4NFAJ所蔵弁士説明版選集

- 計69分
往年の活動写真弁士たちによる説明の録音付プリントを上映するプログラム。短篇2本を説明している井口静波は、トーキー以降は漫談家に転身。上映作品でも駄洒落を交えて説明をしている。『愛の燈台守』を説明する村山絢二はのちに録音技師として活躍。『愛の燈台守』は親を亡くし燈台守に育てられた少女の物語。主演のベイビー・ペギーは当時、名子役として大人気を博した。弁士説明版では、オリジナルに比べて、親戚の家に引き取られた少女が燈台守のもとに戻ってきた後のシーンの一部がない。3作品とも録音は戦前と思われる。
※10/5(火)更新(赤字部分変更)
頓珍漢馬騒動Camping Out
- 11分
- 35mm・白黒・弁士説明版・不完全
*現存するのは作品の途中までです。
1918(ユニバーサル)(監・脚・出)エディ・ライオンズ、リー・モーラン(出)ドロシー・デヴォーア(弁士)井口静波

ハリキリ天國Peaceful Alley
- 15分
- 35mm・白黒・弁士説明版・部分
1921(ワーナー)(監)ギルバート・W・プラット(出)モンティ・バンクス、ロイス・ボイド、ウイリアム・ブライズデル(弁士)井口静波

愛の燈台守Captain January
- 43分
- 35mm・白黒・弁士説明版
1924(プリンシパル・ピクチャーズ)(監)エドワード・F・クライン(原)ローラ・E・リチャーズ(脚)イヴ・アンセル、ジョン・グレー(撮)グレン・マクウィリアムズ(出)ベイビー・ペギー、ホバート・ボズワース(音)三木四郎(弁士)村山絢二

- 長瀬記念ホール OZU
- 長瀬記念ホール OZU