13濡れ牡丹 五悪人暴行編*

  • 84分
  • 35mm・パートカラー

梅沢薫=大和屋竺(名義は日野洸)の監督脚本コンビ第3作で、裏切りと陰謀が悪夢のように連鎖する殺し屋映画の知られざる傑作。大和屋は主人公クロも演じている。登場する殺し屋たちは皆強烈な印象を残すが、女の匂いに執着する通称「坊や」を演じた港雄一と、アウトローの凄みと悲哀を体現した日野役の山本昌平がとりわけ光っている。

※今回新たに本作品の35mmプリントを作製しましたが、原版の経年劣化に由来する音声ノイズが含まれています。また同様の経年劣化により、カラー部分のうち、計4箇所ある暗緑色の場面は公開当時の色が失われています。予めご承知おきください。

1970(国映)(出)山本昌平(日野)港雄一(坊や)(監)梅沢薫(脚)日野洸(撮)久我剛(音)木村新弥(出)大和屋竺、真湖道代、加奈沢史郎、モウ・コバヤシ、相原香織、伊東真奈美、城浩、鏡勘平、津崎公平

  • 長瀬記念ホール OZU
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