20鬼火/新しい背広

  • 計103分

鬼火

  • 46分
  • 35mm・白黒

高度経済成長期を迎えて映画人口も増大した状況の中で、2本立てによる新作封切が定着。1956年には「ダイヤモンド・シリーズ」と銘打ち、メイン作に伯仲する手練れの監督と名優陣による文芸色豊かな併映中篇で新機軸を打ち出した。同年に東宝専属となった千葉泰樹が第1弾を任され、ガス集金係(加東)が困窮家庭の人妻(津島)を訪れたことを発端に魔が差したような顛末を描く。『白夫人の妖恋』(豊田四郎)の併映として封切。

1956(東宝)(監)千葉泰樹(原)吉屋信子(脚)菊島隆三(撮)山田一夫(美)中古智(音)伊福部昭(出)津島惠子、加東大介、宮口精二、中村伸郎、中田康子、清川玉枝、中北千枝子、堺左千夫、笈川武夫、三條利喜江

新しい背広

  • 57分
  • 35mm・白黒

兄弟愛のドラマを軸として、貧しい境遇にありながらも慎ましさと優しさに満ちた人々を描いた傑作。「ダイヤモンド・シリーズ」の1本で、文部省特選作品となった。『智恵子抄』(熊谷久虎)の併映として封切。

1957(東宝)(監)筧正典(原)田宮虎彦(脚)沢村勉(撮)小泉一(美)小川一男(音)馬渡誠一(出)小林桂樹、久保明、八千草薰、岸輝子、夏川静江、中北千枝子、瀨良明、北沢彪、水の也清美、久保賢

  • 小ホール
  • 小ホール
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