24セシル・ドキュジス作品集

- 計73分
『勝手にしやがれ』(1960、ジャン=リュック・ゴダール)で映画編集に革命をもたらし、ヌーヴェル・ヴァーグの一翼を担う編集技師として活躍したセシル・ドキュジス(1934-2017)。理想と現実の狭間で揺れる男女の心の機微を軽妙なタッチで描いた『イタリアへの旅』、ドキュジス自身が9本の作品に編集技師として携わったエリック・ロメールの作品と似て非なる『失われた夜』、独立直後のチュニジアの難民問題を取り上げた『難民たち Les Réfugiés』(1957、ヘディ・ベン・カリファと共同監督)に新たな解釈を加えた『パンの配給』を通して、映画監督としてのドキュジスのキャリアに光を当てる。シネマテーク・フランセーズ所蔵DCPを上映。
イタリアへの旅Italie Aller Retour
- 34分
- DCP・カラー
1984(仏:マジック・フィルム)(監・脚・編集)セシル・ドキュジス(撮)オリヴィエ・ゲノー(美)クリスチャン・エメリー(音)ミシェル・オーゼピー(出)アンヌ・ド・ブローカ、パトリック・カール

失われた夜Une Soirée Perdue
- 25分
- DCP・白黒
1985(仏:マジック・フィルム/ GREC)(監・脚・編集)セシル・ドキュジス(撮)フランソワ・ド・ラ・パテリエール、ピエール・イスナードン(美)クリスチャン・アメリー(音)ミシェル・オーゼピー(出)マリー・ビュネル、ジェフリー・ローレンス・キャリー

パンの配給La Distribution de Pain
- 14分
- DCP・白黒
2011(仏)(監・脚・編集・解)セシル・ドキュジス

- 長瀬記念ホール OZU
- 長瀬記念ホール OZU