37日本の夜と霧

• 107分
• 35mm・カラー

1960年の安保闘争がきっかけで結ばれた記者と学生の結婚披露宴が舞台。闘争を敗北と総括し、その犠牲をめぐって共産党を批判する新世代と、党の責任を認めない旧世代の学生運動家OBたちの激しい応酬が回想も交えて描かれる。松竹は封切から4日で上映を打ち切り、大島渚は抗議し松竹を退社。「松竹ヌーヴェルヴァーグ」の1本だが、大島本人はこの呼称を嫌っていた。

1960（松竹大船）（監・脚）大島渚（脚）石堂淑朗（撮）川又昻（美）宇野耕司（音）真鍋理一郎（出）桑野みゆき、津川雅彦、渡辺文雄、芥川比呂志、佐藤慶、戸浦六宏、吉沢京夫、小山明子、味岡享、速水一郎、左近允洋