10ユンボギの日記/アジアの曙 第一話

- 計78分
ユンボギの日記
- 25分
- 16mm・白黒
テレビドキュメンタリー『青春の碑』(1964)の取材で訪韓した大島は、街頭で子どもたちの写真を撮影した。その後、日本でもベストセラーになった韓国少年の手記に感銘を受け、写真を素材に少年のモノローグと彼の尊厳を称えるナレーションとを組み合わせた映像詩として構成した作品。日韓基本条約に関する当時の議論が作品の背景となっている。
1965(創造社)(監・脚)大島渚(原)イー・ユンボギ(撮)川又昻(編集)浦岡敬一(音)内藤孝敏(解)小松方正

アジアの曙 第一話
- 53分
- 16mm・白黒
1962年からテレビドキュメンタリーや単発ドラマ等を手がけてきた大島の最初で最後の連続テレビドラマ。各局で打ち出された「男性路線」の中、『柔道一代』(1963、柴田吉太郎 他)に主演した御木本伸介を起用して、『夕日と拳銃』(1964、田坂勝彦)の後続番組として放映された。中国大陸での袁世凱独裁に抗う第二革命を題材として、革命に参加した唯一の日本人・中山峯太郎(御木本)を主人公に、革命軍の仲間たちの群像劇が展開される。第一話は明治末の日本を舞台に、陸軍士官学校で中山と友情を結んだ清国留学生の李烈鈞(佐藤)が、辛亥革命(第一革命)の勃発により帰国するまでを描く。
『アジアの曙』全13話の上映素材に関するお知らせ
*テレビ放映用に製作されたため、各話の途中にコマーシャル放送のための黒画面が挿入されています。
*各話の上映プリントおよびDCP上映素材は、原版に起因する編集跡やキズ、汚れ、また音声ノイズもございます。
*各話の冒頭クレジット・シーンはじめ、原版の状態により画面が不鮮明となっている箇所も含まれます。
*5月13日(土) 6:30 PMの回は、オンライン完売しました。オンライン完売となった上映回につきましても、上映当日、当館1階窓口にて開映1時間前から5分前までチケット若干数を販売します。(5/9更新)
1964(創造社=国際放映=TBS)(監)大島渚(原)山中峯太郎(脚)佐々木守、田村孟(撮)菱田誠(美)今保太郎、小島初雄(音)司一郎(出)御木本伸介、佐藤慶、戸浦六宏、立川さゆり、松本典子、久米明、小山明子(解)加藤武

- 小ホール
- 小ホール