5時枝俊江

- 計112分
1951年に岩波映画製作所に入社した時枝俊江(1929-2012)は社会教育映画、観光映画などさまざまなジャンルの映画に携わったが、幼児教育をめぐる映画は、特に1970年代以降、映画作家としてのライフワークになってゆく。隠しキャメラを使って4歳児の幼稚園入園から夏休みまでを記録した『ともだち』はこの分野を確立した一本で、まだ機材が大型の時代でありながら、音声を画面に従属させるのではなく、子どもの小さなつぶやきまで丹念に拾い、活かそうとする姿勢が特徴的である。
ケンちゃんたちの音楽修行 ヤマハ音楽教室四才児初期の記録
- 53分
- 35mm・
カラー→ 白黒
1965(岩波映画製作所)(監)時枝俊江、坂口康(製)伊坂達孝、雨宮正(撮)栗田尚彦、相田和成(音)佐久間俊夫、鈴村和彦(解)伊藤惣一

ともだち
- 59分
- 35mm・白黒
1961(岩波映画製作所)(監・脚)時枝としえ(撮)藤瀬季彦(録)安田哲男

- 長瀬記念ホール OZU
- 長瀬記念ホール OZU