53肖像

  • 73分
  • 35mm・白黒

黒澤と木下惠介、1943年監督デビューの2人によるコラボレーション。上映会で隣同士になったことがきっかけで、木下が黒澤に脚本を依頼した。不動産屋の愛人(井川)が、同居した一家の善良さに感化されていく。返礼として木下も黒澤に脚本を託すが、企画は実現せず、木下自身の手で『日本の悲劇』(1953)として映画化された。東宝作品ではないが、黒澤脚本作として上映。

1948(松竹大船)(監)木下惠介(脚)黒澤明(撮)楠田浩之(美)小島基司(音)木下忠司(出)井川邦子、三宅邦子、三浦光子、菅井一郎、東山千栄子、小澤栄太郎、藤原釜足、佐田啓二、桂木洋子、安部徹、山路義人

  • 小ホール
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