36花つみ日記

- 72分
- 35mm・白黒
大阪の女学校を舞台にした友情物語。宗右衛門町のお茶屋の娘・栄子(高峰)と転校生みつる(清水)はすぐに親友になるが、先生(葦原)をめぐってささいなことで絶交し、栄子は女学校をやめ舞妓になる。当時高峰は何度も女学生を演じているが、そのなかでも本作は出色。劇中何度も歌われる主題歌に加え、讃美歌から純邦楽まで流れる音楽映画としても楽しい。戦前の大阪ロケも貴重である。
1939(東宝京都)(監)石田民三(原)吉屋信子(脚)鈴木紀子(撮)山崎一雄(美)河東安英(音)鈴木靜一(出)高峰秀子、清水美佐子、林喜美子、御舟京子、三邦英子、葦原邦子、伊達里子、三條利喜江、香川澄子
- 長瀬記念ホール OZU
- 長瀬記念ホール OZU