3人魚伝説

- 109分
- 35mm・カラー
台風襲来による撮影中断などを乗り越え完成したディレクターズ・カンパニーの長篇第1作で、池田敏春にとって念願の初の一般映画。夫(江藤)を殺害された海女(白都)の凄絶な復讐を描く。利権のからむ原発設置計画など海辺の町がかかえる問題を描く一方、美しい海の風景と血しぶきまみれの復讐シーンの描写が鮮烈で、ファンタジーに突き抜ける力をもった作品となった。
1984(ディレクターズ・カンパニー=ATG)(監)池田敏春(製)佐々木史朗、宮坂進(企)多賀祥介(プ)根岸吉太郎、山本勉(原)宮谷一彦(脚)西岡琢也(撮)前田米造(水中撮影)中村征夫(美)小川富美夫(音)本多俊之(出)白都真理、江藤潤、清水健太郎、青木義朗、 宮下順子、神田隆、宮口精二
- 小ホール