32倉岡明子・山邨伸貴

- 171分
アテネ・フランセ文化センターでの卒業制作において、東京江戸川区のクロム汚染を取材した『東京クロム砂漠』(1978)に取り組んだ倉岡明子(1947-)・山邨伸貴(1950-)・小田博が、倉岡の出身地である青森県で自主製作した作品が『六ヶ所人間記』である。新全国総合開発計画により「むつ小川原開発区域」と定められた六ヶ所村で、人々の昔ながらの暮らしや伝統文化への思いなどを3年にわたって聞き続けた。倉岡・山邨とその子息・玄の長い旅の記録でもある点が魅力となっており、マンハイム国際映画祭で特別賞を受賞した。今回の上映では地元の方言を字幕にした版を上映する。
*途中10分間の休憩をはさみます。
■2/29(土)3:00pmの上映は中止になりました。
六ヶ所人間記
- 171分
- 16mm・白黒
1985(構・現地録音・編)山邨伸貴(構・製)倉岡明子(撮)小田博

- 長瀬記念ホール OZU
*途中休憩あり