・タヒミック監督のユーモラスな知性も垣間見られる。小川プロダクション出身の飯塚俊男(1947-)の監督デビュー作で、天安門事件とベルリンの壁崩壊が起きた1989年の世界の空気も漂う。
■3/7(土)4:00pmの上映は中止になりました。
映画の都 山形国際ドキュメンタリー映画祭’89
- 94分
- 16mm・カラー
1991(小川プロダクション)(監)飯塚俊男(構・編)小川紳介(製)伏屋博雄(撮)大津幸四郎、加藤孝信(録)浅沼幸一(音)小室等(解)河原崎長一郎

- 長瀬記念ホール OZU