長谷川和彦とディレクターズ・カンパニー
Kazuhiko Hasegawa and Director’s Company

開催概要
- 会期
- 2022年10月25日(火)-10月30日(日)
- 会場
- 小ホール(地下1階)
- 定員
- 151名(各回入替制・全席指定席)
- 主催
- 国立映画アーカイブ、東京国際映画祭

- 会期、上映スケジュールおよびチケットの発売日、定員の変更等の場合はHPでお知らせします。
- マスク着用のない方の入館をお断りします。
- 来館者全員に検温を行います。37.5℃以上の方は入館をお断りいたします。
[NFAJプログラムNo.41 | 上映会番号 457]
概要
1982年6月、長谷川和彦が8人の新進監督たち(相米慎二、根岸吉太郎、高橋伴明、井筒和幸、池田敏春、大森一樹、石井聰亙、黒沢清)に呼びかけ、企画・製作会社ディレクターズ・カンパニーが設立されました。1960年代以降、撮影所システムが崩壊してゆくなか、多くの独立プロダクションが製作を開始しましたが、日活撮影所・ピンク映画・自主映画出身の監督たちによる異色の製作集団の設立は、映画業界や映画ファンの間で大きな話題を巻き起こしました。ディレクターズ・カンパニーは、時には既存の大手映画会社やテレビ局と連携し、時には全く独自の製作体制を貫いて、野心的な作品を数多く生みだしました。しかし、その大半は十分に興行成績を上げることができず、経営難に陥った後、1992年に活動を終了しました。
本特集では、ディレクターズ・カンパニーの設立を導いた長谷川和彦監督の2作品(2プログラム)と、同社の設立後に製作された7 作品(7プログラム)を上映します。本特集を通じて、この個性的な製作会社が残した作品群の再発見につながることを願っています。
なお、東京国際映画祭のNippon Cinema Now部門の特集〈追悼 青山真治〉に合わせて、本年3月に急逝した青山真治監督の2作品(2プログラム)の特別上映を行います。
プログラム
■(監)=監督・演出 (製)=製作 (企)=企画 (プ)=プロデューサー (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (出)=出演
■スタッフ、キャスト欄の人名は原則として公開当時の表記を記載しています。
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
■特集には不完全なプリントや状態の悪いプリントが含まれていることがあります。
青春の殺人者115分・1976・長谷川和彦 太陽を盗んだ男147分・1979・長谷川和彦 人魚伝説109分・1984・池田敏春 逆噴射家族107分・1984・石井聰亙 犬死にせしもの103分・1986・井筒和幸 永遠の½101分・1987・根岸吉太郎 死霊の罠100分・1988・池田敏春 危ない話 ―夢幻物語―105分・1989・井筒和幸、黒沢清、高橋伴明 真夏の地球106分・1991・村上修
■特別上映 映画監督 青山真治■
ディレクターズ・カンパニーの活動には、現在の日本映画を支える多くの監督やスタッフが参加しました。第5回東京国際映画祭(1992)のNippon Cinema Now部門に出品された『地獄の警備員』(1992、黒沢清)において、演出助手をつとめた青山真治もその一人です。本年3月21日に惜しまれながら逝去した青山真治監督(1964-2022)を、90年代に公開された2作品の英語字幕付きプリントを上映することで追悼します。
上映日時(チケット購入)
■「チケット購入」ボタンを押すと公式チケットサイトへ進みます。
■証明書にて割引・無料のチケットをご予約いただけるのは、ご来館者おひとりにつき、各回1枚のみです。ご来館者おひとりで複数枚の割引・無料チケットをご予約することはできません。
■各回の開映後の入場はできません。予告篇はなく、本篇から上映します。
10/25(火) | |
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10/26(水) | |
10/27(木) | |
10/28(金) | |
10/29(土) | |
10/30(日) |
チケット購入方法
チケット
- 10月18日(火)10:00amより、当館HPより公式チケットサイトにて各回の開映15分前までオンライン販売します。チケットぴあでの販売はありません。
- 上映当日、当館1階窓口にて各回開映1時間前から5分前まで、チケットを若干数販売します。座席選択はできません。窓口に並ばず購入でき、座席選択可能なオンライン購入をお勧めします。オンライン完売となった場合も、当日の窓口販売はございますが、枚数は限定数のみとなります。
チケット料金
通常回
一般:520円/高校・大学生・65歳以上:310円/小・中学生:100円/障害者(付添者は原則1名まで)・キャンパスメンバーズ・未就学児・優待:無料
トーク付上映の回
一般:1,000円/高校・大学生・65歳以上:800円/小・中学生:600円/障害者(付添者は原則1名まで)・キャンパスメンバーズ・未就学児・優待:500円
- 料金区分の違うチケットでは入場できません。差額のお支払で観覧することはできません。
- 学生、65歳以上、障害者、キャンパスメンバーズの方は証明できるものをご提示ください。ご提示のない方は入場できません。
- 未就学児、優待の方は「障害者または付添者等券」をお求めください。
電子チケット購入方法
電子チケットなら
- 手数料無料
- 紙のチケットの発券不要
- 座席選択可
上映日時ページより電子チケットをオンライン販売します。詳しい購入手順の説明はこちら(PDF)をご参照ください。上映日時ページから購入される場合は、3ページ目からご覧ください。
発売日
10月18日(火)10:00amより、全期間分のチケット(全席指定席)をオンライン販売
販売期限
各回の開映15分前まで
購入方法
入場方法
- 入場時に、QRコードを表示したスマホ画面、またはQRコードを印刷したものをご提示ください。
(QRコードのご提示がない場合はご入場できませんので、PCにより電子チケットをご購入された方は、必ずQRコードのPDFを印刷してご持参ください。) - 学生、65歳以上、障害者、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ、優待の方は証明できるものをご提示ください。ご提示のない方はご入場できません。
- 各回の開映後の入場はできません。予告篇はなく、本篇から上映します。
- 開場は開映30分前です。
【ご注意ください!】
電子チケットには特集名や作品名が表示されません(上映日時のみ表示されます)。お間違いのないようご購入・ご提示ください。
下記の上映回は、オンライン完売しました。(10/27更新)
- 10月29日(土)3:00 PM『太陽を盗んだ男』
- 10月30日(日) 12:30 PM『チンピラ』
【当日の窓口販売あり】
オンライン完売となった上映回につきましても、上映当日、当館1階窓口にて開映1時間前から5分前までチケット若干数を販売します。
上映後トーク
上映後トークのご案内(10/28更新)
10月25日(火)
青春の殺人者 *約60分を予定
トークゲスト:長谷川和彦(監督)
司会:関口裕子
真夏の地球
トークゲスト:榎祐平(脚本)
司会:関口裕子
10月26日(水)
逆噴射家族
トークゲスト:石井岳龍(監督)、長谷川和彦
司会:金原由佳
10月27日(木)
SHADY GROVE
トークゲスト:七字幸久(助監督)、杉山嘉一(助監督)、佐藤公美(プロデューサー、脚本)
司会:市山尚三
犬死にせしもの
トークゲスト:井筒和幸(監督)
司会:関口裕子
10月28日(金)
チンピラ
トークゲスト:甲斐真樹(プロデューサー)、片岡礼子(出演者)
司会:金原由佳
永遠の½
トークゲスト:根岸吉太郎(監督)、長谷川和彦
司会:金原由佳
10月29日(土)
太陽を盗んだ男
トークゲスト:長谷川和彦(監督)
司会:三留まゆみ
10月30日(日)
チンピラ *通訳付き
トークゲスト:クレモン・ロジェ(映画批評家、キュレーター)
司会:市山尚三
*トークゲストが変更となりました。ご了承いただきますようお願い申し上げます。
【変更前】クリスチャン・ジュンヌ(カンヌ国際映画祭代表補佐)
【変更後】クレモン・ロジェ(映画批評家、キュレーター)
SHADY GROVE
トークゲスト:佐藤公美(プロデューサー、脚本)
司会:金原由佳
- 必ずチケットをご購入の上、ご来場ください。トークイベントからの参加はできません。
- トークは約30分を予定しております。
(10月25日(火)『青春の殺人者』のみ約60分を予定) - ゲストは予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。

新型コロナウイルス感染拡大防止策
マスク着用のない方の入館をお断りします。
当館の新型コロナウイルス感染症拡大防止策
- 来館者全員への検温を実施。
- 館内各所に手指用消毒液を設置。
- 清掃・消毒を強化。
- ホール内の換気を強化。
- スタッフはマスク・手袋等を着用して対応。
- 受付などの対面場所に飛沫ガードを設置。
ご来館の皆様へのお願い
- 発熱や風邪などの症状がある方は、来館をお控えください。
- 咳エチケットにご協力ください。
- 館内で体調を崩された場合は、スタッフにお知らせください。
- こまめな手洗いや手指の消毒にご協力ください。
- 入退場やご観覧の際は、互いに適切な距離を保つようお願いいたします。
- ロビー等での飲食は、蓋の閉まる飲み物以外は禁止にさせていただきます。
- 感染発生時の入館者追跡のため、ご自身で入館日時の記録をお願いいたします。
上映以外に関する当館の対策およびお願いにつきましては、こちらをご覧ください。