12白毛女白毛女

  • 111分
  • 35mm・白黒

舞台劇や歌劇にもなっていた民間伝承の初の映画化。喜児(シーアル)(田華)は、父を自殺に追い込まれたうえ、婚約者との仲も裂かれて地主の屋敷に無理やり連れ込まれる。逃げ出して山に隠れた彼女は地主一家への復讐を誓う。やがて村には、山に白髪の仙女がいるという噂が流れ始める…。1930年代の農村を舞台に、虐げられた民衆の怒りを描いて大ヒットした映画で、喜児を演じた田華は一躍人気女優となった。民謡調の歌が随所でヒロインの心情をうたいあげる。戦後日本で初めて公開された(1955年)中国映画でもある。

1950(中国/東北電影製片廠)(監・脚)王濱(ワンピン)水華(シュイホア)(原)賀敬之(ホーチンチー)丁毅(ティンイー)(脚)楊潤身(ヤンルンシェン)(撮)呉蔚雲(ウーウェイユン)(美)盧淦(ルーカン)(音)瞿維(チュイウェイ)張魯(チャンルー)馬可(マーコー)(出)趙路(チャオルー)張守維(チャンショウウェイ)田華(ティエンホア)胡朋(フーポン)李百萬(リーパイワン)陳強(チェンチアン)李壬林(リーレンリン)李波(リーポー)菅林(クアンリン)

  • 長瀬記念ホール OZU
  • 長瀬記念ホール OZU