6妻として女として

- 106分
- 35mm・カラー
男(森)との長年の愛人関係を清算しようとする銀座のバーの雇われマダム(高峰)と、妻(淡島)との確執を描いた女性映画。戦後混乱期の事情から奇妙な三角関係を続けてきた優柔不断な男を挟んでの女の意地の張り合いを軸として、思春期の子供たちをも巻き込んだ家庭崩壊のドラマがきめ細やかに演出され、人生の機微が織り込まれている。
1961(東宝)(監)成瀨巳喜男(脚)井手俊郎、松山善三(撮)安本淳(美)中古智(音)斎藤一郎(出)髙峰秀子、淡島千景、森雅之、星由里子、仲代達矢
- 小ホール
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