10オールナイトロング

  • 90分
  • 35mm・カラー

通り魔殺人の現場に偶然居合わせた3人の少年たちが、理不尽な暴力にさらされるうちにやがて自分たちの内なる暴力性に目覚めていく。ドキュメンタリー畑出身の松村克弥の長篇第1作。残酷描写が話題となったが、実際の犯罪事件を想起させる生々しい暴力の風景と若者たちの鬱屈を映し出した点において、90年代の切迫した空気をそのまま反映した作品といえる。公開当時はR指定(現「R15+」)を受けた。

1992(大映映像)(監・脚)松村克弥(撮)村川聡(美)小林正巳(音)秋山勝彦、岩永龍則(出)角田英介、鈴木亮介、家富洋二、田口浩正、毛利賢一、加山由実、若山幸子、上野美津恵、サード長嶋、ラッシャー木村

  • 長瀬記念ホール OZU
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