55前科・仮釈放

- 86分
- 35mm・カラー
石原裕次郎など日活の1世代上のスターと異なり、渡は泥臭いアクションや軽薄なキャラクターで魅せた。本作で渡は、歯医者の史江(松原)に強引な好意を寄せるやくざ・竜次を演じる。竜次が復讐を遂げる終盤の格闘シーンは、バス停留場などの整備が進んだ新宿西口が舞台となり、新時代に取り残されながらも、変わらず生きるやくざの姿を浮き彫りにしている。
1969(日活)(出)渡哲也(大原竜次)(監)小澤啓一(脚)池上金男(撮)高村倉太郎(美)川原資三(音)鏑木創(出)松原智恵子、沖雅也、内田稔、青木義朗、今井健二、長内美那子、大木実、杉本エマ
- 長瀬記念ホール OZU
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