14明日(あす)日本(にっぽん)晴れ

  • 65分
  • 35mm・白黒

『蜂の巣の子供たち』(1948)に続く清水宏の戦後第2作。松本常保が設立した独立プロ・えくらん社の第1回作品でもある。バス1台のみを使ってロケーション撮影という、戦前の『有りがたうさん』(1936)を想起させる設定だが、戦争や過去の出来事によって傷ついた人々がふとした仕草や台詞によって実存を輝かせるさまは比類なく、戦後の清水の新たな展開を示す重要作と言えるだろう。

*5月5日(木) 1:00 PMの回と5月21日(土) 4:00 PMの回のチケットは完売しました。最新情報はチケットぴあのページをご覧ください。(5/20更新)

1948(えくらん社)(監)清水宏(脚)関澤新一(撮)杉山公平(音)伊藤宣二(出)水島道太郎、三谷幸子、國友和歌子、日守新一、御庄正一、荒木忍、明美京子

*5月5日(木) 1:00 PM、5月21日(土) 4:00 PMの回は上映前に当館研究員による解説(約10分)があります。

  • 長瀬記念ホール OZU
    *完売*上映前解説あり
  • 長瀬記念ホール OZU
    *完売*上映前解説あり