18トカレフ

- 103分
- 35mm・カラー
目の前で息子を誘拐された西海(大和)は、復讐心を燃えたぎらせ、犯人の行方を探し始める。デビュー作『どついたるねん』(1989)以来、勝負に賭ける男の情熱を取り上げた阪本順治が、悲劇へと突き進む男を抑制された演出で描いたハードボイルド・アクション。『鉄拳』(1990)に続き、阪本映画で主役を演じた大和武士の無骨な表情と、佐藤浩市の冷酷で狂気じみた演技が好対照をなし、異様な緊張感を漂わせる。
1994(サントリー=バンダイビジュアル=荒戸源次郎事務所)(監・脚)阪本順治(原)徳田寛(撮)石井勲(美)金勝浩一(音)梅林茂(出)大和武士、佐藤浩市、西山由海、國村隼、芹沢正和、鈴木晋介、水上竜士、尹明蘭、類家大地
- 長瀬記念ホール OZU
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