11元始、女性は太陽であった 平塚らいてうの生涯

  • 140分
  • 16mm・カラー

1911年、女性だけによる文芸誌『青鞜』の創刊により日本の女性解放運動の先駆けとなった平塚らいてう(1886-1971)。「その名をきくと、すべての女性の心に灯りがともる」という羽田が、らいてうの思想形成の原点になった禅の体験から説き起し、らいてうの一人称の語りとスチル写真によって、彼女を突き動かした時代の姿を再構築した。企画は1998年に「平塚らいてうの記録映画をつくる会」から高野悦子を通じて羽田に持ち込まれた。平和運動に帰結したらいてうの生き方は、軍国主義の時代に青春を送った羽田の反戦への思いと重なる。

2001(企画)平塚らいてうの記録映画をつくる会(製作)自由工房(監)羽田澄子(製)青木生子(撮)宗田喜久松(美)星埜恵子(デザイン)朝倉摂(録)滝澤修(音)湯浅譲二(ピアノ)高橋アキ(解)喜多道枝、高橋美紀子

  • 小ホール
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