12あらくれ

• 120分
• 35mm・白黒

親が決めた結婚を嫌がり、逃げ出した後も様々な逆境に直面する中、めげずに闘い続ける女の一代記。自然主義文学を代表する徳田秋声の原作をもとに、水木洋子が脚色。時には激情にも駆られる気丈な大正の女に扮した高峰は「自分の力で自分の運命を切りひらいてゆくたくましい女性を描きたい」と語った成瀬の意向に応えている。

1957（東宝）（出）髙峰秀子（お島）（監）成瀨巳喜男（原）德田秋聲（脚）水木洋子（撮）玉井正夫（美）河東安英（音）齊藤一郎（出）上原謙、森雅之、加東大介、仲代達矢、東野英治郎、岸輝子、宮口精二