没後10年 映画監督 大島渚
Nagisa Oshima Retrospective

開催概要
- 会期
- 2023年4月11日(火)-5月28日(日)
会期中の休映日:月曜日 - 会場
- 小ホール(地下1階)
- 定員
- 151名(各回入替制・全席指定席)
- 主催
- 国立映画アーカイブ
- 協力
- 株式会社大島渚プロダクション
上映素材に関するお知らせ
『小さな冒険旅行』
*元素材が完全褪色していたことにより、全篇にわたり青緑系の単色となっております。また、音声ノイズもございます。予めご了承ください。
『アジアの曙 全13話』
*テレビ放映用に製作されたため、各話の途中にコマーシャル放送のための黒画面が挿入されています。
*各話の上映プリントおよびDCP上映素材は、原版に起因する編集跡やキズ、汚れ、また音声ノイズもございます。
*各話の冒頭クレジット・シーンはじめ、原版の状態により画面が不鮮明となっている箇所も含まれます。
[NFAJプログラムNo.44 | 上映会番号 460]
概要
絶えず映画の自由を追い求め、作品ごとに主題やスタイルを刷新しながら、時に社会の暗部をえぐる反逆者として、また時に映画の常識を破る冒険者として屹立する巨人、映画監督大島渚(1932-2013)を失ってから早くも10年の歳月が経ちました。
若き日に松竹撮影所で生み出された鮮烈な『青春残酷物語』(1960)や『日本の夜と霧』(1960)、自ら興したプロダクション「創造社」を基盤に次々と送り出された『絞死刑』(1968)、『少年』(1969)、『儀式』(1971)といった問題作、そして世界をセンセーションに巻き込んだ国際的合作『愛のコリーダ』(1976)や『戦場のメリークリスマス』(1983)――大島の作品群は日本の映画界ばかりか、日本社会そのものに大きな刺激を与え続けました。
本特集は、大島の没後10年という節目の年に、長篇デビュー以前に大島が手がけた新人スター紹介用の短篇『明日の太陽』、脚本を担当した『月見草』や『どんと行こうぜ』(いずれも1959)、新規収蔵したテレビ映画『アジアの曙』全13話(1964-65)を含む計45作品(34プログラム)を上映する大規模な回顧特集です。大島が自ら体系的に遺した膨大な作品資料や個人資料をもとに構成される展覧会と連動して、その挑戦的な知性と行動の多面体に迫ります。
プログラム
■(監)=監督・演出 (原)=原作・原案 (脚)=脚本・脚色 (撮)=撮影 (美)=美術 (音)=音楽 (出)=出演 (声)=声の出演 (解)=解説・ナレーション
■外国語映画には、すべて日本語字幕が付いています。
■スタッフ、キャスト欄の人名は原則として公開当時の表記を記載しています。
■記載した上映分数は、当日のものと多少異なることがあります。
■特集には不完全なプリントや状態の悪いプリントが含まれていることがあります。
月見草/明日の太陽計76分 どんと行こうぜ89分・1959・野村芳太郎 愛と希望の街62分・1959・大島渚 青春残酷物語96分・1960・大島渚 太陽の墓場88分・1960・大島渚 日本の夜と霧107分・1960・大島渚 飼育105分・1961・大島渚 天草四郎時貞101分・1962・大島渚 KYOTO, MY MOTHER’S PLACE 他計135分 ユンボギの日記/アジアの曙 第一話計78分 アジアの曙 第二話/第三話計108分 アジアの曙 第四話/第五話計110分 アジアの曙 第六話/第七話計106分 アジアの曙 第八話/第九話計110分 アジアの曙 第十話/第十一話計110分 アジアの曙 第十二話/第十三話計104分 悦楽91分・1965・大島渚 白昼の通り魔99分・1966・大島渚 忍者武芸帳117分・1967・大島渚 日本春歌考103分・1967・大島渚 無理心中 日本の夏99分・1967・大島渚 絞死刑118分・1968・大島渚 帰って来たヨッパライ80分・1968・大島渚 新宿泥棒日記 他計139分 少年97分・1969・大島渚 東京战争戦後秘話94分・1970・大島渚 儀式122分・1971・大島渚 夏の妹95分・1972・大島渚 愛のコリーダ[デジタル修復版]108分・1976・大島渚 愛の亡霊107分・1978・大島渚 戦場のメリークリスマス[デジタル修復版]123分・1983・大島渚 マックス、モン・アムールMax, Mon Amour98分・1986・大島渚 御法度100分・1999・大島渚 わが映画人生 黒澤明監督115分・2002
上映日時(チケット購入)
■証明書にて割引・無料のチケットをご予約いただけるのは、ご来館者おひとりにつき、各回1枚のみです。ご来館者おひとりで複数枚の割引・無料チケットをご予約することはできません。
■各回の開映後の入場はできません。予告篇はなく、本篇から上映します。
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5/4(木・祝) | |
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チケット購入方法
チケット料金
一般:520円/高校・大学生・65歳以上:310円/小・中学生:100円/障害者(付添者は原則1名まで)・国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ・未就学児・優待:無料
- 料金区分の違うチケットでは入場できません。差額のお支払で観覧することはできません。
- 学生、65歳以上、障害者、キャンパスメンバーズの方は証明できるものをご提示ください。ご提示のない方は入場できません。
- 未就学児、優待の方は「障害者または付添者等券」をお求めください。
- 『愛のコリーダ』は成人映画です。小・中学生券はございません。また成人映画上映の際は、女性専用席を設けます。料金区分は通常の上映回と同じです。
オンライン販売
- 4月4日(火)以降、毎週火曜日10:00amより、翌週(火~日)上映回の電子チケットを当館HPより公式チケットサイトにて各回の開映15分前までオンライン販売します。
窓口販売
- 上映当日、当館1階窓口にて各回開映1時間前から5分前まで、チケットを若干数販売します。座席選択はできません。窓口に並ばず購入でき、座席選択可能なオンライン購入をお勧めします。オンライン完売となった場合も、当日の窓口販売はございますが、枚数は限定数となります。
電子チケット購入方法
電子チケットなら
- 手数料無料
- 紙のチケットの発券不要
- 座席選択可
上映日時ページより電子チケットをオンライン販売します。詳しい購入手順の説明はこちら(PDF)をご参照ください。上映日時ページから購入される場合は、3ページ目からご覧ください。
販売期限
各回の開映15分前まで
購入方法
- 本ホームページの上映日時ページからご覧になりたい作品の上映日時を選択。
- 座席と券種を選択。
- メールアドレスやクレジットカードまたはd払いの情報等必要事項を入力。
- 申込が完了しますと、3. で入力したメールアドレスにQRコード付きのチケットが届きます。
・etix.comからのメールを受信できるよう予め設定をお願いします。
・申込済みチケットの照会はこちらの「申込済みチケット照会」を選択ください。
- チケット購入方法についての「よくあるご質問」はこちらをご覧ください。
入場方法
- 入場時に、QRコードを表示したスマホ画面、またはQRコードを印刷したものをご提示ください。
(QRコードのご提示がない場合はご入場できませんので、PCにより電子チケットをご購入された方は、必ずQRコードのPDFを印刷してご持参ください。) - 学生、65歳以上、障害者、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ、優待の方は証明できるものをご提示ください。ご提示のない方はご入場できません。
- 各回の開映後の入場はできません。予告篇はなく、本篇から上映します。
- 開場は開映30分前です。
【ご注意ください!】
電子チケットには特集名や作品名が表示されません(上映日時のみ表示されます)。お間違いのないようご購入・ご提示ください。
下記の上映回は、オンライン完売しました。(5/20更新)
- 4月11日(火) 6:30 PM『わが映画人生 黒澤明監督』
- 4月11日(火) 3:00 PM『少年』
- 4月15日(土) 3:30 PM『御法度』
- 4月16日(日) 1:00 PM『月見草/明日の太陽』
- 4月16日(日) 4:00 PM『わが映画人生 黒澤明監督』
- 4月23日(日) 1:00 PM『太陽の墓場』
- 4月23日(日) 4:00 PM『日本の夜と霧』
- 4月29日(土) 1:00 PM『白昼の通り魔』
- 4月30日(日) 1:00 PM『飼育』
- 4月30日(日) 4:00 PM『日本春歌考』
- 5月4日(木) 1:00 PM『無理心中 日本の夏』
- 5月4日(木) 4:00 PM『絞死刑』
- 5月5日(金) 1:00 PM『帰って来たヨッパライ』
- 5月5日(金) 4:00 PM『新宿泥棒日記』 他
- 5月6日(土) 3:30 PM『新宿泥棒日記』 他
- 5月7日(日) 1:00 PM『儀式』
- 5月9日(火) 3:00 PM『絞死刑』
- 5月10日(水) 6:30 PM『新宿泥棒日記』 他
- 5月13日(土) 12:30 PM『愛のコリーダ』[デジタル修復版]
- 5月13日(土) 3:30 PM『愛の亡霊』
- 5月13日(土) 6:30 PM『ユンボギの日記』『アジアの曙 第一話』
- 5月19日(金) 3:00 PM『愛のコリーダ』[デジタル修復版]
- 5月19日(金) 7:00 PM『絞死刑』
- 5月20日(土) 12:30 PM『KYOTO, MY MOTHER’S PLACE』 他
- 5月20日(土) 4:00 PM『マックス、モン・アムール』
- 5月20日(土) 6:50 PM『戦場のメリークリスマス』[デジタル修復版]
- 5月24日(水) 3:00 PM『戦場のメリークリスマス』[デジタル修復版]
オンライン完売となった上映回につきましても、上映当日、当館1階窓口にて開映1時間前から5分前まで、チケットを限定枚数を販売します。
上映後トーク
上映後トークのご案内
4月11日(火)
15:00『少年』【オンライン完売】
トークゲスト: 小山明子(俳優)
聞き手:樋口尚文(映画評論家)
18:30『わが映画人生 黒澤明監督』【オンライン完売】
トークゲスト: 大島新(映画監督)
聞き手:樋口尚文(映画評論家)
4月15日(土)
15:30『御法度』【オンライン完売】
トークゲスト: 成田裕介(映画監督)
聞き手:樋口尚文(映画評論家)
- トークイベントからの参加はできません。
- ゲストは予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
- オンライン完売となった上映回につきましても、上映当日、当館1階窓口にて開映1時間前から5分前まで、チケットを限定枚数を販売します。


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