17鐘

- 63分
- 35mm・白黒
多芸多才でテレビ界の寵児だった青島幸男が製作・脚本・監督・主演を担った初監督作。4人の男と1人の女が海辺に行き、水中で見つけた鐘を男たちが動機もなく引き揚げようとするという物語で、青島はカミュの『シーシュポスの神話』をモチーフにしたという。台詞を極力控えた演出、三保敬太郎による鮮烈なスキャット曲が印象的で、カンヌ国際映画祭批評家週間の招待作として『カイエ・デュ・シネマ』誌でも好意的な評を得たが、国内では商業公開されなかった。青島家に眠っていたオリジナルネガからこの度プリントを作製した。(原版寄贈:青島美幸)
1966(青島幸男プロ)(監・原・脚・音・出)青島幸男(撮)佐藤正、中川光男、鎌田友美(水中撮影)舘石昭、柳井哲(美)中村金男(音・出)三保敬太郎(出)石津啓介、松波勝彦、立花マリ、近藤洋介、なべおさみ
*5月11日(水) 3:00 PMの回と5月21日(土) 6:50 PMの回の上映前に青島美幸氏(原版寄贈者)による挨拶があります。
- 長瀬記念ホール OZU
*上映前挨拶あり
- 長瀬記念ホール OZU
*上映前解説あり