19現代やくざ 人斬り与太

  • 88分
  • 35mm・カラー

菅原文太「現代やくざ」シリーズ第5作目。チンピラの沖田(菅原)は自分の縄張りを作ろうと街の二大やくざ組織の間に割って入る。「いちばん悪いやつが主人公で何が悪いんだ」と居直った深作の演出に、菅原はバイオレントな演技で応えている。深作があさま山荘事件の中継を見ながら脚本を練ったという点も興味深い。

1972(東映東京)(監・脚)深作欣二(脚)石松愛弘(撮)仲沢半次郎(美)中村修一郎(音)津島利章(出)菅原文太、安藤昇、渚まゆみ、小池朝雄、内田朝雄、諸角啓二郎、三谷昇、藤里まゆみ、土山登士幸、室田日出男、待田京介

  • 長瀬記念ホール OZU
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